コンドームをつける瞬間に萎えてしまい、せっかくの雰囲気を壊してしまう申し訳なさや「ED(勃起不全)になってしまったのではないか」という不安を抱える方は少なくありません。
このような症状は、「コンドームED」とも呼ばれています。
失敗への不安やプレッシャー、焦りといった精神的な要因が関係している場合があり、20代や30代など若い世代でも起こり得るのが特徴です。
本記事では、コンドームをつけるタイミングで萎えてしまう主な原因や、自分でできる対処法について解説します。
原因を知り、自分に合った対策を取り入れることで自信を取り戻しましょう。
調査概要
- 調査期間:2026年9月14日〜2026年9月20日
- 調査対象:コンドームを使用する際に勃起が弱くなった・維持しにくくなった経験がある男性100名
- 調査方法:インターネットアンケート調査

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任
コンドームEDとは | 装着時など勃起が維持できない・萎える現象(心因性EDの一種)
コンドームEDとは、前戯などの性的刺激によって十分に勃起していたにもかかわらず、コンドームを装着するタイミングで勃起が維持できず、萎えてしまう現象のことです。
装着への不安など心理的な要因が関係する場合があり、身体的要因などが重なっている可能性もあります。
一度萎えるとその後の挿入が難しくなることもあり、自信喪失やパートナーへの申し訳なさから、深く悩まれる方が少なくありません。
コンドーム(ゴム)装着時に勃起低下や中折れが起こる主な原因
コンドームを装着しようとすると勃起が低下したり、中折れしてしまったりする原因は一つではありません。
主な原因としては、以下の5つが挙げられます。

- 「また失敗するかも」という心理的プレッシャー
- コンドームを装着する間に勃起を維持しにくくなる
- サイズが合わず、違和感や圧迫感がある
- コンドーム越しでは刺激を感じにくいことがある
- 疲労やストレスなどが勃起に影響している
状況と照らし合わせながら、どのような要因が影響しているのかを確認してみましょう。
「また失敗するかも」という心理的プレッシャー
過去にコンドームをつけようとして萎えてしまった経験があると、「今回もまた失敗するのではないか」という不安や焦りを感じやすくなります。
心理的プレッシャーが緊張状態を引き起こし、交感神経が優位になることで、性的な興奮を保ちにくくなる可能性があります。
実際にコンドーム使用時の勃起について調査したアンケートでも、勃起が弱くなったきっかけとして「ストレスや精神的な負担」を挙げた方は22名にのぼりました。
パートナーに対して「申し訳ない」と思う気持ちが強いほど、かえって自分を追い詰めてしまい、勃起を維持することが難しくなるケースは少なくありません。
トラウマが原因の心因性EDに関して詳しくはこちら!
コンドームを装着する間に勃起を維持しにくくなる
コンドームの装着に手間取ったり、装着のために行為が一時的に止まったりすることで、性的な興奮が弱まり、勃起を維持しにくくなる場合があります。
前戯で高まった気持ちが、コンドームを取り出してつけるという動作によって途切れてしまうことが原因と考えられます。
アンケート調査では、コンドーム使用時に勃起が弱くなったきっかけとして、45名の方が「コンドームの装着に時間がかかった」、37名の方が「装着するために動作が止まった」と回答しました。
スムーズに装着できない焦りが、さらなるプレッシャーにつながることも少なくありません。
サイズが合わず、違和感や圧迫感がある
ペニスのサイズに合わないコンドームを使用していることも、中折れの原因になり得ます。
以下のような装着時の不快感や不安から、性行為に集中しにくくなる可能性があるためです。
- 小さすぎる場合:締め付けが強く、痛みを感じる
- 大きすぎる場合:外れてしまうのではないかと不安になる
今回の調査でも、コンドーム使用時に勃起が弱くなったきっかけとして、21名の方が「サイズや締め付けが気になった」、18名の方が「コンドームのフィット感が気になった」と回答しました。
勃起を維持するためには、違和感なく使用できる適切なサイズのコンドームを選ぶことが大切です。
コンドーム越しでは刺激を感じにくいことがある
コンドームを装着すると、直接肌が触れる状態と比べて刺激の感じ方が変わることがあります。
性的な興奮を十分に維持できなくなり、勃起が弱まってしまうケースも考えられます。
アンケート調査においても、33名の方が「コンドームを装着したことで感覚が変わった」と回答しており、刺激の変化が影響を与えていることがうかがえました。
疲労やストレスなどが勃起に影響している
日々の疲労やストレス、睡眠不足、過度な飲酒などが、勃起状態に影響する可能性もあります。
身体的・精神的な疲れが蓄積していると、自律神経のバランスが乱れやすくなり、勃起しにくくなることがあります。
今回のアンケートでは、コンドーム使用時に勃起が弱くなったきっかけとして、25名が「疲労や睡眠不足」を挙げました。
コンドームをつける時だけでなく、性行為全般で勃起しにくい状態が続いている場合は、心因性や器質性のEDが影響している可能性も考慮しましょう。
睡眠不足とEDの関連性について詳しくはこちら!
コンドームEDの対処法
コンドーム装着時に勃起が維持できない悩みを改善するための対処法として、以下の3つが挙げられます。

実際の調査でも、コンドーム使用時の勃起の悩みに対して、43名が「コンドームのサイズ・種類を変えた」、28名が「装着方法を確認・練習した」と回答しています。(複数回答)

