痛風は何科を受診すべき?病院へ行くタイミングや行かないとどうなるかを医師が解説 | 【公式】EMISHIA CLINIC 丨 エミシアクリニック

痛風は何科を受診すべき?病院へ行くタイミングや行かないとどうなるかを医師が解説

痛風を疑ったら何科を受診すべき?病院へ行くタイミングや行かないとどうなるかを医師が解説

足の親指に激痛が走り歩くのもつらい状態になった時、または健康診断で尿酸値の異常を指摘された時、「痛風かもしれない」と不安になる方は少なくありません。

しかし、実際に病院を受診するタイミングを見極めるのは難しく、「この程度の痛みで病院に行っても良いのか」「まだ我慢できるから様子を見ていても大丈夫なのか」と迷ってしまうものです。

結論、痛風の診断や治療は主に「一般内科」または「整形外科」で行います。

ところが、痛みが酷く通院に一苦労だという方も多いでしょう。

そんな時に便利なのが、当院(エミシアクリニック)のオンライン診療です。

スマートフォンさえあれば自宅にいながらLINEを通じて24時間365日診療予約ができ、待ち時間もありません。

土日祝日も診察を受けられ、処方後24時間以内に治療薬をお届けします。

なお、本記事では、痛風を疑った際に受診すべきタイミングや病院へ行かない場合のリスク、そして具体的な治療方法について詳しく解説します。

症状の悪化を防ぐための正しい対処法の知識を身につけ、実行できるようにしましょう。

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スマートフォンなどを使って好きな場所で診察を受けられるため、何科に行くべきか迷っても気軽に受診できる点が魅力です。

また、尿酸値の管理には継続的な治療が必要ですが、移動時間や待ち時間がないため、忙しい方でも治療を続けやすくなっています。

かかる費用は治療薬のみで、診察料・送料が0円なのも嬉しいポイント。

最短当日に薬をお届けするので、痛風の症状がつらい方はLINEからお気軽にご相談ください。



上野 一樹先生

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生

2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任


痛風かも?と感じた時に病院を受診すべきタイミングと目安の症状

痛風かも?と感じた時に受診すべきタイミング

痛風は発作時と発作が治まった後で治療方針が大きく異なるため、症状に応じた適切なタイミングでの受診が重要です。

痛風の病態は、大きく「無症候性高尿酸血症期」「急性関節炎期(痛風発作)」「間歇期」「慢性痛風期」の4段階に分類されます。

初期(発作前)の段階では、違和感や軽い痛み程度の症状しか現れないことがありますが、適切な治療を行わない場合、発作は必ず再発するとされています。

この時期の受診により、発作の予防や症状の軽減が期待できるでしょう。

一方、急性発作時は激烈な疼痛により日常生活が困難となるため、可能な限り迅速な医療機関受診が必要です。

発作時の治療開始が遅れると、炎症の拡大や症状の遷延化を招く可能性があります。

病院を受診する症状の目安

症状の程度と緊急度に応じて受診タイミングを適切に判断することで、痛風の重篤化や合併症の発症を効果的に予防できます。

以下のような症状が出たら、できるだけ早く病院を受診しましょう。

症状受診の緊急度理由・備考
足の親指の付け根などの関節が突然激痛が走る即受診典型的な痛風発作の症状。
24時間以内の治療開始が重要
皮膚が赤くなり、関節が腫れている即受診急性炎症の徴候。
感染性関節炎との鑑別も必要
関節部が熱を持っている即受診炎症の活動性が高い状態。
早期治療で症状軽減が期待
足をつけない、歩けないほどの関節痛即受診重度の機能障害。
緊急性が極めて高い
痛みは軽いが、数ヶ月おきに何度も発生早めの受診間歇期痛風の可能性。
根本治療の検討が必要
尿酸値が7.0mg/dL以上早めの受診高尿酸血症の診断基準値。
無症状でも治療適応の評価が必要
足の関節や耳たぶに白っぽい硬いふくらみ早めの受診痛風結節の可能性。
慢性期痛風の徴候
自覚症状はないが家族歴がある相談遺伝的素因により発症リスクが高い。
予防的検査を推奨
※受診の緊急度は、あくまでも”目安”。

この表からわかるように、急性症状(激痛、腫脹、発赤、熱感)を呈する場合は即座の受診が必要です。

痛風発作は、発症から24時間以内に炎症がピークに達する(※)ため、この期間内の適切な治療により症状の早期改善が期待できます。
※参照:公益財団法人 痛風・尿酸財団「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン ダイジェスト版

