「痛風の発作が起きて痛みに苦しんでいる」
「コルヒチンという薬について聞いたけれど、市販で購入できるのか知りたい」
痛風の症状は辛く、治療薬であるコルヒチンが市販薬として購入できればと考えている方も多いのではないしょうか。
コルヒチンは、主に以下のような効果のある薬です。
- 痛風発作の症状を抑える
- 家族性地中海熱の症状を抑える
コルヒチンは医師の処方が必要な医薬品のため、市販薬として薬局やドラッグストアなどでの購入はできません。
ただし、コルヒチンを購入するために医療機関まで出向く必要はなく、オンライン診療でも購入可能です。
本記事では、コルヒチンの購入方法や副作用などについて詳しく解説します。
痛風治療薬としてコルヒチンの購入を考えている方は、ぜひ本記事をチェックしてみてください。

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任
コルヒチンの市販薬はある?代替品も紹介
コルヒチンは痛風の症状を抑えてくれる便利な薬なので、市販薬を探している方も多いでしょう。
ただコルヒチンは医師による処方が必要な薬のため、市販薬はありません。
以下ではコルヒチンの市販薬情報について解説します。
痛風の症状を抑えるための薬を探している方は、参考にしてください。
薬局・ドラッグストアでの市販状況
前述の通り、コルヒチンは薬局やコンビニ、マツモトキヨシなどのドラッグストアでは市販されていません。
一般用医薬品(市販薬)と異なる処方薬の特徴としては、以下のことが挙げられます。
- それぞれの症状や体質に合わせて処方される
- 効果が高いものも多いが、副作用に注意が必要な場合がある
- 薬価が国によって定められている
コルヒチンを服用するためには、安全性の観点からも、必ず医療機関で診断を受ける必要があります。
薬局やドラッグストアでは、代用薬となるサプリメントなどの販売はしていますが、コルヒチン自体は購入できません。
Amazonなど通販での市販状況
Amazonなどの通販でもコルヒチンを購入することはできません。
実際に「コルヒチン」で検索してみると、尿酸値のコントロールをサポートするサプリメントなどが表示されます。
日本ではコルヒチンは医師の処方が必要なため、通販では基本的に購入できません。
個人輸入や輸入したものを販売しているところはありますが、安全性や信憑性に問題がある場合があるので利用は控えたほうが良いでしょう。
コルヒチンを通販で購入したい場合は、オンライン診療のあるクリニックを利用すれば、安全に信頼できるものが購入できます。
時間がない場合や早く薬が欲しい場合などは、便利なオンライン診療を利用しましょう。
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コルヒチンの代替となる市販薬・サプリメント
コルヒチンには、以下のような代替となる市販薬・サプリメントがあります。
- NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)が含まれている市販薬
- 尿酸値を低下させるサプリメントや漢方薬
- 抗酸化作用が期待できるビタミンCやビタミンEが主成分の薬
ただし、市販薬や漢方薬・サプリメントは、処方薬に比べると効果の面で劣る場合が多いです。
辛い痛風の症状を一刻も早く緩和させたい場合には、市販薬やサプリメントではなく医療機関で処方される薬を服用しましょう。
手軽にコルヒチンを入手するならオンライン診療
手軽にコルヒチンを入手するなら、オンライン診療を利用しましょう。
オンライン診療は、病院に出向いてコルヒチンを処方してもらう時間がないという場合や歩くのが辛く病院まで行けない場合などにおすすめです。
エミシアクリニックでは、コルヒチンのオンライン処方を行っており、以下の手順で入手できます。
- LINEでエミシアクリニックを友だち登録する
- 診察予約と事前問診を行う
- 医師によるLINEでの無料診察
- 支払い確認後に発送
- コルヒチンを自宅で受け取る
医師による診察は事前予約でき、10分程度で終了するため、病院に出向くより短時間でコルヒチンの処方が受けられます。
また、診察後に支払いが完了すればすぐに発送されるため、急いでいる場合でも安心です。
東京・神奈川・埼玉・千葉はバイク便での発送にも対応しており、最短2時間でコルヒチンを受け取れます。
痛風発作に効果的なコルヒチンの正しい使い方と禁忌
痛風発作を抑えるためにコルヒチンを服用する際は、以下の2点を確認しておきましょう。

コルヒチンは高い効果が期待できる痛風治療の処方薬ですが、正しく飲まなかったり禁忌を破ると副作用などが強く出る可能性があります。
