突然「勃起の硬さが足りない」「途中で萎えてしまう」と感じるようになり、「もしかしてEDかもしれない」と不安に思っていませんか?
ED(勃起不全)は中高年だけの問題ではなく、20〜30代の若い世代でも発症する可能性がある身近な症状です。
基本的には年齢が上がるにつれて有病率が上がる症状ですが、近年は20代の有病率が30~40代を上回る統計結果も出ています。
※出典:一般社団法人日本性機能学会
ストレスや疲労・睡眠不足・生活習慣の乱れなど、日常の小さな要因が複合して発症するケースも珍しくありません。
また、一時的な不調でも、放置すると自信の低下や心理的ストレス、動脈硬化などの生活習慣病につながるリスクもあります。
しかし、EDは原因に応じた治療や生活改善で十分に回復が見込める症状です。
この記事では、EDの主な原因や初期症状の見分け方、改善のための対処法を詳しく解説します。
また、「病院に行くのは恥ずかしい」という方のために、人に知られず受診できるオンライン診療についても紹介します。
勃起の不調に悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にして、早めの対処で自信と健康を取り戻しましょう。

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任
EDとは?代表的な症状
ED(勃起不全)は、性交に十分な勃起を獲得・維持できない状態です。
EDは発症タイミングにより以下2種類に分類されます。
- 原発性ED:これまで一度も勃起したことがないケース
- 後発性ED:以前は正常であったが何かしらのきっかけで勃起しなくなった
原発性EDは稀なケースで、後発性EDの患者数の割合が圧倒的に多く、年齢が上がるごとに増える傾向にあります。
※参考:MSDマニュアル プロフェッショナル版「勃起障害03. 泌尿器疾患」
また、EDは完全に勃起しない状態だけでなく、以下の症状も含まれます。
- 短時間は勃起するが性交に必要なだけの維持力がない
- 有効な勃起に一貫性がない
- 勃起するまでに時間がかかる
- 日によって勃起しない場合がある
上記のように、現在性交ができている人でも、EDを発症しているケースが少なくありません。
EDは年齢にかかわらず発症しますが、血管・神経・ホルモン・薬剤・心理など、加齢とともにリスクが高まる疾患です。
ED自体は命に直結しませんが、動脈硬化や糖尿病などの基礎疾患が隠れていることもあるため、症状が続く場合は医師への相談が推奨されています。
EDになる前兆は?見られる初期症状
EDの初期症状は「まったく勃起できない」状態だけではありません。
初期段階では、以下のようなささいな変化として現れ、放置すると悪循環(不安→さらにうまくいかない状況)に入りやすくなります。

挿入後に勃起状態が続かないケースや、勃起時の固さが足りないケースは、初期症状として多いパターンです。
上記のパターンは血流不足やストレス・睡眠障害など、複合的な要因で起こり、頻度が増えるほど自信低下にもつながります。
また、正常な男性は睡眠中に自律的な勃起「夜間勃起現象(NPT)」が起こり、治る前に起床して「朝立ち」が起こりますが、EDを発症すると確認できなくなります。
そのため、長期的に朝立ちが確認できない状態が続くと、EDが発症している可能性が高まるでしょう。
アルコールの摂取は不安軽減につながる一方で、勃起に必要な神経や血管反応を鈍らせるため、飲酒時に勃起力が弱まるのはEDの典型的なパターンです。
飲酒の頻度が高いと、EDの進行に気付きづらい場合もあります。
上記の症状が数ヵ月以上続く場合や、急激に悪化した場合は、医師に相談してみましょう。
EDの種類と主な原因・メカニズム

EDには以下3つの種類があります。
EDの原因とメカニズムを理解することで、効果的な対策につながります。
自身の症状や状況と比べて確認し、医師への相談や生活習慣の改善に役立てましょう。
