「最近、以前より勃起しにくくなった」「年齢のせいでEDになったのではないか」と不安を感じていませんか。
中には、「20〜30代でもEDになることはあるのだろうか」と疑問を抱く人も少なくありません。
EDは加齢とともに発症しやすくなる傾向があります。
しかし、ストレスや生活習慣、持病などさまざまな要因が関係しており、年齢だけが原因で起こるものではありません。
そのため、年齢を理由に諦める必要はなく、原因に応じた適切な対処によって改善が期待できる場合があります。
本記事では、独自アンケート結果を交えながら年代別のEDの割合や特徴をはじめ、年齢以外の原因、改善方法、医療機関を受診する目安を解説します。
ご自身の症状を正しく理解し、改善に向けた適切な一歩を踏み出すための参考にしてください。
調査概要
- 実施期間:2026年7月15日~2026年7月17日
- 調査対象:EDを自覚した経験がある男性100名
- 調査方法:インターネットアンケート調査

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任
EDは何歳から増える?年代別の割合を紹介
EDは年齢とともに増える傾向がありますが、20代や30代でも決して珍しい症状ではありません。
実際に国内の調査では、EDの有病率は加齢とともに上昇し、40代頃から症状を自覚する人が増え始め、50代以降ではさらに割合が高くなることが報告されています。
公的データによると、EDを自覚している男性は人口全体の約13%程度です。
一方、質問票による調査では、何らかのED症状が疑われる男性は約8割にのぼるとの報告もあります。
これは、自覚症状がなくても勃起機能が低下している人が少なくないことを示しています。
ちなみに、当社が実施したアンケートでも、EDを自覚し始めた年代は40代が最も多い一方で、20代や30代にも一定数いることがわかりました。

EDは加齢によって起こりやすくなる症状ではありますが、年齢だけで発症するものではありません。
※参照:アメリカ国立衛生研究所
年代別に増えやすいEDの傾向
EDはどの年代でも起こる可能性がありますが、年齢によって起こりやすい背景や特徴は異なります。
ここでは、年代ごとにみられるEDの傾向について解説します。

- 20代|ストレスやプレッシャーの影響を受けやすい
- 30代|生活習慣の乱れが重なり始める
- 40代|加齢による変化が少しずつ現れ始める
- 50代|生活習慣病との関連が強くなる
- 60代以上|自然な加齢変化と病気が重なりやすい
同じ年代でも原因は一人ひとり異なるため、「この年代だからこの原因」と決めつけず、あくまで傾向を理解しておくことで原因を把握しやすくなるでしょう。
20代|ストレスやプレッシャーの影響を受けやすい
20代では、精神的な負担がEDにつながるケースが多くみられます。
- 仕事や人間関係のストレス
- 初めての性行為への緊張
- パートナーとの関係に対する不安
性行為で「また失敗するのではないか」という不安が強くなると、性的興奮がうまく勃起につながらず、勃起を維持できない「中折れ」などが起こる場合があります。
また、自慰行為では問題なく勃起できる一方で、パートナーとの性行為では勃起時の硬さや満足度が低下するケースもあります。
その背景には、インターネットやSNSなどを通じた強い性的刺激に慣れることで、実際の性行為との刺激の差が影響している可能性も指摘されています。
過去のトラウマによるEDの克服方法に関して詳しくはこちら!
30代|生活習慣の乱れが重なり始める
30代では、以下の影響で精神的・身体的な負担が重なりEDにつながるケースが増えてきます。
- 仕事や家庭での責任やプレッシャー
- 生活習慣の乱れ
長時間労働や睡眠・運動不足、飲酒や喫煙などが続くと、血流やホルモンバランスに影響を及ぼし、勃起機能が低下しやすくなるためです。
また、妊活や子育てなどによる精神的な負担が重なることで、心因性の要素が加わることもあります。
勃起機能への飲酒の影響に関して詳しくはこちら!