また、発作の症状が出ていなくても、健康診断や血液検査で尿酸値が高い(7.0mg/dL以上)と指摘された場合は、将来的な関節破壊や腎機能障害・心血管疾患のリスクを考慮し、早めに対策を講じて下さい。

当院では、自宅にいながら受診ができるオンライン診療を行っていますので、痛風の疑いがある場合はいつでもご相談いただけます。



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痛風を放置するリスク

痛風を放置すると、症状の悪化や合併症のリスクが高まるため、早期の適切な治療が欠かせません。

そもそも痛風は、血液中の尿酸値が高くなる高尿酸血症が原因で、からだの中で多くなった尿酸がとけきれずに結晶となり、関節などにたまって起こる病気です。

放置をすると発作の頻度が増え、慢性化によって関節が変形したり、腎障害や尿路結石を引き起こすリスクもあります。

さらには、高尿酸血症は動脈硬化にも起因するため、最悪の場合は心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患を引き起こす可能性も。

初期段階の軽い違和感や痛みを感じている程度の方も、痛風の疑いがある場合はなるべく早く対策を講じるようにしましょう。

痛風の診療科は主に一般内科と整形外科に該当する

痛風の治療は主に一般内科と整形外科に該当する

痛風の診断と治療を受ける際は、「一般内科」または「整形外科」を受診するのが一般的です。

それぞれ治療内容が異なり、詳しくは以下のような違いがあります。

一般内科・尿酸値のコントロールや生活習慣指導が受けられる
・高尿酸血症の治療(尿酸降下薬の処方)を行う
整形外科・画像検査(X線・MRI)で関節の状態を確認できる
・リウマチなど他の関節疾患との鑑別診断が可能

痛風が疑われる場合、まずは一般内科を受診し、血液検査で尿酸値を測定することを推奨します。

一方、痛風発作がひどく、関節の炎症が強い場合は整形外科での診察も有効です。

痛風の主な治療方法

通院による痛風の治療は、基本的に薬物療法が用いられ、大きく 以下の2段階に分けられます。

痛風の疑いがある場合はなるべく早く通院し、症状の程度に合わせた適切な薬を処方してもらいましょう。

【痛風の根本治療】尿酸値を下げる薬の処方

痛風の根本治療では、尿酸値を下げる薬が処方されることが一般的です。

体内で尿酸が作られるのを抑える尿酸生成抑制薬、尿酸を尿とともに排出しやすくする尿酸排泄促進薬を適切に使用することで、痛風の再発防止につながります。

なお、尿酸値が目標(6.0mg/dL以下)に達するまで継続的に服用が必要とされており、生活習慣の改善と合わせて尿酸値をコントロールしていきましょう。

【痛風発作時】痛みを和らげる対症療法

痛風発作時には、まず炎症と激しい痛みを抑えることが最優先となります。

この段階では、患者様の苦痛を軽減するための対症療法が行われるのが一般的です。

発作時の治療には主に以下の薬剤が使用されます。

  • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):ロキソニン、ボルタレンなどが一般的で、関節の炎症と痛みを抑える効果がある
  • コルヒチン:古くから痛風治療に使用されている薬で、白血球の働きを抑えることで炎症を軽減する
  • ステロイド薬:NSAIDsやコルヒチンが使用できない場合や、効果が不十分な場合に使用される

病院では、NSAIDsが使用できない場合や効果が不十分な場合に、ステロイドの内服薬やコルヒチンの使用が検討されることもあります。

当院では、コルヒチンの他、尿酸値治療薬などの取り扱いを行っています。

市販の痛み止めの効果が不十分な場合には、ぜひ当院のオンライン診療にてご相談下さい。



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痛風発作の予防策【日常生活から自分でできる!】

痛風発作の予防策【日常生活から自分でできる!】

痛風は、病院から処方された薬の服用だけでなく、生活習慣を改善をすることなど、日頃から尿酸値をコントロールしていくことが大切です。

主に、日常生活から自分でできる以下の予防策を実施しましょう。

  • プリン体の摂取を抑え、乳製品・野菜を積極的に食べる
  • アルコールを減らす
  • 1日1.5~2Lの水分補給をする(特に水・お茶)
  • 適度な運動(ウォーキング・ストレッチ)を続ける、ストレスを溜めない