EDになる原因についてはこちらから
ED(勃起不全)の4つの原因を徹底解説!具体的な治療法も紹介
器質性ED
器質性EDは、陰茎海綿体に十分な血液が届かない・保持できない場合に起こるEDです。
発症の原因は動脈硬化がもっとも一般的で、高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病が血管内皮機能を損ないリスクを高めます。
加齢に伴う血管・神経の変性、術後・外傷性の神経損傷、泌尿器系疾患なども原因になり得ます。
器質性EDは生活習慣病や血管・神経系疾患の改善で治るケースが多いため、医師に相談する効果が高い種類と言えるでしょう。
心因性ED
心因性EDは、以下のような心理的不安やストレスが原因で、性的興奮が勃起の神経や血管反応に伝わらないタイプのEDです。
- 緊張
- 不安
- うつ
- 自信喪失
心因性EDは精神的な疾患であり、血管や血圧など、身体機能的な問題ではありません。
状況によって勃起できる場合とできない場合があり、成功体験の欠如や失敗経験の反芻が悪循環を生み、症状を固定化させるケースもあります。
心因性EDの場合は、朝立ちや自慰行為など、性行為以外の場面では正常に勃起する場合が多く、ほかのEDとは根本的な原因が大きく異なります。
精神的な疾患のため、きっかけがあればすぐに改善するケースも少なくありません。
医師への相談やED治療薬の活用により、少しずつ成功体験を積み重ねて改善を目指しましょう。
薬剤性ED
薬剤性EDは、服用中の薬の副作用によって起こるタイプのEDです。
原因の代表例として、以下の薬が挙げられます。
- 抗うつ薬
- 抗不安薬
- 睡眠薬
- 前立腺治療薬
- 抗アンドロゲン
- 抗てんかん薬
- HIVプロテアーゼ阻害薬
上記の薬の服用を始めてからEDを発症した場合は、薬剤性EDの可能性を疑いましょう。
ただし、自己判断での服用中止は避け、疑わしい場合は処方医と代替・減量などを相談してください。
なお、薬剤性と器質性・心因性が重なる混合性EDも少なくありません。
薬剤性EDは処方薬の変更で改善する場合もあるため、医師や薬剤師と相談・調整をするとよいでしょう。
EDを放置するとどうなる?具体的なリスク
EDを放置した際の具体的なリスクは、以下のとおりです。
- 症状が進行する可能性がある
- 心理的な不安が高まる
- 人間関係の悪化につながる場合もある
上記のとおり、基本的に自然な回復は難しく、放置すると症状が進行する可能性が高まります。
また、「また失敗するのではないか」などの不安や自己否定感が高まり、心因性EDを併発するケースも少なくありません。
結果的にコミュニケーション不足や人間関係の悪化にも発展し、悪循環に陥る方もいるでしょう。
EDは早期であれば治療効果が出やすいため、症状が深刻化する前に医師への相談がおすすめです。
EDの症状が出た時の対処法
EDの症状には以下4つの対処法が効果的です。
基本的には病院の受診・医師への相談が最優先ですが、同時に対策をすることで症状の緩和や改善に期待できます。
医師に相談しつつ、無理のない範囲で取り入れられる対処法を取り入れてみましょう。
ED治療薬を服用する
ED治療薬は、性的刺激に対する勃起を助ける働きがあります。
バイアグラ・レビトラ・シアリスなどの薬が代表的で、それぞれ持続時間や作用の特徴が異なります。
| 薬剤名 | 発現時間 | 効果持続時間 | 効果 |
|---|---|---|---|
| バイアグラ | 30~60分 | 3~5時間 | 強い |
| レビトラ | 30~60分 | 5~6時間 | 強い |
| シアリス | 1~2時間 | 24~36時間 | 比較的緩やか |
なお、これらの薬はあくまで「勃起の補助」を目的とするものであり、根本的な治療薬ではありません。
ED治療薬を服用する場合は、まず医師に相談し、自身の症状や体質に合わせて処方を受けましょう。
ED治療薬の仕組みや種類について詳しくはこちら!
