ヤッペ法で起こりうる副作用とは?他のアフターピルとの違いや対処法も解説!

ヤッペ法で起こりうる副作用とは?他のアフターピルとの違いや対処法も解説!

ヤッペ法で起こりうる副作用とは?

「緊急避妊したいけど、ヤッペ法は副作用が強いって本当?」

「ヤッぺ法と他のアフターピルは何が違うの?どっちが安全?」

緊急避妊が必要になった時、時間との戦いの中でこんな不安や疑問を抱く方は多いでしょう。

結論、ヤッぺ法は他のアフターピルよりも副作用が出やすい方法です。

個人差はありますが、服用後に吐き気・嘔吐・頭痛・倦怠感などが起こることがあります。

本記事では、ヤッぺ法の副作用の実態や他のアフターピルとの違いについて詳しくまとめました。

理解を深めることで、緊急時でも落ち着いて自分に合った方法を判断しましょう。

また「副作用が怖い」「自分に合う薬が分からない」という方は、オンライン診療で専門医に相談するのがおすすめです。

オンライン診療なら副作用の不安もすぐに相談可能!

ピルの服用に不安を感じる方は多く、吐き気などの副作用や正しい服用方法について悩むケースも少なくありません。

エミシアクリニック アフターピル 

エミシアクリニックのオンライン診療では、アフターピルの処方と共に24時間体制での医師相談サポートを行っています。

LINEを通じて365日いつでも専門医に相談でき、服用後の体調変化や不安な症状についてもすぐに相談できます。

なお、当院ではヤッペ法の取り扱いはありませんが、以下のアフターピルを最短1時間で即日発送可能です。

  • ノルレボ錠(性行為後72時間以内用)
  • エラ(性行為後120時間以内用)

「副作用が心配だけど、今すぐ避妊したい」「どの薬が自分に合っているか相談したい」と悩んでいる方は、エミシアクリニックのオンライン診療をぜひご利用ください。



アフターピルのオンライン診療について詳しく知りたい方はこちら!
アフターピルのオンライン診療は即日届く!いつでも自宅から簡単にスマホで診察

上野 一樹先生

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生

2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任

そもそもヤッペ法とは?効果や避妊率をおさらい

ヤッペ法は、緊急避妊法のひとつとして広く知られている方法です。

以下を含有する中用量経口避妊薬を、性交後72時間以内に2錠、その12時間後に2錠、合計4錠を服用します。

  • 50μgのエチニルエストラジオール(EE)
  • 0.5mgのdl-ノルゲストレル(NGR)

参照:緊急避妊法の適正使用に関する指針 P13

日本産科婦人科学会の調査では、避妊失敗から24時間以内に服用した場合の避妊率はおおよそ77%とされています。

服用タイミングが早ければ早いほど効果に期待できるでしょう。

また、ヤッペ法の理解を深めるためには、含有するホルモン量によって分類される経口避妊薬の種類についても知っておくと安心です。

①経口避妊薬の種類

中用量ピルは通常、1日1錠を21日間連続して服用しますが、緊急避妊法として用いる場合は短期間で高用量を服用するのが特徴です。

エミシアでは「ノルレボ錠」と「エラ」のアフターピルを取り扱っており、どちらも服用は1回1錠のみで済みます。

特にエラは性行為後120時間以内までの服用で避妊効果が期待できるため、72時間を過ぎても避妊を諦める必要はありません。



ピルについてさらに詳しく知りたい方はこちら!
ピルとは?避妊・生理トラブル改善の効果や副作用・安全性について解説

ヤッペ法(プラノバール)と他のアフターピルを比較

ヤッペ法と他アフターピルの違いは以下の通りです。

ヤッぺ法とその他のアフターピル
特徴ヤッペ法ノルレボ錠エラ
主成分プラノバールレボノルゲストレルウリプリスタール酢酸エステル
国内承認不認可認可不認可
※米国FDAで認可
服用方法72時間以内
2錠服用

最初の服用から12時間後
2錠服用
1錠服用1錠服用
有効期間72時間以内72時間以内120時間以内
副作用の
発現率
出やすい出にくい出にくい
入手方法処方が必要処方が必要処方が必要
価格4,000〜8,000円程度8,000〜10,000円程度10,000〜20,000円程度
※副作用は個人差があります。

ヤッペ法は従来から使用されている方法で、安価ですが服用回数が多い点が特徴的です。

また副作用の発現率が高めという結果が出ています。

※参照:緊急避妊法の適正使用に関する指針 P14

適した薬の種類は、個人の状況によって異なるため、性交後の経過時間や副作用への懸念・価格を総合的に考慮して決定しましょう。

いずれの場合も、医療機関での処方が必要となるため、医師と相談しながら選択してください。

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アフターピル(緊急避妊薬)で避妊できる確率は?服用までの時間による効果や副作用も解説
アフターピル(緊急避妊薬)の種類まとめ|効果の違いや選び方を解説

ヤッペ法の副作用はやばい?中用量ピルの服用で起こる症状と対策

ヤッぺ法に限らず緊急避妊薬の服用後は、一時的に気持ちが悪くなったり吐いたりなど、以下のような副作用が出る恐れがあります。

アフターピルでも似たような副作用の症状は起こるものの、発現率はヤッぺ法の方が高いです。

※参照:緊急避妊法の適正使用に関する指針 P14

③ヤッぺ法の副作用の発現率

ただし、個人差がある上に一時的なものであり、通常24時間以内に収まると考えられています。

起こりうる副作用や対処法を事前に理解しておけば、不安なく服用できるでしょう。

アフターピルの副作用については以下の記事で解説しています。
アフターピルの副作用はいつからいつまで?不妊に繋がる説や吐いた時の対処法なども解説!

