大好きな彼との性行為にもかかわらず、最後までたたなかったり途中で萎えてしまったりする状況に直面し、戸惑いやショックを受ける女性は少なくありません。
「自分に魅力がないのでは?」「嫌われたのかも」と不安に感じてしまいますよね。
しかし、彼がたたない原因の多くは女性側の問題ではなく、心理的なプレッシャーや一時的な体調不良によるものです。
決して珍しいことではなく、誰にでも起こり得るケースといえます。
本記事では、彼氏がたたない主な原因を整理したうえで、彼女としての適切な接し方や具体的な対処法を解説します。
正しく理解したうえで行動し、二人の関係をより良い方向へ導きましょう。

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任
彼氏がたたない状況は珍しくない | ショックを受けすぎる必要はない
彼氏がたたない状況に直面すると、「自分に原因があるのではないか」と不安に感じてしまう人もいますが、過度に自分を責める必要はありません。
日本では男性の約3人に1人が何らかのED(勃起不全)症状を抱えているとされており、年代を問わず起こり得ます。
実際に20代でも一定数が悩みを抱えており、若いからといって無関係とはいえません。
特に若い世代では、ストレスやプレッシャーなど心理的な要因が影響しているケースが多いと考えられています。
また、一度うまくいかなかった経験が不安につながり、同じ状況を繰り返すこともあります。
※参考:日本臨床内科医会
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挿入中に萎えてしまう、いわゆる中折れが起きても、必ずしもED(勃起不全)とは限りません。
多くの場合は、その日の疲労や緊張といった一時的な要因によって起こります。また、「失敗できない」という意識だけでも勃起しにくくなることがあります。
こうしたケースは、十分な休息やリラックスした環境で自然に改善することがほとんどです。
一方で、中折れが頻繁に起こり、長期間続く場合は注意が必要です。
目安として3回に1回以上の頻度で起こる状態が3カ月以上続く場合は、EDの可能性があります。
単発で起きただけであれば、過度に不安になる必要はありません。まずは彼にプレッシャーをかけず、落ち着いて様子を見ましょう。
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彼氏がたたない・中折れする主な原因
彼氏がたたない、中折れしてしまう原因は一つとは限りません。
男性の勃起は脳からの信号と血管の働きが複雑に連動しているため、わずかな変化でも影響を受けます。
主な原因は以下の3つにわけられます。

これらが単独、または複合的に影響しているケースも少なくありません。
まずは、彼に当てはまりそうな要因を整理してみましょう。
心理的な要因 | プレッシャー・緊張・失敗体験
若い世代(20代・30代)に多いのが、メンタル面の影響です。
「相手を満足させたい」という責任感やプレッシャーが強いほど、自律神経が緊張状態(交感神経優位)になり、勃起に必要なリラックス状態を妨げてしまいます。
特に、一度でもうまくいかなかった経験があると、「また失敗するかもしれない」という不安が重なり、さらなる緊張を招く悪循環に陥りやすくなります。
このようなケースは、彼の優しさや真面目さが影響していることも少なくありません。
また、仕事の悩みや人間関係のストレスも、性欲や勃起力に影響を与える要因となります。
※参考:厚生労働省
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身体的な要因 | 疲労・睡眠不足・ストレス
疲労や睡眠不足などの体調不良も、勃起に影響することがあります。
特に慢性的な寝不足は男性ホルモン(テストステロン)の低下につながり、性機能にも影響を与えるとされています。
また、アルコールの飲みすぎにも注意が必要です。
適量であればリラックス効果に期待できますが、過剰に摂取すると神経の働きが鈍くなり、脳からの性的刺激がうまく伝わらなくなります。
さらに、喫煙や運動不足による血流の悪化も、ペニスへの血液の流れを妨げる原因になります。
