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心因性EDによるトラウマがある時の改善策は?対処法や勃たない原因を解説

心因性EDによるトラウマがあるときの改善策は?対処法や勃たない原因を解説

過去のトラウマから、EDになる可能性があります

EDの原因のひとつである、心因性EDはトラウマが理由で発症することも考えられるでしょう。

今回の記事は心因性EDの特徴や改善策、ED治療について解説します。

過去のトラウマから満足な性行為ができない方はEDの可能性もあるので、ぜひ参考にしてください。

勃起しない!過去のトラウマからEDになる可能性はある?

過去のトラウマからEDになる可能性はある?

過去のトラウマからEDになる可能性はあり、実際にトラウマなどの心理的なストレスがEDを引き起こす原因となり得ます。

特別な身体疾患や精神疾患もない普通の健康な男子 にみられる心理的ストレスが引き起こす機能性EDに分 類し、前者を「症状性ED(symptomatic erectile dys- function)」、後者を「心因性ED(psychogenic erec- tile dysfunction)」と呼んでいる

引用:石津 宏「心因性ED」

初体験での失敗やパートナーの言葉に傷つき、性行為の時に強い不安感を感じるかもしれません。

不安からくる緊張で勃起できず行為が失敗に終わるという悪循環に陥る可能性があるでしょう。

心因性EDとは?

心因性EDとは、精神的なストレスやプレッシャーからEDが発症することです。

EDは、その原因によって心因性と器質性に大別される。心因性EDには、精神疾患に由来したものも含まれ、その精神疾患の性質や重症度によっては、原疾患の治療、向精神薬の検討といったことが ED 治療の原則になる。

引用:日本泌尿器科学会「ED 診療ガイドライン p57」

心理的なトラウマやストレスから性的興奮が起こりにくくなり、勃起の維持が難しくなると考えられます。

またバイエル薬品株式会社の調査によると、成人男性の約5人に1人がEDだと自覚しているようです。※

EDで悩む男性の多くが「性生活に自信がなくなった」と回答しており、性行為への不安から繰り返しEDが発症するケースも考えられます。

心因性EDの特徴は以下。

  • 突然の発症
  • 特別な状況で発生する
  • 夜間(早朝)勃起は正常
  • パートナーとの関係に問題がある
  • 性の発育段階に問題がある

(旧版)ED診療ガイドライン 2012年版

心因性EDは突然発症したり、特別な状況だけEDになる可能性もあります。

例として妻に対してだけ発症するなど、パートナーとの関係性に原因があるのも心因性EDの特徴です。

妻との義務的な性行為に、興奮を感じないなどのケースも考えられるでしょう。

妻だけEDに関しては以下の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はこちらをご覧ください。

心因性EDでセックスができない理由・原因は?

心因性EDでセックスできない理由は2つ

ここでは心因性EDの理由や原因について、詳しく解説していきます。

心因性EDでセックスができない理由は以下。

  • ストレス
  • 自律神経の乱れ

 

心因性のEDにはストレスや自律神経の乱れが関係していると言われています。

日常生活の小さなこともストレスになるため、自分で気付かないこともあるのが特徴です。

ストレス

心因性EDの原因のひとつが、ストレスです。

実際以下のように、うつ症状とEDは共存しやすいことが知られています。

うつ症状と心血管疾患と ED の 3 者が共存しやすいことが指摘されており、ED 患者を外来に迎えた場合、うつと心血管疾患の合併を念頭に置いた診療が推奨され ている113)。また、心的外傷後ストレス障害(PTSD)によって ED 発生率が高まる ことが知られている。