40代|加齢による変化が少しずつ現れ始める
40代になると、ストレスや生活習慣に加えて加齢による体の変化もEDに関係しやすくなります。
男性ホルモンの分泌が徐々に低下し、血管の老化も進み始めるためです。
また、高血圧や糖尿病、脂質異常症など生活習慣病を指摘される人が増え、勃起機能への影響度が増してきます。
この年代では、精神的な要因と身体的な要因が重なっているケースも少なくありません。
50代|生活習慣病との関連が強くなる
50代では、生活習慣病や動脈硬化など、血管に関する要因がEDに影響しやすくなります。
動脈硬化が進むと陰茎へ十分な血液を送りにくくなり、勃起しづらくなったり、勃起を維持しにくくなったりするためです。
また、服用している薬の影響や男性ホルモンの変化など、複数の要因が重なってEDを発症するケースもみられます。
気になる症状が続く場合は、背景に病気が隠れていないか確認することも大切です。
60代以上|自然な加齢変化と病気が重なりやすい
60代以上では、加齢による血管や神経の機能低下に加え、生活習慣病などの持病がEDに影響するケースが多くなります。
加齢による変化は自然な現象ですが、「年齢だから仕方がない」と諦める必要はありません。
EDの原因を特定し、適切な治療や生活習慣の改善に取り組むことで、症状の改善が期待できる場合があります。
持病の薬が影響している場合もあるため、勃起機能の変化を年齢だけで片付けず、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
EDは年齢だけが原因ではない
EDは加齢によって発症しやすくなる傾向がありますが、年齢だけが原因で起こるわけではありません。
ここでは、EDの主な原因を4つに分けて解説します。
| EDの種類 | 主な原因 |
|---|---|
| 心因性ED | ストレス、不安、緊張、性行為へのプレッシャー、人間関係など |
| 器質性ED | 加齢、動脈硬化、糖尿病、高血圧、脂質異常症、神経障害、前立腺手術など |
| 混合性ED | 心因性と器質性が重なっている状態 |
| 薬剤性ED | 降圧薬、抗うつ薬、睡眠薬、抗不安薬などの副作用 |
独自アンケートでもEDの原因として「ストレス」や「生活習慣の乱れ」を挙げる回答も多く、加齢だけが原因とは限らないことが分かります。
例えば20代でも器質性EDを発症する可能性があり、60代でもストレスが原因となる心因性EDがみられることもあります。
年齢だけで原因を判断するのは難しいため、まずは原因を把握しましょう。
EDの症状が気になる場合は、エミシアクリニックのオンライン診療をご活用ください。
自宅から診察を受けられるため、通院に抵抗がある場合もお気軽にご相談いただけます。
EDの原因に関して詳しくはこちら!
EDが疑われるサインとは?セルフチェックで確認
EDは「まったく勃起しない状態」だけを指すものではありません。
以下の項目に複数当てはまる場合や数カ月以上症状が続く場合は、一度医療機関へ相談することをおすすめします。

【セルフチェックリスト】
- 朝立ちの回数が以前より減った
- 勃起時の硬さが以前より弱くなった
- 性行為の途中で勃起が維持できず萎えてしまう(中折れする)
- 性欲はあるのに十分に勃起しない
- 疲労やストレスを感じると勃起しにくい
- このような症状が数カ月以上続いている
※一時的な疲労やストレスでも同様の症状が現れることがあるため、セルフチェックだけでEDと断定することはできません。
アンケート調査では、「勃起しても途中で萎えてしまう」「以前より勃起しにくくなった」といった変化をきっかけに勃起機能の低下に気付いた人が多く見られました。
これらは年齢にかかわらず起こる初期サインです。
また、心因性EDや生活習慣病が関係するEDは、自分だけで原因を判断するのが難しいケースもあります。
気になる症状が続く場合は、早めに泌尿器科やED外来などの医療機関に相談しましょう。
年齢別にできるED改善方法
EDは年代によって関係しやすい要因に違いがありますが、原因は一人ひとり異なります。
まずは生活習慣を見直しながら、自分の当てはまる原因に応じた対策を取り入れましょう。
年代別の主な改善方法は以下の通りです。
| 年代 | 主な改善方法 |
|---|---|
| 20〜30代 | ・ストレス対策 ・睡眠や運動など生活習慣の見直し ・必要に応じてED治療薬やカウンセリング |
| 40代以降 | ・生活習慣の改善 ・生活習慣病の管理 ・定期的な健康チェック ・必要に応じてED治療薬などの治療 |
実際にはストレスや生活習慣、加齢、病気など複数の要因が重なっているケースも少なくありません。
原因を自己判断すると対処が遅れる可能性があるため、症状が続く場合は医療機関で原因を確認し、適切な治療を受けることが大切です。
EDの改善方法に関して詳しくはこちら!
20〜30代|ストレス対策・生活習慣の見直し
20〜30代では、まずは心身への負担を減らすために以下のような生活習慣を意識しましょう。
- 十分な睡眠をとる
- 適度な運動を習慣にする
- 栄養バランスの取れた食事をとる
- 喫煙している場合は禁煙を検討する
- 飲酒量が多い場合は節酒する
心因性EDでは成功体験を積み重ねることが自信の回復につながる場合があります。
また、医師の判断のもとでED治療薬を使用するのも有効な選択肢です。
「そのうち治る」と放置せず、症状が続く場合は早めに医師に相談しましょう。
40代以降|生活習慣病の管理・健康管理
40代以降では、生活習慣病がEDに関係するため、以下のような対策を意識しましょう。
- 適正体重を維持する
- 適度な運動を継続する
- 喫煙している場合は禁煙を検討する
- 飲酒量が多い場合は節酒する
- 生活習慣病がある場合は治療を続ける
また、定期健康診断を受けることで、EDの原因となる病気を早期に発見できる可能性があります。
加齢による変化が関係していても改善を諦める必要はありません。
医師の判断のもとでED治療薬を使用することで勃起機能の改善が期待でき、自信を取り戻せるケースもあります。
気になる症状があれば、医師へ相談して自分に合った治療法を選びましょう。
朝立ちに変化が起こる年齢と改善策に関して詳しくはこちら!