吐き気

ヤッペ法やアフターピルで起こりうる副作用は、吐き気・嘔吐です。

服用後数時間以内に現れる場合が多いですが、以下のような対策を講じると、軽減できる可能性があります。

  • ピル服用前に軽い食事をとる
  • 吐き気止めの薬を併用する

空腹時に服用すると、胃酸が多く分泌されている影響で吐き気が強くなる傾向があるため、少量の食事で胃への負担を軽減してください。

また医師の指示のもとで、吐き気止めを併用するのもおすすめです。

アフターピル服用前または服用直後に摂取すれば、吐き気・嘔吐の症状を軽減する効果が期待できます。

エミシアクリニックでは、不安なく服用していただくために、吐き気止めを無料でお付けしています

副作用の不安なくアフターピルを服用したい方は、予約不要のエミシアクリニックのオンライン診療をご利用ください。

最短1時間でお届け可能◎



腹痛

ヤッペ法やアフターピルで起こりうる副作用で、下腹部に鈍い痛みを感じるケースがあります。

海外の臨床試験においては、14%の方に下腹部痛が出ているという結果も。

参照:日本産科婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」

腹痛に関しては、以下のような対応で緩和できる場合があります。

  • 温かいタオルを腹部に当てる
  • 軽いマッサージを行う
  • 横になって休息を取る
  • 鎮痛剤を服用する

ただし、アフターピルとの飲み合わせでかえって副作用が強まったり、症状が悪化したりする可能性もあるため、自己判断せず病院を受診してください。

エミシアクリニックのオンライン診療では、祝日や土日・夜間でも24時間365日不安なことがあればすぐに相談可能です。

時間や曜日関係なく利用していただけるので、「お腹が痛い」「すぐに病院行きたいけど行く時間がない」方は、お気軽にご相談ください。

オンラインで24時間365日相談



アフターピルと薬の飲み合わせについては以下の記事でも詳しく解説しています。
アフターピルと飲み合わせが悪いのは?風邪薬や抗生物質・サプリとの併用について解説

頭痛

頭痛も、ヤッぺ法やアフターピルで起こりうる副作用のひとつです。

服用後数時間から数日間続く場合があり、海外臨床試験では10%の方に見られた症状でした。

参照:日本産科婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」

痛みの程度には個人差がありますが、軽度から中程度のものが一般的です。

2種類のホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」の急激な変化が原因とされており、体がアフターピルに反応している証拠でもあります。

対策としては、まず十分な水分補給が重要です。

脱水症状は頭痛を悪化させる可能性があるため、こまめに水やスポーツドリンクを飲みましょう。

頭痛が強い場合は、鎮痛剤を使用してください。

ただし、アフターピルとの相互作用を避けるために、使用前に必ず医師や薬剤師への相談が大切です。

頭痛が長引く場合や、通常の対処法で改善しない場合は、医療機関の受診をおすすめします。

眠気

ヤッぺ法やアフターピルの副作用において、眠気もよく見られる症状です。

アフターピルに含まれるホルモンが体内で作用することによって引き起こされます。

日中の活動に支障をきたすほどの強い眠気を感じる方もいれば、わずかな倦怠感程度で済む方もおり、程度はさまざまです。

国内の臨床試験では、6.2%の方に傾眠症状が見られました。

参照:日本産科婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」

日中の活動中に眠気を感じた場合は、短時間の仮眠をおすすめします。

15〜20分程度の仮眠で眠気を払拭すれば、集中力の回復が期待できるでしょう。

またカフェインの摂取も、一時的な対策として考えられます。

しかし効果には個人差があり、夜間の睡眠に影響を与える可能性もあるので、摂取量と時間帯には注意が必要です。

倦怠感

倦怠感の症状も副作用のひとつで、体全体がだるく感じられる状態を指します。

体が重く感じられたり集中力が低下したりするケースがありますが、通常は服用後24時間~48時間程度でピークを迎え、徐々に軽減していく傾向です。

国内の臨床試験では倦怠感が見られた方は、7.7%でした。

参照:日本産科婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」

可能であれば、服用後は無理をせずゆっくりと体を休めましょう

また、運動はセロトニンなどのホルモン分泌を促すことで、身体的・精神的な活力を向上させる効果も期待できます。

軽くストレッチをするなど、無理のない範囲で体を動かすのも良いでしょう。

ただし、激しい運動は逆効果になる場合があるので注意が必要です。

倦怠感が長期間続く場合や、日常生活に大きな支障をきたす場合は、医療機関へ相談してください。

不正出血(消退出血)

