生で入れただけで妊娠する確率は?我慢汁によるリスクや緊急避妊の方法を医師が解説

生で入れただけで妊娠する確率は?我慢汁によるリスクや緊急避妊の方法を医師が解説

生で入れただけで妊娠する確率は?我慢汁によるリスクや緊急避妊の方法を医師が解説

「生で入れただけでは妊娠しない」という考えは誤りで、外出しや素股、挿入だけなどの行為は避妊対策になりません

膣内で射精をしていなくても、カウパー液(我慢汁)に精子が混ざっていた場合、妊娠のリスクがあります。

妊娠しないと思っていた行為へのリスクを知ると、不安になるものです。

この記事では、生で入れただけの場合の妊娠確率や妊娠に至る原因について解説します。

行為の直後にできる対応や、生理が遅れてる場合の妊娠検査のタイミングについても詳しく説明するため、妊娠を望まない人は参考にしてください。

望まない妊娠の可能性があるときはアフターピル

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「もしかしたら、中にでていたかもしれない」と不安がある人は、アフターピル(緊急避妊薬)の服用が有効です。

性行為後、72時間以内に服用することで排卵を抑制し、避妊のリスクを下げることが期待できます。

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医師の診察を自宅にいながら受けられるため、プライバシーを守ったままアフターピルを入手できます。

いますぐ必要な人は、LINEからお気軽にご相談ください。



上野 一樹先生

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生

2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任

生(ゴム無し)で入れただけで妊娠する確率は?

生で挿入した場合、膣外射精を行っても妊娠する可能性は十分あります。

厚生労働省では外出しの妊娠確率は約22%とされており、決して低い数字ではありません。

一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターの調査では、避妊なしの性行為の割合は約19.7%で、5人に1人が膣外射精(外出し)を選択していると報告されています。

実際に選ばれている方法であっても、外出しは避妊対策とは言えないため、コンドームなどの正しい避妊が重要です。

※参照:厚生労働省

膣外射精による避妊について詳しくはこちら!
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外出しの妊娠率は年齢(20代・30代)によっても異なる

外出しによる妊娠率は、年齢によっても差があることがわかっています。

過去22年間にわたる国際的な大規模調査「人口統計調査(DHS)」のデータからわかった、避妊なしの性行為による妊娠率は以下の通りです。

  • 15~19歳:25.1%
  • 20~24歳:21.9%
  • 25~29歳:17.9%
  • 30~34歳:12.9%
  • 35~39歳:11.6%
  • 40歳以上:4.1%

※参照:アメリカ国立衛生研究所(NIH)

10代〜30代の妊娠率が高いのは、受精可能な卵子の数が多く排卵が安定しているためです。

特に10代では、避妊の知識の未熟さ避妊具の扱いに慣れていない点が妊娠率を上げる要因として指摘されています。

なお、避妊をしなければ年齢に関係なく誰にでも妊娠の可能性があります。

特に若い世代の避妊なしの性行為は妊娠の確率を押し上げるため、妊娠を望まない場合は必ず避妊対策を取りましょう。

生で入れただけで出していないのに妊娠する理由

射精していないなら妊娠しないと考える人もいますが、生で挿入しただけでも妊娠する可能性があります。

主な理由は次の2つです。

生で入れただけで出していないのに妊娠する理由

精子はごく少量でも受精に関与する可能性があるとされているため、「出していないから大丈夫」と判断するのは危険です。

妊娠を望まない場合は、外出しに頼らず、適切な避妊方法について正しい知識を持ちましょう。

尿道に残った精子が我慢汁に混入することがある

尿道内に残っていた精子が我慢汁に混入していた場合、妊娠に至る可能性があります。

※我慢汁(カウパー液)とは:男性が性的興奮を感じた際に分泌される液体

特に直前に射精や性行為があった場合は、残存精子が膣内へ運ばれる可能性が高まる点に注意が必要です。

精子は1個でも受精に関与することがあるため、射精していないと思っていても妊娠につながる状況は珍しくありません。

※参照:科学技術振興機構(J-Stage)

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「安全日」は存在せず精子は数日間生存する

妊娠しにくいとされる安全日は、性行為を行っても必ず妊娠しない日を意味するものではありません

1回の性交後における精子の生存期間を調べた研究では、男女ともに健康な場合、精子は女性の体内で約8日間生存し活動能力を保つ可能性があるとされています。

「今日は安全日だから」と当日の判断だけで妊娠リスクを完全に避けることは困難です。

特に排卵前の時期に膣内へ精子が入っていた場合、後から排卵された卵子と受精する可能性があります。

一般的に排卵日を含む前後3日程度は妊娠しやすい時期とされており、わずかな精子でも受精の確率が高まります。

生理周期のズレや体調の影響を考慮すると、安全と言い切れる日は存在しないと理解しておきましょう。

※参考:アメリカ国立衛生研究所(NIH)