彼が「疲れている」「寝不足だ」と口にしている場合、まずは体の回復を優先したほうがよいケースもあると覚えておきましょう。
生活習慣の乱れが積み重なり、次第にEDの症状として定着してしまうこともある点に注意が必要です。
関係性・環境要因 | マンネリ・雰囲気・相性
二人の関係が安定しているからこそ起こる「マンネリ」も原因の一つです。
交際期間が長くなると安心感が増す一方で、性的な刺激に対する反応が鈍くなることがあります。
これは「好きではなくなった」という意味ではなく、距離が近くなり、性的な興奮が起こりにくくなる現象です。
また、以下のような環境も、刺激の減少につながる要因になります。
- 自宅などの日常的な場所での行為
- 照明や香りなどの雰囲気がいつも同じ状態
さらに、言葉にしていない「こうしてほしい」という気持ちのズレが積み重なると、無意識に消極的になり、反応が弱くなるケースもあります。
関係性を大切にしながら、少しずつ新しい刺激を取り入れる工夫が必要です。
彼氏がたたないのは自分のせい?女性が誤解しやすいポイント
彼氏がたたない状況が続くと、以下のように考えてしまうケースが多く見られます。
- 自分の性的魅力がないのではないか
- 愛情が冷めたサインではないか
- 自分の言動に原因があるのではないか
しかし、これらは必ずしも事実とは限りません。
男性の勃起は、外見や魅力だけで決まるものではなく、ストレスや緊張といった心理状態によって左右されます。
「自分が原因だ」と思い詰めてしまうと、その不安な空気が彼にも伝わり、さらにプレッシャーを与えてしまう可能性があるため注意しましょう。
また、勃起と愛情は必ずしも比例するものではありません。むしろ、大切に思っているからこそ緊張してしまい、たたなくなるケースもあります。
さらに、男性にとって「勃起できない」という経験は、想像以上に大きなショックです。自信を失い、誰にも話せずに抱え込んでしまう人も少なくありません。
もし彼が理由を話してくれなかったり、そっけない態度を取る場合は、プライドを守るために心を閉ざしている可能性があります。
デリケートな問題だからこそ、無理に問いただすのではなく、距離感を保ちながら見守る姿勢が大切です。
彼氏がたたないときにやってはいけないNG行動
彼氏がたたないときの彼女側のリアクションが今後の改善を左右します。
深刻なトラウマを植え付けかねないため、以下の行動は避けるよう意識してください。
良かれと思って取った行動が、かえって症状を悪化させてしまうケースもあるため注意しましょう。
責める・問い詰める
「どうして?」「いつもはできるのに」といった言葉は、彼にとって強いプレッシャーになります。
男性はたたない自分に対して、すでに情けなさや罪悪感を感じているためです。
そこで原因を問い詰めたり、落ち込んだ様子を見せたりすると「また失敗したらどうしよう」という不安が強まり、さらに緊張してしまいます。
こうした心理的な負担は自律神経を乱し、結果的に勃起しづらくなる悪循環につながります。
ショックを受けるのは自然なことですが、その場では「疲れているのかもね」といった一言で受け止め、深刻な空気をつくらないよう意識しましょう。
安心できる雰囲気を保つことが、結果的に改善への近道になります。
浮気を疑う
「最近たたないのは、他に好きな人がいるから?」と、浮気を疑うような発言も注意が必要です。
不安から出た一言だったとしても、男性側からすると「疑われている」「否定された」と感じやすく、精神的なダメージにつながります。
勃起しない原因の多くはストレスや疲労、緊張といった心身の状態によるものです。
浮気を疑われてしまうと、性行為そのものが不安やプレッシャーを感じる時間になってしまい、さらに状況が悪化する可能性があります。
まずは彼の体調や気持ちを優先し、根拠のない疑いで追い詰めないことが重要です。
信じて見守る姿勢が彼の安心感につながり、結果的に関係の改善にもつながります。
彼氏がたたないときに彼女ができる対処法
彼氏がたたない問題に悩んでいる場合、まず意識したいのは安心できる環境を一緒につくることです。
以下では、彼女が実践しやすい3つのアプローチを紹介します。

無理にリードするのではなく、安心できるような関わり方を意識すると、心理的なブロックがやわらぎやすくなります。
たたないときの具体的な対策について詳しくはこちら!