以下でコルヒチンの正しい使い方や禁忌について解説するので、服用を検討している方は参考にしてください。
コルヒチンの飲み方
コルヒチンは、以下を参考にして正しく飲みましょう。
服用のタイミング | 服用量 | 飲み方 |
---|---|---|
発作時 | 成人は1回1錠(主成分として0.5mg) | 3〜4時間ごとに、1日6〜8回服用 |
発作予防の場合 | 成人は1日1〜2錠(主成分として0.5〜1mg) | 1日1回服用 |
発作予感時 | 成人は1回1錠(主成分として0.5mg) | 発作を予感したら速やかに服用 |
コルヒチンは発作が出ているときだけではなく、予防目的や予兆を感じた際にも服用するのがおすすめです。
ただし、下痢などの胃腸障害の発現が増加する可能性があるため、1日量は1.8mgまでにしておきましょう。
コルヒチンの禁忌
コルヒチンにはいくつかの禁忌があり、以下に該当する人は服用できない可能性があります。
- 過敏症の既往歴のある人
- 肝臓または腎臓に障害があり、治療薬を服用中の人
(肝代謝酵素CYP3A4を強く阻害する薬剤又はP糖蛋白を阻害する薬剤) - 妊婦または妊娠している可能性のある女性
※参照:コルヒチン錠0.5mg「タカタ」
コルヒチンに含まれる成分で過去に過敏症の既往歴がある場合は、服用を控えましょう。
また、肝臓や腎臓に障害のある人も、服用している薬によってはコルヒチンを服用しないほうが良い場合があります。
さらに妊婦または妊娠している可能性がある人も、服用に際しては医師に相談するようにしましょう。
起こる可能性のある副作用
コルヒチンの服用で起こる可能性のある副作用は、以下の通りです。
- 下痢
- 吐き気
- 嘔吐
- 腹痛
- 発疹
- 全身のかゆみ
- 発熱
- 脱毛
- 血尿
- 乏尿 など
上記の副作用でよく見られるのが腹痛と下痢・次いで嘔吐で、多くは服用後24時間以内に出現します。
コルヒチンの服用後、副作用が辛い場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
オンライン診療のあるクリニックなら、医療機関に出向かなくても自宅で医師の診察が受けられます。
エミシアクリニックでもLINEによるオンライン診療を行っているため、副作用が気になる場合はぜひご利用ください。
コルヒチンに関するよくある質問
コルヒチンに関するよくある質問は、以下の通りです。
コルヒチンを初めて利用する場合は特に、疑問点があると不安を感じるでしょう。
以下で解説する質問に対する答えを参考に、疑問を解消してください。
コルヒチン以外にも尿酸値を下げる薬や代用薬はある?
コルヒチンは尿酸値を下げる薬ではなく痛風発作を抑える薬で、尿酸値を下げる薬は以下のものがよく知られています。
- アロプリノール
- フェブキソスタット
- ベンズブロマロン
- プロベネシド
これらの尿酸値を下げる薬は医師の処方が必要で、市販で購入することはできません。
また、これらの薬は発作が起こっている最中には発作が悪化する可能性があるため、発作が落ち着いてから服用します。
効果が出るまでどのくらいかかる?
コルヒチンは、多くの場合、服用後1日〜2日程度で効果が現れます。
そのため、痛風発作が起こる予兆の時や起こってからすぐなど、なるべく早く服用するのことが大切です。
また痛風の症状は、コルヒチンを含めた治療薬の服用後、一週間程度で落ち着くことが多いです。
カロナールとの飲み合わせは問題ない?
コルヒチンとカロナールの飲み合わせは、問題ありません。
コルヒチンは痛風発作治療薬、カロナールは解熱鎮痛剤で作用機序も異なるため、一緒に服用しても大丈夫です。
コルヒチンと飲み合わせの悪い主な薬には、以下のものがあります。
- CYP3A4阻害薬
- P糖タンパク阻害薬
コルヒチンには他にも服用に際して注意点があるため、必ず医師の処方を受けるようにしましょう。
市販されていないコルヒチンはオンライン診療で処方してもらおう
コルヒチンは医療機関での処方が必要であり、薬局やドラッグストアで市販薬として販売していません。
痛風の辛い発作を抑えるためにコルヒチンは有効なので、すぐ入手したい場合はオンライン診療を利用しましょう。
エミシアクリニックなら、コルヒチンだけではなく尿酸値治療薬などの薬も一緒に処方可能なので、より効果的な治療が期待できます。
また、申し込みから24時間以内にはポストインで薬を受け取ることも可能です。
症状が辛く、急いでいる場合は、最短数時間で自宅に届くバイク便の利用もできます。
痛風治療でコルヒチンの服用を検討している方は、まずエミシアクリニックのオンライン診療を受けてみましょう。