排卵日前後の避妊率について詳しくはこちら!
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生で入れてしまった直後にできること

生で挿入してしまった直後は不安になりやすい状況ですが、落ち着いて状況を整理し、早めに行動しましょう。

まず確認したいのは、以下の2点です。

  • 性行為からの経過時間
  • 排卵日の目安

排卵期に近いほど、ごく少量の精子でも妊娠につながる可能性が高まります。

排卵日を予測する方法の一つ「オギノ式」では、生理周期が安定している場合、排卵日は生理開始から14〜16日後の前後5日間が目安です。

▼排卵予定日の計算例

  • 生理開始日+14日後(28日周期の場合)=排卵予定日
  • 生理開始日+16日後(30日周期の場合)=排卵予定日

※この計算方法は目安であり、正確な排卵日を特定できるものではありません。

生理周期から排卵日を大まかに振り返り、不安を感じる場合は自己判断で様子を見るのではなく、専門医に相談しましょう。

アフターピル(緊急避妊薬)の服用は性交後72時間(3日間)のタイムリミットがあり、早期の対応で避妊を期待できます。

迷った時点で産婦人科やオンライン診療に相談し、必要に応じて緊急避妊を検討することが大切です。

妊娠を防ぐための緊急避妊方法

生で入れてしまい妊娠が不安な場合、通常の避妊ができなかった後でも、妊娠の可能性を下げるための選択肢は以下の2つです。

妊娠を防ぐための緊急避妊方法

緊急避妊は性行為後できるだけ早く対応することで効果が期待できる対処方法です。

状況や体調、受診可能な医療機関によって選択肢が異なるため、詳しく解説します。

アフターピル(緊急避妊薬)を飲む

生で入れてしまい妊娠が心配な場合、アフターピルは早期に検討したい方法です。

性交後72時間以内に服用することで、排卵を抑制または遅らせ、妊娠の可能性を下げる効果が期待できます。

アフターピルは医師の処方が必要で、産婦人科やオンライン診療で入手できます。

クリニックによっては性交後120時間まで対応できる種類を扱っている場合もあるため、事前に薬の種類や対応可否を確認しておくと安心です。

当院では、来院が難しい人も利用しやすいオンライン診療でアフターピルを処方しています。

72時間用、120時間用の2種類の取り扱いがあるため、妊娠の不安がある人はLINEでご相談ください。



アフターピルの基本情報に関して詳しくはこちら!
アフターピル(緊急避妊薬)の効果や避妊の仕組みは?成功の確率やサイン、正しい飲み方まで詳しく解説

子宮内避妊具(IUS)を装着する

子宮内避妊具(IUS)は、月経困難症や過多月経の改善のため装着することのある避妊具ですが、緊急避妊としても用いられる方法です。

医師の管理下で性交後120時間以内に挿入することで、妊娠を防ぐ効果が期待できます。

挿入後は最長5年の避妊効果が持続するため、今後も妊娠を望まない場合は継続使用も可能です。

一方で、アフターピルに比べると費用が高く、対応医院が限られることや装着や麻酔処置に時間を要する点は注意が必要です。

自身の状況に合わせ、医師と相談して選択することをおすすめします。

※参照:日本産婦人科学会

妊娠していないか確認する方法|検査のタイミング

生で挿入したあとに不安を感じた場合は、正しい方法と適切な時期で妊娠の有無を確認しましょう。

妊娠の確認方法として一般的に用いられるのは次の2通りです。

確認方法検査のタイミング特徴
妊娠検査薬生理予定日から1週間後以降自宅で確認できる
産婦人科受診・生理の遅れに気づいたとき
・検査結果に不安がある場合
医師が検査・診察で正確に判断できる

