AGA治療を続けているなかで、「最近は勃起しにくい」「性欲が落ちた気がする」と感じる人も少なくありません。
一部のAGA治療薬には男性ホルモンの働きを抑える作用があり、ED(勃起不全)や性欲の低下といった副作用が現れることがあります。
しかし、性機能の低下を理由にAGA治療を中断する必要はありません。
AGA治療とED治療は基本的に並行して進めることが可能です。
この記事では、AGA治療薬とED治療薬の飲み合わせや注意点について解説します。
AGA治療をしながらEDの改善を目指したい人は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任
AGA治療薬とED治療薬の飲み合わせ|併用できる?
AGA治療薬の種類ごとのED治療薬の併用可否は、次のとおりです。

| AGA治療薬 | ED治療薬との飲み合わせ |
|---|---|
| フィナステリド・デュタステリド | 併用可能 |
| ミノキシジル(外用) | 併用可能 |
| ミノキシジル(内服) | 併用可能だが、注意が必要 |
ほとんどの場合、AGA治療薬とED治療薬は併用できます。
しかし、ミノキシジルの内服薬(飲むタイプ)と併用する場合は注意が必要です。
どちらにも血管を広げる作用があるため、同時に服用すると急激な血圧低下を引き起こす可能性があります。
ミノキシジルの内服薬を服用している場合は、自己判断でED治療薬を服用せず、必ず医師に相談しましょう。
AGA治療でEDや性欲低下は起こる?主な副作用とは
AGA治療薬では、稀にEDや性欲低下などの性機能に関わる副作用が起こります。
ここでは、AGA治療薬の副作用を治療薬ごとに分けて解説します。
ただし、EDの原因が必ずしもAGA治療薬の副作用とは限らず、加齢やストレス、生活習慣などが関係している場合もあります。
服用している薬の副作用を理解することで、性機能の低下が薬によるものか、他の原因があるのかを見極めやすくなります。
フィナステリド・デュタステリドの副作用
フィナステリドとデュタステリドは、薄毛の原因物質であるジヒドロテストステロンの生成を抑える薬です。
ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンの一種で、毛根に作用して髪の成長を妨げ、薄毛の進行に関わるとされています。
とくにデュタステリドは、フィナステリドよりもジヒドロテストステロンの生成を抑えるとされており、副作用の発生率は次のとおりです。
| フィナステリド | デュタステリド | |
|---|---|---|
| ED(勃起不全) | 0.7% | 4.3% |
| リビドー減退(性欲低下) | 1.1% | 3.9% |
フィナステリドとデュタステリドは、男性ホルモンの作用を抑える働きによって、EDや性欲減退、射精障害などの副作用がみられるケースがあります。
ミノキシジルの副作用
ミノキシジルの主な副作用は、使用方法によって異なります。
- 外用薬:塗布した部位にかゆみや発疹が出る
- 内服薬:動悸やむくみ、体毛の増加が起こる
とくに内服薬は血管を広げる働きがあるため、血圧の低下に注意が必要です。
一方で、ミノキシジルにはフィナステリドやデュタステリドのように男性ホルモンの働きを抑える作用はありません。
そのため、EDや性欲減退の直接的な原因になる可能性は低いと考えられます。
ミノキシジルの使用中にEDが気になる場合は、心理的な要因や血管・神経の異常、生活習慣など、他の要因が関わっている可能性もあります。
AGA治療中にEDが気になる場合の対処法
AGA治療中にEDが気になる場合の対処法としては、主に3つの方法があります。

とくに、生活習慣の改善は、AGA治療中でも自分のペースで取り組めます。
それでも改善を感じられない場合は、EDの原因を特定し、状況に合った治療を受けることが大切です。
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ED治療薬を服用する
ED治療薬は、陰茎の血流を促し勃起をサポートする薬です。代表的な薬には、バイアグラやシアリス、レビトラなどがあります。
ED治療薬は、薬の副作用で生じる薬剤性EDや、心理的な要因が関係する心因性EDの治療にも使用されます。
ED治療薬を使用する際は、医師の処方が必要です。インターネットの個人輸入で入手できる場合もありますが、偽造品や健康被害のリスクがあります。
安全に治療を進めるためにも、医療機関を通じて処方を受けましょう。
エミシアクリニックなら、オンライン診療でED治療薬の処方ができます。
ED治療薬の種類や使い方について詳しくはこちら!