ED治療薬とは?効果や安全に使用するためのポイント、購入する際の注意点についても解説
ED治療薬を比較!悩み別におすすめの選び方を解説
食生活を改善する
健康的な食生活は、血流改善やホルモンバランスを安定させる効果があり、ED改善にもつながります。
勃起機能の維持や改善に効果に期待できる栄養素は以下のとおりです。
- 亜鉛:男性ホルモンの生成をサポート
- DHA・EPA:血管機能を改善
- シトルリン:血管拡張作用
- ビタミンE:血管の健康を維持
上記の栄養素をバランスよく取り入れることで、EDが改善する場合もあるでしょう。
また、飲酒や高脂肪食を控えるなど、日常的な食生活の改善も効果的です。
禁煙する
喫煙は血管収縮や動脈硬化を招くため、勃起に必要な血流が妨げられます。
とくに陰茎は細い血管で構成されており、喫煙による影響がダイレクトに現れやすい部位です。
本格的にEDの改善を目指すなら、まずは禁煙を検討しましょう。
十分な睡眠をとる
十分な睡眠(一般的に7~8時間と言われている)をとるのも、ED改善につながる対処法です。
睡眠中には、性ホルモンのひとつであるテストステロンが多く分泌されます。
一方、睡眠時間が短い(5時間以下)とテストステロンの低下につながり、ED発症のリスクが高まります。
テストステロンは勃起機能に深く関係しているため、質の高い睡眠をとることはED予防・改善に有効です。
生活リズムを整え、毎日規則正しい睡眠を心掛けましょう。
EDで病院を受診するタイミング
ED(勃起不全)は、一時的な不調で済む場合もありますが、次のような状態が続く場合は、早めに病院を受診しましょう。
- 症状が3ヶ月以上続く
- 基礎疾患がある
- 急激な悪化
これらの目安に該当する場合は、ED症状が自然に改善する可能性は低く、適切な治療介入が必要な段階に達しているといえます。
とくに生活習慣病などの基礎疾患がある方や急激な症状悪化が見られる場合は、動脈硬化や神経障害により症状が出ている可能性もあるため、早期受診が極めて重要です。
EDで病院を受診するのが手間な方は、エミシアクリニックのようなオンライン診断ができるクリニックがおすすめです。

エミシアクリニックならLINEでも相談できるため、気軽な相談としても活用できます。
ED治療の具体的な流れについてはこちらから
ED(勃起不全)のオンライン診療!治療の流れや処方薬を医師が紹介
EDの症状に関するよくある質問
下記では、EDの症状に悩む人がよく抱く質問にお答えします。
EDに関する疑問を解消し、発症の予防や症状の改善につなげてください。
EDになりやすい人の特徴は?
EDは誰にでも起こりうる症状ですが、以下の生活習慣や疾患を持つ方は発症リスクが高まります。
- 生活習慣が乱れている
- 糖尿病・高血圧・心血管疾患などの持病がある
喫煙や過度の飲酒・運動不足など、生活習慣が乱れている方は、血管や神経機能を損ないやすい状況です。
血管や神経は勃起に深く関係しているため、異常をきたすとEDを発症しやすくなります。
また、血管の柔軟性や血流を低下させる疾患を患っている方は、EDを引き起こすリスクが高い傾向です。
健康診断で生活習慣病の指摘を受けている方や、生活リズムが乱れている方は、EDの発症リスクに注意しましょう。
EDかどうか確かめる方法はある?
自身がEDかどうか確かめる場合は、まず以下のセルフチェックを実施してみましょう。
- 朝立ちが得られているか
- 勃起時に十分な硬さに達するか
- 成功時に硬さを維持できるか
- 性的刺激への反応が鈍くなったと感じるか
上記の複数項目に当てはまる方は、EDの可能性が高いと考えられます。
ただし、セルフチェックは簡易的な確認方法なため、少しでも不安を抱える方は、早めに医師に相談しましょう。
自身がEDか確かめるならこちらから
ED診断の方法と対処法ガイド!セルフチェックの基準を医師が解説
EDが治るきっかけとは?
EDは、生活習慣や心理的要因の改善によって自然と回復するケースも少なくありません。
たとえば、バランスのよい食事や禁酒・禁煙により、血流とホルモンバランスが正常化すれば、症状が治まる場合もあるでしょう。
また、心因性EDの場合は、環境の変化によるストレスの軽減やパートナーの関係回復など、些細な精神面の変化が好影響を与える場合もあります。
EDが治るきっかけについては以下のページでも詳しく解説しているので、同時に確認してみてください。
EDが治るきっかけについてはこちらから
EDが治るきっかけとは?EDの主な原因とセルフケア方法3選を紹介
EDが筋トレで治るか気になった方はこちら
EDは筋トレで本当に治る?改善が期待できるメニューと注意点についても解説
EDの初期症状が出たら迷わずエミシアクリニックのオンライン診療へ
ED(勃起不全)は、「勃起の硬さが足りない」「途中で萎えてしまう」といった軽い症状から始まる場合が多く、早い段階で適切に対応すれば十分に改善が見込める症状です。
一方、放置すると血管機能の低下やストレスの悪循環を招き、自然回復が難しくなります。
EDの原因は、生活習慣・ストレス・血管や神経の異常など多岐にわたりますが、治療薬や生活改善で回復できるケースが大半です。
エミシアクリニックでは、人に知られずオンラインでEDの相談・治療を受けられる体制を整えています。
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