痛風は食生活が大きく影響するため、まずは尿酸値が上がらないプリン体が少ない食事と飲料を積極的に摂るようにしましょう。

その上で、適度な運動と十分な水分補給によって尿酸の排泄を促し、ストレスの発散にも繋がります。

また、定期的な健康診断と尿酸値チェックを行い、尿酸値管理を徹底しましょう。

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痛風に関するよくある質問

痛風の受診タイミングや診療科選択について、患者さんが最も頻繁に抱く疑問は、健康診断での尿酸値異常時の対応と適切な診療科の選択です。

特に多くの方が迷われる代表的な質問として、以下の内容が挙げられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

健康診断で尿酸値が高かった場合は受診すべき?

健康診断で尿酸値の異常を指摘された場合、数値に応じて早期受診が推奨され、自覚症状がない段階での適切な介入により将来的な痛風発作や合併症を予防できます。

健康診断での尿酸値別の具体的な受診目安は、以下の通りです。

尿酸値(mg/dL)対応レベル
7.0未満継続的な健康管理
7.0〜7.9生活習慣改善+医師相談
8.0以上早期受診推奨・投薬検討段階
9.0以上速やかに受診・合併症リスク大

受診が必要な理由として、主に以下の2点が挙げられます。

  • 高尿酸血症(※)は自覚症状なく進行するため
    ↳高尿酸血症の初期段階では、痛みや腫脹といった明確な症状はほとんど現れないが、血中尿酸濃度の慢性的な上昇状態が継続すると、関節内への尿酸結晶蓄積により急性痛風発作(激烈な関節痛)を引き起こすリスクが高まる。
  • 早期治療による痛風発症予防が可能であるため
    ↳尿酸値上昇の早期把握で、食事療法や生活習慣の修正・必要に応じた薬物治療を適切に実施でき、将来的な痛風発作を未然に防止できる。

※高尿酸血症:血清尿酸値が7.0mg/dL以上の状態で、痛風の前段階として位置づけられる病態

尿酸値7.0mg/dL以上では医学的介入の必要性が高まり、特に8.0mg/dL以上の場合は薬物治療を検討しましょう。

無症状であっても、数値に応じた適切な対応により、痛風発作や腎機能障害などの重篤な合併症を効果的に予防できます。

皮膚科では診てもらえる?

痛風は皮膚疾患ではなく関節炎(内科的疾患)であるため、基本的に皮膚科での診療ではなく、一般内科・整形外科、または痛風専門外来を受診しましょう。

痛風は血中尿酸の結晶化による関節内炎症反応であり、皮膚表面の病変ではありません。

そのため、適切な診断と治療には、関節疾患や代謝異常に関する専門知識が必要となります。

ただし、例外的に皮膚科を受診してもよいケースも存在します。

初期症状として関節周囲の発赤や腫脹を皮膚疾患と誤認し、最初の相談先として皮膚科を受診した場合です。

皮膚科を受診した場合でも、多くの皮膚科医は症状の特徴から痛風を疑い、適切な診療科(内科・整形外科)への紹介を行います。

特に痛風結節(※)や慢性期の皮膚症状がある場合には、皮膚科での初期評価後に専門科への連携が図られることもあるでしょう。
※痛風結節:慢性高尿酸血症により皮下組織に形成される尿酸結晶の塊で、耳介や関節周囲に出現する硬いしこり

痛風治療の病院選びに迷っている方はエミシアクリニックのオンライン診療へ

痛風の疑いがある場合は、症状の段階に応じた適切な診療科の選択と診断を受けることが重要です。

痛風は一般内科または整形外科で診療可能ですが、激しい痛みがある場合は通院すること自体が大きな負担となります。

エミシアクリニックでは痛風専門オンライン診療を実施しており、通院できない方や遠方にお住まいの方でも手軽に受診していただけます。

また、当院で痛風治療を受けるメリットは、下記の通りです。

  • 歩行時に痛みがあって外出が困難でも、自宅から受診できる
  • LINEを通じて24時間365日予約でき、診療までの待ち時間がない
  • 診察料と薬の送料が無料(治療薬代のみのお支払い)
  • 処方後24時間以内に治療薬をお届け
  • 土日祝日も診察を受けられる

最短当日に薬をお届けするので、痛風の症状を一日でも早く軽減したい方は、LINEからお気軽にご相談ください。



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