婦人科

アフターピルと中絶の違いを詳しく解説。避妊に失敗したときの対処法も紹介

アフターピル 中絶アイキャッチ

よく「アフターピルによる避妊と中絶は同じこと?」と不安に感じる声をネット上で見かけます。

しかし結論から申し上げますと、アフターピルは中絶ではありません。
この記事ではアフターピルと中絶の違いを、医師の立場から詳しくご説明していきます。

また中絶後のアフターピル服用についても言及しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事を監修した医師

白澤 一弘先生

エミシアクリニック 院長

白澤 一弘

SHIRASAWA KAZUHIRO

 

アフターピルと中絶は同じ?

アフターピルは中絶に含まれない繰り返しになりますが、アフターピルの服用=中絶という認識は誤りです。
日本産婦人科学会では、アフターピルを使用した緊急避妊法(EC)について以下の見解を述べています。

生殖医学の領域では、妊娠は受精の時点ではなく、着床の時点で成立すると規定されており、そのため EC は人工妊娠中絶薬とは見なされてはいない 14)。

(引用:日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)」)

そもそもアフターピルは、排卵を抑制・着床を阻害することで妊娠を防ぎます。
すでに着床していた場合(生殖医学上の妊娠成立)、避妊効果はないのです。

要するにアフターピルはあくまでも妊娠を阻害するものであり、妊娠を中止することではありません。

アフターピルと中絶手術の違い

アフターピルと中絶手術の詳しい特徴は以下となります。

アフターピル中絶
方法内服手術
目的妊娠を防ぐ妊娠を中断する
期間避妊失敗から72時間・120時間以内に服用する妊娠22週未満に手術を受ける
費用※6,000~2万円妊娠12週未満の中絶:7~15万円
妊娠22週未満(21週6日)の中絶:40~60万円
※諸費用含む

※引用:NPO法人ピルコン「PILCON」

アフターピルは妊娠を防ぐ目的で使用されるのに対し、中絶は妊娠を中断するためにおこなわれます。

人工妊娠中絶手術の方法
期間手術方法
初期中絶【12週未満】事前に子宮口を拡張、麻酔をした上で子宮内を掻爬(かきだす)または吸引する
中期中絶【妊娠12~22週未満(21週6日)】事前に子宮口を拡張、人工的に陣痛を引き起こし流産させる

※人工妊娠中絶手術は原則保険適用外となります

妊娠12~22週未満(21週6日)の中絶手術の場合、入院を伴う負担の大きい手術です。
また胎児の死産届の提出、埋葬許可証の発行が必要となります。

妊娠22週を過ぎると、どのような事情があっても中絶手術はできません。

人工中絶手術は身体だけでなく、心の負担も大きい手術です。

「アフターピル=中絶」と考えて服用を躊躇う方もいらっしゃいますが、妊娠を望んでいない場合はアフターピルの使用を検討してください。

中絶後、避妊に失敗した場合の対処法【自己判断でのアフターピルの利用はNG】

中絶後のアフターピルを服用するときは医師に相談中絶手術後に再び避妊に失敗してしまった場合は、速やかに医師に相談してください。

中絶後のアフターピル服用の可不可は医師の判断によって決まります。
自己判断によるアフターピル服用は避けましょう。

また中絶手術をすると2週間は性行為ができません。
術後は数日~10日ほど少量の出血が続いたり、生理痛のような痛みを伴います。
性感染症のリスクを避けるためにも、症状が治まるまで控えましょう。

妊娠を望んでいない場合は、低用量ピル(OC)の使用も視野に入れて避妊をおこなってください。

エミシアクリニックのアフターピル

アフターピルLPエミシアクリニックでおこなうアフターピルの取り組みは以下となります。

  • オンライン診療に対応※18歳以上の方が対象となります
  • LINEで24時間受付
  • 最短1時間で配送
  • クレジットカード・代引き決済可能

当院ではオンライン診療に対応していますので、人目を気にせず受診可能です。
受診後は医師が病院から最短1時間で発送いたします。

アフターピルの料金表はこちら

エミシアクリニックでは以下の薬剤を取り扱っています。

アフターピル72時間9,350円(税込)
アフターピル120時間15,950円(税込)

※自由診療のため保険適用外となります

配達をご希望の方は超特急便・通常配送からお選びいただけます。

超特急便:関東に限りバイク便可能(11,000円~)
通常配送:診察料825円+送料825円

お荷物はアフターピルとわからないように梱包した上でポスト投函いたしますので、ご不在時でも安心です。
クレジットカード・代引き決済にも対応しています。

お申し込み後のキャンセルも可能です。
※カード決済後やカード・代引き決済にて発送が完了した場合は、キャンセルできかねますのでご了承ください。

エミシアクリニックアフターピルの詳細はこちら

【特記事項】
・本施術は、未承認医薬品を使用した自由診療です。(マドンナ(Madonna))
・薬機法に基づき、医師による個人輸入にて導入・治療を行っております。 (ご参考:個人輸入に関する厚生労働省の案内
・同一の成分・性能を有する国内承認医薬品等で、「ノルレボ」が承認されています。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。

アフターピルと中絶に関するQ&A

アフターピルで避妊に失敗した場合、赤ちゃんに影響はありますか

仮にアフターピル服用後妊娠していたとしても、胎児に影響はないと言われています。

また将来的な不妊の原因になることもほとんどないでしょう。

ただし妊娠中の方は、アフターピルの服用ができませんのでご注意ください。

アフターピルと中絶薬は違う薬ですか?

アフターピルと中絶薬は別物、中絶薬の危険性アフターピル(緊急避妊薬)と中絶薬(経口妊娠中絶薬)は別物です。
中絶薬は妊娠の状態を保つホルモンを抑える効果があり、海外で早期中絶に使用されています。※日本では未承認です

しかし手術を必要とするほどの多量出血を起こす危険性があるため、国内では厚生労働省から注意喚起が出ています。
経口妊娠中絶薬の個人輸入は絶対にやめましょう。

【関連:厚生労働省「ミフェプレックス(MIFEPREX)(わが国で未承認の経口妊娠中絶薬)に関する注意喚起について」】

妊娠を望んでいない場合はアフターピル服用を検討してください

上記で述べた通り、アフターピルは中絶ではないと判断しています。
妊娠を望んでいない場合は、アフターピルの服用を検討してください。

人工妊娠中絶手術をすると、身体的・精神的にも負担が伴います。
また妊娠22週目を経過すれば、法律上手術できません。

悲しい結果を生まないためにも、まずは一度ご相談ください。

【アフターピルの個人輸入は危険です】

海外の通販サイトや輸入代行業者からアフターピルの個人輸入ができますが、危険が伴うため推奨できません。

中には偽薬や粗悪品が含まれている可能性があります。
また副作用が引き起こされた際に、場合によっては適切な処置がとれません。

安全性を考慮した上でも、アフターピルはクリニックで処方してもらいましょう。

【関連:厚生労働省「個人輸入において注意すべき医薬品等について」

 

この記事を監修した医師

白澤 一弘先生

エミシアクリニック 院長

白澤 一弘

SHIRASAWA KAZUHIRO

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