たたないときの対処法は?原因別に今すぐできる対策と病院に相談すべき目安を解説
プレッシャーを減らす接し方を意識する
成功にこだわりすぎず、触れ合いそのものを楽しむ意識を持ちましょう。
大切なのは、彼が「うまくいかなくても大丈夫」と感じられる空気をつくることです。
もし途中で萎えてしまっても、「気にしないでね」「こうして一緒にいられるだけで嬉しいよ」といった言葉で受け止めましょう。
こうした安心感が次への不安をやわらげるきっかけになります。
また、いきなり挿入を目指すのではなく、スキンシップや愛撫の時間をゆっくり取るのも有効です。
小さな成功体験の積み重ねが「できるかもしれない」という自信につながります。
関係性を見直す(会話・スキンシップ)
性行為だけに意識を向けるのではなく、日常的なスキンシップや会話を大切にしましょう。
以下のような行動は安心感を高め、リラックスしやすい状態をつくります。
- 手をつなぐ
- ハグをする
- 一緒に過ごす時間を楽しむ
また、性的な悩みについても、タイミングを見て落ち着いて話せる関係を築けると理想的です。
「こうしてくれると嬉しい」といった前向きな伝え方を意識すると、彼の不安や迷いを軽減できます。
なお、デートの内容を変えたり、新しい体験を取り入れたりするのも効果的です。
環境の変化は気分転換になり、結果的に良い影響を与えるケースがあります。
生活習慣の改善をサポートする
体のコンディションを整えることも、見逃せないポイントです。
勃起は血流やホルモンバランスに関係するため、生活習慣の影響を大きく受けます。
たとえば、以下のようなポイントを意識しましょう。
- 栄養バランスの取れた食事
- 適度な運動
- 十分な睡眠
「一緒に軽く運動しよう」「今日は体にやさしいご飯にしよう」といった声かけであれば、プレッシャーを与えずに取り組みやすくなります。
特に、たんぱく質や亜鉛を意識した食事、過度な飲酒を控えることは、コンディション維持に役立ちます。
また、仕事などで疲れているときは無理をさせず、まずはしっかり休めるように配慮することも大切です。
体調が整うことで、自然と反応が戻ってくるケースもあります。
彼氏にどう伝えるべき?傷つけない会話のコツ
この問題を彼に切り出すときは、安心して話せる雰囲気をつくることを優先しましょう。
会話をスムーズに進めるポイントは以下の通りです。
- 性的な場面を避け、リラックスしているときに話す
- 自分を主語にして伝える
- 体調やストレスを気遣う文脈で切り出す
「少し心配してる」「無理していない?」といった、自分の気持ちを主語にした伝え方を意識するのがおすすめです。
▼実際に使える例文
「最近、仕事が忙しそうで疲れてるみたいだから心配だよ。もし何か悩みがあったら、二人で解決できる方法を一緒に考えたいな」
性行為の問題としてではなく、体調やストレスへの気遣いとして伝えると、彼のプライドを傷つけにくくなります。
もし彼が話を避けたり、不機嫌な様子を見せたりした場合は、無理に深掘りしないことも大切です。
「いつでも味方でいるよ」という姿勢を言葉や態度で示しつつ、距離を置きましょう。普段通りに接することが、結果的に安心感につながります。
また、共通の趣味や食事、リラックスできる時間を増やすのもおすすめです。緊張がやわらぎ、彼から自然に話してくれる場合もあります。
彼氏のEDは治る?改善できるケースと見極め方
ED(勃起不全)は、原因に応じた対処によって改善が期待できる症状です。
特に20〜30代の場合は、一時的な不調であるケースも多く、生活習慣の見直しやストレスの軽減によって自然に回復することもあります。
まずは「一時的な不調」なのか「継続的な問題なのか」を見極めましょう。
一般的に、以下のような状態が繰り返し見られる場合は、EDの可能性があると考えられます。
- 性行為時に十分な勃起が得られない、または維持できない
- 中折れが一定の頻度で起こる
放置すると症状が長引くケースもあるため注意が必要です。
ストレスや緊張による「心因性ED」は、自信の回復やED治療薬の服用によって比較的スムーズに改善する傾向があります。
ただ、血管や神経が関係する 「器質性ED」や糖尿病などの持病が影響している場合は、生活習慣の見直しに加えて医療機関での継続的なケアが必要です。
一方で、「疲れていた」「たまたまうまくいかなかった」というケースであれば、過度に心配する必要はありません。
また、見極めの一つの目安として、「朝立ちの有無」も参考になります。
朝立ちがある場合は身体機能が保たれている可能性が高く、心理的な要因が関係しているケースが考えられます。
いずれにしても、専門クリニックに相談することで原因が明確になり、適切な対処につなげやすくなるでしょう。
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状態が改善しないときはED治療も選択肢の一つ
セルフケアやコミュニケーションの見直しを試しても改善が見られない場合は、医療機関への相談も検討してみましょう。
原因に応じた適切な治療を受けることで、症状の改善が期待できるケースもあります。
現在はED治療薬の普及により、多くの男性が悩みの軽減や自信の回復につなげています。
「病院に抵抗がある」「忙しくて時間が取れない」と感じる人も少なくありませんが、通院せずに相談できるオンライン診療という選択肢もあります。
自宅から医師に相談できるため、対面では話しづらい内容でも比較的リラックスして伝えやすいのが特徴です。
診察後に処方された薬が自宅に届く仕組みのため、通院の手間を省きながら治療を進められます。
EDのオンライン診療について詳しく知りたい人はこちら!