どちらの方法も生理予定日の1週間後以降を目安に行うことで、妊娠の有無を確認しやすくなります。

生理が来ないことに気付いてすぐ妊娠検査薬を使用しても、正確な判定が得られないケースもあります。

なお、妊娠検査薬で陽性判定が出た場合は、できるだけ早めに産婦人科を受診しましょう。

また、陰性だった場合でも予定日から2週間以上経過しても生理が来ない状態が続く場合は、産婦人科で検査を受けることをおすすめします。

万が一妊娠が確認された場合でも、妊娠週数に応じて、今後の選択肢について医師から説明を受けられます。

不安な状態を長引かせないためにも、早めの専門家への相談が重要です。

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妊娠を望まないなら必ず避妊対策を行う

妊娠を望まない場合は、より確実性の高い避妊対策を取ることが重要です。

避妊方法には以下の複数の選択肢があり、それぞれ特徴が異なるため詳しく解説します。

1つの方法に頼るのではなく、状況に応じて併用して妊娠リスクを抑えましょう。

コンドーム

コンドームは、正しいタイミングで装着することで妊娠予防が期待できる男性が着用する避妊方法です。

勃起後に分泌される我慢汁(カウパー液)には精子が含まれる場合があるため、挿入直前ではなく勃起後すぐに装着する必要があります。

行為の途中から装着した場合は、十分な避妊とは言えません。

また、性感染症の予防にも有効なため、低用量ピルなど他の避妊方法との併用が推奨されます。

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低用量ピル

低用量ピルは、毎日決まった時間に服用することで、妊娠の可能性を下げる効果が期待できる女性が飲むホルモン剤です。

服用を継続することで排卵が起こりにくくなるほか、子宮内膜の状態が変化し、受精卵が着床しにくい状態を維持するとされています。

低用量ピルは避妊目的に加え、生理不順の改善生理日の調整を目的として処方される場合もあります。

服用を継続している間は妊娠することはありませんが、飲み忘れによる妊娠リスクには注意が必要です。

持病があり服用が難しい人や併用不可の薬もあるため、医師の診察を受けた上で正しく使用しましょう。

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子宮内避妊具(IUS)

子宮内避妊具(IUS)は子宮内に装着することで、最長5年間の避妊効果の持続が期待できる方法です。

精子の侵入や受精卵の着床を防ぐ働きがあり、医師による処置で装着します。

日常的な管理が不要のため、長期間安定した避妊を希望する人に適しており、低用量ピルの服用が難しい場合の選択肢としても検討されています。

生で入れただけの妊娠確率に関してよくある質問

ここでは、生で入れただけの行為の際の妊娠確率に関してよくある質問を解説します。

妊娠を望まない場合は、正しい情報のもとで避妊対策を行いましょう。

ゴム無しで外出ししたときの妊娠確率は?

外出し(膣外射精)の妊娠確率は約22%とされており、避妊方法としては不十分です。

独自アンケートでは、「素股が原因かもしれないと感じる妊娠の経験」について、約12%の人が「ある」と回答しています。

素股は挿入がない行為ですが、性器の接触だけでも妊娠する可能性はあることがわかります。

興奮している状態で射精のタイミングをコントロールすることは難しく、わずかな精液が膣内に入るケースも否定できません。

さらに、我慢汁に精子が含まれることがあり、意図せず精子が膣内へ入り込む可能性もあります。

妊娠を望まないのであれば、外出しは安全な避妊ではないと理解し、必ず避妊対策を行いましょう。

※参照:厚生労働省

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外で射精した後に生で入れたら妊娠する?

外で射精した後であっても、生で挿入すれば妊娠する可能性はあります。

射精後のペニスや尿道には精液が付着・残留している場合があるためです。

本人が自覚しないまま、挿入中にわずかな射精が起こるケースも否定できません。

精子はごく少量でも妊娠につながる可能性があるため、「外で出したから大丈夫」とは言い切れないのが実情です。

妊娠を避けたい場合は射精の有無に関わらず、コンドームなどの避妊を行うことが重要です。

生で入れても安全日なら妊娠しない?

そもそも安全日というものは存在せず、生で挿入すれば妊娠の可能性は否定できません。

安全日と呼ばれているのは排卵日前後を除いた期間で、あくまで妊娠の可能性が低い期間のためです。

ストレスや体調不良、生活リズムの変化などで生理周期は乱れやすく、正確な排卵日を特定するのは難しいものです。

加えて、精子は女性の体内で数日間生存するため、排卵日より前の性行為でも残存精子があれば妊娠する可能性はあります。

安全日という考え方に頼らず、常に適切な避妊を行うことが重要です。

安全日と危険日の違いに関して詳しくはこちら!
安全日とは?妊娠しにくい時期と危険日との違いをわかりやすく解説

中に入れてないのに妊娠することはある?

挿入していなくても状況によっては妊娠する可能性があります。

以下は、精子が膣内に入り込む可能性のある行為です。

  • 性器同士を擦り付ける素股
  • 分泌液が手についたまま膣周辺を触る

性行為中に分泌される我慢汁には、尿道内に残っていた精子が混ざる場合があります。

中に入れていなくても、膣口周辺に我慢汁や精液がつく状況は妊娠リスクが伴うでしょう。

妊娠を避けたい場合は、性行為を始めるタイミングですぐコンドームを装着するなど避妊具を使用することが重要です。

予期せぬ妊娠への不安を取り除くならアフターピルで緊急避妊

予期せぬ妊娠の可能性があっても次の生理が来るまで確定しないため、不安な時間を過ごすのはストレスに感じるものです。

性交後72時間以内であれば、アフターピルの服用によって妊娠リスクの低下が期待できます。

迷いや不安がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

アフターピルはオンライン診療でも処方しており、プライバシーに配慮しながら相談・処方を受けられます。

エミシアクリニックでは、性交後72時間、120時間以内に服用可能なアフターピルをオンライン診療で処方しています。

LINEから24時間申し込みができ、自宅で医師の診察を受けた上で処方できるため、すぐに必要な人はご相談ください。



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