自分に合ったサイズ・素材のコンドームを選ぶ
締め付けや違和感を避け、使いやすいと感じるコンドームを見つけましょう。
サイズだけでなく、素材や厚さによっても装着した際の感じ方が変わる可能性があります。
まずは自分のサイズを把握し、いくつか異なる種類のコンドームを試してみるのがおすすめです。
薄手の素材など、自然な感覚で使えるものを選ぶことで、性行為への集中力を保ちやすくなる可能性があります。
コンドームの装着に慣れておく
本番での焦りを減らすために、コンドームの装着動作そのものに慣れておくのも有効な対処法です。
自慰行為の際などにコンドームを装着する機会をつくり、事前に練習してみてください。
暗い部屋などでもスムーズに取り出し、裏表を間違えずに装着できるようになれば、心に余裕が生まれます。
装着にかかる時間を短縮し、一連の動作に自信を持てるようになることで、心理的なプレッシャーを軽減できる可能性があります。
パートナーと協力してコンドームを装着する
自分だけで焦って装着するのではなく、パートナーに協力してもらう方法もあります。
コンドームを自分でつけようとすると、行為が一時停止し、「勃起を維持しなければ」という意識が強くなりがちです。
コンドームの装着を前戯の流れの中に組み込むことで、興奮を途切れさせずに済む可能性があります。
コンドームをつけずに性行為をするのは避けよう
萎えてしまうからといって、装着せずに性行為(生での挿入)を行うのはおすすめできません。
コンドームを使用せずに性行為をすると、望まない妊娠や性感染症のリスクが高まります。
コンドームを正しく使用することで、望まない妊娠やHIV・クラミジアなどの性感染症のリスクを低減できます。
※すべての性感染症を防げるわけではありません。
目先の問題から逃れるためにコンドームを外すことは、かえってパートナーとの関係や自分の健康を脅かす結果につながりかねません。
自分とパートナーの大切な心身を守るためにも、原因に向き合い適切な対策を取りましょう。
コンドームEDの治療にはED治療薬も選択肢になる
対策を試しても症状が改善しない場合は、医療機関で処方されるED治療薬を使用するのも選択肢の一つです。
今回の調査では、コンドーム使用時の勃起について、6%の方が「医療機関に相談した」、11%の方が「相談を検討したが、受診しなかった」と回答しました。
受診へのハードルを感じる方もいますが、服用による安心感が精神的なプレッシャーや予期不安のループを断ち切るきっかけになる可能性があります。
ただし、ED治療薬は体質や服用している薬によっては使用できない場合があります。
安全性を確保するためにも、自己判断での個人輸入などは避け、必ず医師の診察を受けたうえで正しく使用してください。
ED治療薬について詳しく知りたい方はこちら!
エミシアクリニックのEDオンライン診療
「泌尿器科を受診するのは恥ずかしい」「仕事が忙しくて通院する時間がない」という方は、エミシアクリニックのEDオンライン診療をご検討ください。
スマートフォンがあれば、予約から医師の診察、薬の処方まで、LINE上で完結できます。
処方された薬はプライバシーに配慮した梱包で自宅へお届けいたします。
コンドーム装着時の萎えは、珍しいお悩みではありません。悩みを抱え込んで自信を失ってしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。
EDのオンライン診療について詳しくはこちら!
コンドームEDに関するよくある質問
ここでは、コンドーム装着時に萎えてしまう悩みについて、よく寄せられる疑問とその回答をまとめました。
疑問を解消し、自分の状況に合った解決策を見つけるための参考にしてください。
コンドームEDは自然に改善する?
原因となっている心理的プレッシャーや日々のストレスなどが解消されれば、自然に改善する可能性はあります。
たとえば、装着の不慣れが影響している場合は、練習して慣れることで症状が改善するケースもあります。
ただし、改善しない場合は他のED要因が隠れている可能性もあるため、医療機関への相談を検討しましょう。
コンドームEDは何科を受診すればいい?
泌尿器科やメンズクリニック(ED治療専門クリニック)を受診するのが一般的です。
泌尿器科や専門クリニックでは、男性器やEDに関する専門的な知識に基づいた診察や、必要に応じた薬の処方を受けられます。
「対面で直接相談するのは恥ずかしい」「待合室で他の人に会いたくない」といった不安がある場合は、オンライン診療に対応したクリニックを選ぶのも方法の一つです。
ライフスタイルや通いやすさ、プライバシーへの配慮などを基準に、相談しやすいと感じるクリニックを選んでみてください。
コンドームEDの悩みは医師に相談してみよう
コンドーム装着時に萎えてしまう悩みには、精神的なプレッシャーや物理的な要因が関係している場合があります。
まずは、サイズに合ったコンドームへの変更や事前の装着練習など、自分でできる対策から試してみましょう。
それでも症状が続く場合や不安が拭えない場合は、ED治療薬を含めた対処法について医師に相談するのも選択肢の一つです。
エミシアクリニックでは、コンドーム装着時の勃起の悩みについてもオンラインで医師に相談できます。
「コンドームをつけると萎えてしまう」「性行為のたびに勃起が続くか不安」という方も、まずは現在の症状についてお聞かせください。
ED治療薬が適しているかどうか、医師が症状を確認したうえで判断します。