ED(勃起不全)のオンライン診療!治療の流れや処方薬を医師が紹介
エミシアクリニックのEDオンライン診療
「彼が病院に行くのをためらっている」「忙しくて通院が難しい」といった場合には、オンライン診療に対応したクリニックの利用も一つの方法です。
エミシアクリニックでは、スマートフォンを使って予約から診察、処方までをオンラインで完結できる仕組みが整っています。
自宅から相談できるため、周囲に知られにくい点も特徴です。
大切なのは、「こういう方法もあるみたいだよ」と選択肢として伝えることです。
彼の気持ちに配慮しながら、自然な形で情報を共有してみてください。
彼氏がたたない状況のときによくある質問
彼氏がたたないというデリケートな問題に直面すると、「この先どうなるのだろう」と不安を感じる人も多いです。
ここでは、同じ悩みを抱える女性からよくある質問とその考え方をまとめました。
二人の将来を考えるうえでのヒントや、あなた自身の心のケアについて整理していきましょう。
このまま関係を続けて大丈夫?将来に影響はある?
この問題だけを理由に、すぐに関係を諦める必要はありません。
勃起の不調は、原因に応じたケアや医療によって改善が期待できるケースもあります。
また、関係の満足度を左右するのは、身体的な要素だけではありません。どのように向き合い、支え合えるかといったコミュニケーションの質も関係します。
結婚や妊活を考えている場合、不安を感じるのは自然ですが、現在はED治療薬や専門的なサポートも整っています。
協力して向き合う経験が、二人の関係をより強くするきっかけになる可能性もあります。
まずはお互いを思いやる姿勢を持つことが重要です。焦らず信頼関係を大切にしましょう。
自分から誘うのが怖くなったときはどうすればいい?
「またうまくいかなかったらどうしよう」と不安に感じるのは、ごく自然な反応です。
相手を大切に思っているからこそ、慎重になっているともいえます。
そんなときは、無理に性行為をしようとせず、一度ハードルを下げてみましょう。
手をつなぐ・一緒に過ごす・軽く触れ合うといったスキンシップを増やすと、少しずつ安心感を取り戻せます。
また、誘うときも「今日はゆっくり一緒にいたいな」といったやわらかい伝え方にすると、彼に負担をかけにくくなります。
お互いの心理的なハードルを下げていくことが、関係の改善につながるでしょう。
彼氏がたたないのはあなたのせいではない
彼がたたない原因は、必ずしもあなたにあるわけではありません。
男性の体はストレスや疲労、緊張といった外からは見えにくい要因に影響を受けます。
自分を責めすぎずに、「コンディションの問題かもしれない」と受け止めてみてください。
また、解決を急ぎすぎず、まずは二人が安心して過ごせる距離感を整えることも重要です。
生活習慣の見直しや接し方の工夫をしても変化が見られない場合は、医療機関への相談やED治療という選択肢も視野に入れてみましょう。
必要に応じて専門家の力を借りると、より安心して問題に向き合えます。
EDの具体的な改善方法について詳しくはこちら!
EDが治るきっかけとは?EDの主な原因とセルフケア方法3選を紹介