引用:日本泌尿器科学会「ED 診療ガイドライン p19」

経済的にうまくいっていない・責任のある仕事を任されているなど、ストレスを感じやすい環境下ではEDの発症率が高まるでしょう。

また心因性EDを引き起こすストレスには、以下の2種類に分けられます。

  • 現実心因によるストレス
  • 深層心因によるストレス

それぞれの心因について詳しく解説していくので、自身に当てはまる要因はあるか確認してみましょう。

現実心因によるストレス

現実心因とは、日常で起こりうる心理的なストレスを意味します。

例として、夫婦との関係・上司からの圧力・経済的不安などが挙げられるでしょう。

このような日常生活での不安や心配が要因して、性的興奮を感じにくくなる可能性が考えられます。

株式会社ビズヒッツの調査によると、仕事にストレスを感じる人は「頻繁にある」「たまにある」を合わせて95.8%でした。

回答確率
頻繁にある42.2%
たまにある53.6%
あまりない3.6%
全くない0.6%

株式会社ビズヒッツ「仕事のストレスに関する意識調査」

この結果から多くの人が仕事に対して、ストレスを感じていると言えます。

仕事のストレスを解消するためにリフレッシュや気分転換をすることが大切になるでしょう。

深層心因によるストレス

深層心因とは、心の奥底にあるコンプレックスや怒り、苦しみからくるストレスのこと。

心因性EDに関する以下の論文では、無意識または意識下でEDに繋がる要因があると記されています。

(2)患者自身はEDの心理的原因 や誘因に気付いてはいないが、何かありそうな場合。

(2)の場合は「深層心因」と呼び、これは心の深底の深 層部分に抑圧された屈折したさまざまな心理的要因が あげられるが、大半は心の無意識ないし意識下の世界のものである。

引用:石津 宏「心因性ED」p11

深層心因からくるEDは、幼少期のトラウマ・家庭環境・性行為に対する罪悪感など、現実心因以上の複雑な悩みが関係しています。

本人自身もなぜストレスを感じるのか気付いていない場合もあるため、解決には十分な時間が必要になるでしょう。

自律神経の乱れ

自律神経が乱れ、体調不良からEDになる可能性があります。

勃起には自律神経である「副交感神経」が優位になる必要があり、自律神経のバランスがしっかり取れていることが必要です。

自律神経による勃起の仕組みについては以下。

2)自律神経系
副交感神経については、S2-4 に存在する勃起中枢から骨盤神経としてまず骨盤神経叢に入る。そこで線維を変えて海綿体神経となり陰茎海綿体に分布し、勃起を引き起こす作用を司る。

引用:徳光正行「神経性ED」

自律神経が乱れることで「交感神経」と「副交感神経」のバランスが取れなくなります。

副交感神経の一つである、陰茎海綿体神経の働きが弱くなり、EDに繋がる可能性があるでしょう。

厚生労働省で行われた「自律神経系の病気・症状について」の調査では、回答で以下の症状が挙げられました。

症状回答件数割合
不眠11516.6%
不安神経症243.6%
自律神経失調症487.0%

平成27年度 健康実態調査結果の報告「〜2.9.3 自律神経系の病気・症状について〜p47」

不眠や不安神経症、自律神経失調症といった、自律神経系の症状を自覚している男性が多いことがわかります。

自律神経を整えるためにも、できるだけ家ではリラックスを心がけ、生活リズムを整えることが大切です。

心因性EDの改善策・治療方法は?精神的EDを自分で治すことはできる?