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生活習慣を改善する
生活習慣を見直すことは、勃起に必要な血流を促し、血管や神経の働きを整える基本となります。
具体的には、次のような習慣を意識しましょう。
- 適度な運動を続ける(ウォーキングや軽い筋トレなど)
- 十分な睡眠時間を確保する
- 過度な飲酒を控える
- 禁煙する
生活習慣の乱れは、EDを引き起こす要因の一つです。
生活習慣を整えることは、生活習慣病の予防に加えて、EDの改善や予防にもつながります。
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ストレスや心理的要因を見直す
緊張や不安、過去の失敗体験があると、心因性EDを発症する場合があります。
たとえば、AGA治療中に性欲の低下を感じている人が、性行為でうまくいかず「また失敗するのではないか」と不安になり、心因性EDが重なるケースも少なくありません。
このような場合は、ストレスの原因やトラウマと向き合うことも大切です。
ひとりで抱え込むほど不安は大きくなりやすいため、必要に応じて、パートナーや医師に相談しましょう。
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AGA治療とED治療を併用するときの注意点
AGA治療を続けながらED治療を行う場合は、次の2つに注意が必要です。
ED治療薬は、持病や服用中の薬によっては使用できないことがあります。安全に治療を進めるためには、医師に相談しながら進めることが大切です。
医師に相談する
AGA治療とED治療を併用するときは、薬の飲み合わせや持病の有無によって注意が必要な場合があります。
安全に治療を行うためには、診察時に次の情報を医師に伝えましょう。
- 現在使用中のAGA治療薬
- 持病の有無
- 日常的に服用している薬
これらの情報をもとに、医師は薬の飲み合わせや体への影響を確認し、治療薬を処方したり、治療計画を立てたりします。
自己判断で複数の薬を組み合わせると、副作用や体調不良を引き起こす恐れがあります。
処方された薬は、決められた用法・用量を守って使用しましょう。
個人輸入薬は使わない
ED治療薬やAGA治療薬を、インターネットの個人輸入で入手するのは避けましょう。
個人輸入の薬には、偽造品や成分が不明なものが含まれるリスクがあり、健康被害につながるおそれがあります。
安全に治療を進めるためには、医療機関を通じて処方を受けることが大切です。
すでに個人輸入で入手してしまった場合も、一度医師に相談しておくと安心です。
AGA治療中にEDが気になる場合の相談先
AGA治療中にEDが気になる場合は、まず通院中のクリニックで相談してみましょう。
メンズクリニックなどの一部の医療機関では、AGAとEDを同時に診察・治療できるケースもあります。
通院中のクリニックでEDの診療ができない場合は、お近くの泌尿器科やED専門クリニックに相談してみましょう。
気になる症状を早めに相談することで、悪化を防ぎ、対処の選択肢が広がります。
エミシアクリニックのEDオンライン診療
通院中のクリニックでEDの診療ができない場合や、近くに泌尿器科・ED専門クリニックがない場合は、オンライン診療もおすすめです。
オンライン診療なら、自宅にいながら医師の診察やED治療薬の処方を受けられます。
エミシアクリニックのEDオンライン診療では、AGA治療を続けながら、併発したEDの相談・治療を行います。
AGA治療に加えて通院の負担を増やしたくない人や、忙しくて通院の時間が取りにくい人でも、通院の手間を抑えながら治療を継続できます。
予約は公式LINEから24時間受け付けています。近くに相談できる場所がない人は、お気軽にご相談ください。
AGA治療薬とED治療薬の併用についてよくある質問
AGA治療薬とED治療薬の併用に関して、多く寄せられる質問は次のとおりです。
これらの疑問を解消し、自分の健康状態や治療の進め方について、正しく判断できる知識を身につけましょう。
フィナステリドの副作用によるEDは治りますか?
フィナステリドの副作用でEDが起きた場合、多くは薬の中止や量の調整によって改善します。
ただし、自己判断で薬を中断すると、AGA治療の効果が失われ、薄毛が再び進行する恐れがあります。
フィナステリドの副作用を感じる場合は、まず処方した医師に相談してください。
医師に相談することで、薬の用量や種類の調整、ED治療薬の併用など、AGA治療を続けながら対処する方法を検討できます。
ED治療薬に副作用はありますか?
ED治療薬には、頭痛や顔のほてり、動悸などの副作用が出る場合があります。
多くの場合、症状は軽度で一時的ですが、症状が続く場合には医師に相談しましょう。
また、ED治療薬は一部の薬との併用が禁止されています。持病や服用中の薬がある人は、必ず医師に伝えましょう。
ED治療薬の副作用や注意点について詳しくはこちら
バイアグラの副作用とは?飲んではいけない人や死亡率も解説
40代でEDになる原因は何ですか?
40代のEDは、ひとつの原因で起こるとは限りません。加齢や生活習慣病、ストレスなど、複数の要因が重なって発症します。
AGA治療中の場合は、薬の副作用が関係している場合もありますが、他の要因が関係していることも少なくありません。
原因がわからない場合は、ED専門クリニックに相談しましょう。原因を特定し、ご自身の状態に合った対処法を見つけることが大切です。
AGA・ED治療は医師と相談しながら継続しよう
一部の薬を除き、AGA治療を続けながらED治療を受けられます。
ただし、ミノキシジルの内服薬とED治療薬を併用する際は注意が必要です。
どちらも血管を広げる作用があるため、急激な血圧低下を招く恐れがあります。
また、フィナステリドやデュタステリドを使用している場合は、副作用としてEDや性欲の低下が起こることがあります。
EDや性欲の低下を感じても、自己判断でAGA治療を中断しないように気をつけましょう。
EDの原因は、加齢やストレス、生活習慣など、複数の要因が重なって起こります。
ご自身に合った治療は、状況や体の状態によって異なるため、医師に相談しながら進めることが大切です。
AGA治療中でEDの相談する場所にお困りの人は、エミシアクリニックのオンライン診療をご利用ください。
オンラインで医師の診察を行い、ED治療薬の処方と自宅までの配送に対応しています。
ED治療を検討している人は、下記の公式LINEからお気軽にご相談ください。