消退出血は、緊急避妊薬の内服により希薄化した子宮内膜が剥がれ落ちることで起きる出血です。

アフターピル服用後の正常な生理的反応であり、薬が作用したことを示す指標のひとつと考えられています。

一方で、以下の場合は注意が必要です。

  • 出血が2週間以上続く
  • 大量の出血がある
  • 強い腹痛や発熱を伴う

これらの場合、消退出血ではなく不正出血や他の原因の可能性もあるため、すぐに医療機関を受診してください。

アフターピル服用後の不正出血や消退出血について詳しくはこちら!
アフターピル服用後の不正出血はいつ終わる?血が出る期間や消退出血との違いを解明
消退出血と生理の違い|ピル服用後の出血と避妊成功の判断について徹底解説!

ヤッペ法の副作用を極力避ける正しい飲み方

ヤッペ法の副作用を避けるためには、適切な用法・用量・タイミングの厳守が重要です。

アフターピルは通常、性交後72時間以内の服用が推奨されていますが、早く服用するほど高い効果が期待できます。

ヤッペ法の場合は他のアフターピルとは異なり、1回目の服用から12時間後に2回目の服用が必要です。

処方された薬の種類によって服用量やタイミングが異なるため、医師の指示に従って正確に服用しましょう。

また副作用の心配がある場合は、事前に医師に相談し、吐き気止めなどの対策がおすすめです。

緊急避妊薬はあくまでも緊急時の避妊方法であり、定期的な避妊方法として使用すべきではありません。

日頃から適切な避妊方法を実践し、緊急避妊薬の使用頻度を抑えることが、副作用のリスクを低減する上でも重要です。

不安や疑問がある場合は、必ず医療機関に相談し、適切な指導を受けましょう。

アフターピルの飲み方について詳しく知りたい方はこちら!
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ヤッペ法の副作用に関するよくある質問・回答

ヤッぺ法の副作用に関する、よくある質問をまとめました。

ヤッペ法は緊急避妊法として広く知られていますが、その使用に関しては多くの疑問や不安が生じるケースがあります。

特に服用のタイミングや方法について、悩む方は少なくありません。

これらの疑問に対する適切で具体的な情報を得て、アフターピルを不安なく服用しましょう。

12時間後に2回目の薬を飲み忘れてしまったらどうすれば良い?

ヤッぺ法の2回目の服用を忘れた場合、できるだけ早く医療機関に相談してください。

飲み忘れは避妊効果が低下する可能性があるため、適切な対応が必要です。

医療機関への相談時には、性交からの経過時間や1回目の服用時間を正確に伝えることで医師が対処法を提案してくれます。

状況によっては追加の薬剤を処方されたり、別の緊急避妊法を勧められるでしょう。

飲み忘れに気づいたら、とにかく迅速な行動が重要です。

医療機関への相談を躊躇したり、自己判断での対応は避けましょう。

72時間以内にヤッぺ法を服用できなかったらもう避妊は難しい?

72時間を超えてしまったからといって、避妊を諦める必要はありません

ヤッペ法による避妊が72時間を過ぎてしまった場合でも、他の選択肢があります

レボノルゲストレル製剤(ノルレボなど)のアフターピルは、性交後120時間以内まで服用可能です。

アフターピル避妊率

このような状況において、速やかな医師への相談が重要です。

特にオンライン診療サービスを利用すると、時間や場所の制約を受けずに専門家のアドバイスを得られます。

エミシアクリニックの場合、最短1時間でアフターピルのお届けができるため、届き次第すぐに服用可能です。

望まない妊娠のリスクを避けるためには、緊急避妊に関する正しい知識を持ちましょう。

ヤッペ法以外の選択肢を知っておけば、リスクの軽減につながります。

もし72時間を過ぎてしまった場合、避妊を諦めるのではなく迅速に医療機関へ相談してください。

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ヤッペ法やアフターピルの副作用で悩んだらまずは相談を!

ヤッペ法やアフターピルの副作用で不安を感じたら、まずは医師に相談しましょう。

ヤッぺ法だけではなく、緊急避妊薬は副作用が出る可能性があります。

しかし副作用を過度に恐れて服用を避けると、望まない妊娠をしてしまう恐れも。

性行為での避妊ができておらず妊娠の可能性がある場合は、速やかに医療機関を受診し、適切な対応を取りましょう。

オンライン診療を行っているエミシアクリニックでは、LINE診療が5分で完結最短1時間でアフターピルのお届けが可能です。

また吐き気止めの薬を無料で処方している他、副作用に不安を感じた場合でも、医師によるアフターフォローを実施しています。

アフターピルの服用は、時間との勝負といっても過言ではありません。

ヤッぺ法やアフターピルの副作用に悩み服用を躊躇う方は、以下ボタンよりお気軽にエミシアクリニックにご相談ください。



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