心因性EDの改善策・治療法

心因性EDはある程度であれば、自力での改善も可能です。

具体的な心因性EDの改善方法は以下。

  • ストレスを解消する
  • 心理療法を受ける
  • ED治療薬の服用

心因性の原因の一つがストレスで、ストレスを解消することで改善に繋がることがあります。

セルフケアでの改善が難しい場合は、心理療法を活用するのも一つ

ED治療薬を服用するなど、本格的なED治療という選択もあるでしょう。

ストレスを解消する

ストレスを解消することで、心因性EDの改善に繋がることがあります。

毎日の生活を送る上でストレスをゼロにするのは難しいですが、ストレスと向き合い、軽減することは可能です。

具体的な方法は以下。

  • 適度な運動
  • 快適な睡眠
  • 親しい人との交流
  • 笑う
  • 仕事から離れた趣味

厚生労働省「15分でわかるセルフケア」

運動や睡眠の他に、親しい人との交流や笑うことも自律神経のバランスを整えます。※

また免疫力を正常化させることに繋がるでしょう。

好きなことをする時間や趣味を作ることで、新たな人間関係を作り生活の幅も広がります。

睡眠を快適にしたり友達と話したりなど、日常生活の中でできるストレス解消方法から初めてみてください。

※参考:大平哲也「笑いと身体心理的健康・疾病との 関連についての近年の研究動向」

心理療法を受ける

心理療法を受けるのも一つの改善方法です。

ED診療ガイドラインでは、パートナーの関係や性生活を改善するのに役立つと記載されています。

EDに対する精神療法は、脱感作療法、感覚焦点法、カップル療法、行動療法、性教育、コミュニケーションと性的な技術の訓練や、マスターベーション訓練などのさまざまな介入が含まれる。単独の介入や組み合わせた方法を含め、これらの方法のどれが最も有効であるかは明らかでない。しかし、これらの介入が患者や患者とパートナーの関係や性生活を改善するのに役立つことは臨床経験が示している。

引用:日本性機能学会「ED診療ガイドライン2012年」

心理療法はカップルでの診療や、セックスに関するセラピーを受けることも可能です。

一人では解決できない、誰かに相談したいという方にとって、有効な手段だと言えます。

石津 宏「心因性ED」

ED治療薬の服用

ED治療薬を服用して、性行為の経験を積むことで心因的なEDの解決に繋がります

ED治療薬の一つであるバイアグラでも、心理療法的な効果が期待できるでしょう。

バイアグラによる局所的な陰 茎海綿体内皮細胞の弛緩によってEDが改善されて、そのことが劣等感や悩みの解決につながる。結果として 自信を得て、心のブレーキが解除される。バイアグラ使用により二次的な心理療法的効果が得られたことになる。

引用:石津 宏「心因性ED」

過去のセックスでの失敗がトラウマになっている方は、ED治療薬が緊張感を緩和させるサポートになります。

より勃起力を強くしたい方や、性行為に自信を持ちたい方にとって、ED治療薬は効果が期待できるでしょう。

ED治療薬の処方を検討中の場合は、医療機関での受診が必要になります。

バイアグラの効果については、以下記事でも詳しく解説しています。
>>バイアグラの効果は?特徴や飲み方・副作用についても解説!

心因性EDで勃たない時はED治療薬で勃起力を上げよう

心因性EDで勃起しない時はED治療薬を服用しよう

緊張で勃たないような心因性EDには、ED治療薬が効果的
勃起力をアップさせ、性行為に自信を持てるようになるでしょう

ED治療薬として一般的に用いられるバイアグラの特徴は以下。

  • 世界初の勃起不全治療剤
  • 勃起力をサポート
  • 1時間前の服用で勃起を促す
  • オンラインでの診療が可能

世界で初めて開発されたED治療薬であるバイアグラは、ED治療薬としての歴史が長いため安全性のある治療薬と言えます。

クリニックによってはオンライン診療も行っているため、忙しい方でも受診しやすいでしょう。

バイアグラをはじめとしたED治療薬を使うことで、性行為のトラウマ改善を目指せるかもしれません。

 

心因性EDでトラウマがあるなら、ED治療薬や心理療法を活用しよう

心因性EDトラウマや心配を感じる方は、ED治療薬や心理療法を活用しましょう。

精神的なストレスを感じたり、緊張してしまう方にも症状の改善が期待できます。

ED症状はストレスや自律神経の乱れも関係しているため、改善のためにストレスを解消していくことも大切です。

EDにまつわる悩みは、医師に相談して自分にあった解決方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

※本記事は公開時点の情報であり、最新の情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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