EDは何歳から受診すべき?医療機関を受診する目安
EDの症状が続く場合は、年齢に関係なく早めに医療機関を受診することが大切です。
「まだ若いから」「年齢のせいだから」と様子を見る必要はありません。
特に、以下の項目に当てはまる場合は、一度泌尿器科やED外来への相談を検討しましょう。
- 勃起しにくい状態が3カ月以上続いている
- 性生活に支障を感じている
- 朝立ちがほとんどなくなった
- 中折れや勃起の硬さ不足が続いている
- 高血圧や糖尿病、脂質異常症などの持病がある
- 生活習慣を改善しても症状が変わらない
アンケートでもEDを自覚して受診した人は17%と少なく、「恥ずかしい」「自然に治ると思った」といった理由から受診をためらう人が多くみられました。
しかし、EDは生活習慣病や血管の病気が隠れているサインの場合もあります。
早めに医師へ相談して原因を特定し、自分に合った治療や生活改善に取り組みましょう。
EDはオンライン診療でも相談できる
EDの受診に抵抗がある人は、スマートフォンやパソコンを使って自宅でオンライン診療を利用する方法もあります。
通院不要のオンライン診療は、以下のような人でも利用しやすい点が特徴です。
- 通院する時間を確保しにくい人
- 対面で相談することに不安を感じる人
診察の結果、ED治療薬が適していると判断されれば処方を受けられる場合もあります。
年齢を理由に受診をためらう必要はないため、気になる症状が続く場合は、自分に合った受診方法を選び、早めに相談しましょう。
エミシアクリニックのEDオンライン診療は、医師の診察後に必要に応じてED治療薬を処方しています。
まずは治療が必要な状態か知りたいという人も、まずはLINE無料相談を利用してお気軽にご相談ください。
オンライン診療の流れに関して詳しくはこちら!
EDになる年齢に関してよくある質問
ここでは、EDになる年齢や改善に向けた対策に関してよくある3つの質問に回答します。
EDの改善を目指す場合は、早期に適切な対応をとることが大切です。
EDは放置すると悪化する?
EDは放置すると、症状の悪化や改善までに時間がかかる可能性があるため注意してください。
治療が遅れることによる影響は、以下の通りです。
- 慢性化の可能性
- 原因疾患の進行
- 性行為の失敗経験による心因性EDの併発
- 性生活への積極性の低下
- パートナーとの関係性に影響
ED症状の背景に、高血圧や糖尿病などの生活習慣病が隠れている場合は、病気の発見が遅れ病状が進行してしまう可能性があります。
症状が数カ月続く場合や性生活に支障を感じる場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
EDを放置するリスクについてはこちら!
EDを放置するとどうなる?治療しないリスクと受診の目安を医師が解説
EDが自然に改善することはある?
EDは一時的なストレスや疲労、睡眠不足、生活習慣の乱れが原因であれば、自然に改善するケースもあります。
一方で、加齢による血管機能の低下や糖尿病、高血圧などの生活習慣病が関係している場合は、自然な改善が難しいことも少なくありません。
生活習慣を見直しても数カ月以上症状が改善しない場合は、自己判断で様子を見続けることはおすすめできません。
ED治療薬や原因に応じた治療によって改善が期待できるケースもあるため、早めに医療機関へ相談し、適切な診断を受けましょう。
高齢でもED治療は受けられる?
ED治療そのものに明確な年齢制限はないため、高齢であってもED治療は受けられます。
ただし、健康状態や服用中の薬などを確認した上で、医師に適切に処方してもらいましょう。
特に60代以降では、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病がEDの原因となっている場合があります。
そのため、勃起機能の改善だけでなく、全身の健康状態を確認する機会として医療機関を受診することが大切です。
また、ED治療薬はすべての人が使用できるわけではなく、心臓病の治療薬など一部の薬との併用ができません。
安全に治療を進めるためにも、自己判断ではなく医師の診察を受け、自分に合った治療法を選びましょう。
年齢に関係なくEDは改善できる可能性がある
EDは年齢とともに増えやすくなりますが、年齢だけが原因ではありません。
症状がある場合、「若いからEDではない」「高齢だから治らない」と自己判断するのではなく、医療機関を受診して原因を正しく把握することが大切です。
EDは原因に応じて生活習慣の改善やストレス対策、ED治療薬など適切な治療で改善が期待できます。
症状が続いている場合は、早めに医療機関へ相談し、早期改善を目指しましょう。
また、通院に抵抗がある人や忙しくて受診時間を確保しにくい人は、オンライン診療を利用する方法もあります。
エミシアクリニックのEDオンライン診療では、医師が年齢や症状、持病などを確認した上で、一人ひとりに適した治療法をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。



