アフターピルと飲み合わせが悪いのは?風邪薬や抗生物質・サプリとの併用について解説

アフターピルと飲み合わせが悪いのは?風邪薬や抗生物質・サプリとの併用について解説

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アフターピルは、避妊に失敗した際に心強い薬ですが、飲み合わせが気になる人も多いでしょう。

飲み合わせが悪く、避妊効果に影響したり、副作用が強く出てしまったりするのは誰でも避けたいはずです。

アフターピルには、風邪薬や抗生物質など、他の薬と併用できるケースとできないケースがあります。

本記事では、アフターピルと飲み合わせが悪い薬やサプリメント・食べ物などについて徹底解説します。

また、アフターピルとの飲み合わせが悪く、副作用が出てしまった場合の対処法も紹介します。

アフターピルの服用を検討中で飲み合わせが心配な人は、ぜひ最後までご覧ください。

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アフターピルの処方ならエミシアクリニックがおすすめ

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エミシアクリニックでは、24時間LINEのオンライン診療が受けられます。

近くに病院がなかったり抵抗があったりする場合は、ぜひ利用を検討してください。

当院には、以下の利点があります。

  • 24時間スマホのみでオンライン診療が受けられる
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スマホで5分程度で申し込みでき、来院せずにアフターピルをお受け取りいただけます。

急ぎの場合は、最短1時間でお届けできるバイク便の利用も可能です。

また、アフターピルは早く服用するほど避妊効果が高まりますが、副作用で吐き気やめまいなどが起こる可能性があります。

その対策として、当院では無料で吐き気止めの処方も行っておりますのでご利用ください。

なお、アフターピルは妊娠を防ぐ効果が期待できますが、100%というわけではありません

服用後に不安を感じた場合は、お気軽にLINEでご相談ください。



上野 一樹先生

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生

2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任

目次

アフターピルと組み合わせるのはNG!併用してはいけない薬

アフターピルと併用してはいけない薬を、以下にまとめました。

薬の種類薬の特徴
抗けいれん薬・脳の神経細胞の過剰な興奮を抑制
・てんかんの発作を抑える
抗生物質・細菌やウイルスなどの微生物の増殖を抑える
・殺菌作用がある
・細菌感染症の治療に使われる
抗真菌薬真菌(カビ)による感染症の治療に使用される
HIVプロテアーゼ阻害剤HIVウイルスの増殖を抑える
非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤・ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の逆転写酵素の活性を阻害する
・HIVの宿主細胞への感染を抑える
抗結核薬結核菌を殺す作用がある
セイヨウオトギリソウ・オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草
・欧米では抗うつ薬として使われている

上記の薬はアフターピルとの飲み合わせが悪く、副作用が強く出たり効果が減少したりする可能性があるので気をつけましょう。

抗けいれん薬

抗けいれん薬はアフターピルとは飲み合わせの悪い薬の1つで、主にてんかんの治療に用いられる薬です。

アフターピルと併用できない抗けいれん薬には、次の4つがあります。

  • フェノバルビタール
  • フェニトイン
  • プリミドン
  • カルバマゼピン

抗けいれん薬は酵素誘導作用によって、肝臓における薬剤の分解を促進するため、一緒に飲むとアフターピルの効果が薄れてしまう可能性があります。

アフターピルの効果が薄れると、妊娠率が高まってしまう可能性があるので気をつけてください。

抗生物質

アフターピルは抗生物質との飲み合わせが悪い場合があり、以下の薬に注意が必要です。

  • テトラサイクリン系
  • ペニシリン系

テトラサイクリン系の抗生物質は、細菌のたんぱく合成を阻害することで抗菌効果が期待できます。

具体的にはドキシサイクリン・エラバサイクリンなどがあります。

ペニシリン系の抗生物質は、細菌の細胞壁合成を阻害することで殺菌作用が期待できます。

具体的な薬名はアモキシシリン・ジクロキサシリンなどです。

アフターピルと抗生物質を併用すると、避妊効果が弱まる可能性があるため、処方の際に医師に確認しましょう。

抗真菌薬

アフターピルは一部の抗真菌薬との飲み合わせにより、効果が低下したり副作用のリスクが高まったりする可能性があります。

抗真菌薬は、カンジダ症など真菌感染症の治療に使われる薬で、代謝経路がピルと重なることがあるため注意が必要です。

服用中の抗真菌薬がある場合は、自己判断で併用せず、必ず医師に伝えたうえで処方を受けましょう。

HIVプロテアーゼ阻害剤

HIVプロテアーゼ阻害剤も、アフターピルとの相性が悪い薬の一つです。

ウイルスの増殖を抑える抗HIV薬で、体内でのピルの分解・吸収に影響を与え、避妊効果の低下や副作用の増加を招くおそれがあります。

服用している場合は、必ず処方時に医師へ申告し、安全な服薬方法を確認してください。

非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤

アフターピルは非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤と相性が悪いとされており、効果が弱まり、副作用が強く出る可能性が指摘されています。

非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤は「NNRTI」と呼ばれるもので、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の逆転写酵素の活性を阻害する抗HIV薬です。

非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤を服用している場合は、アフターピルの処方の際、必ず医師に相談しましょう。

抗結核薬

以下の一部の抗結核薬はアフターピルと飲み合わせが悪いとされており、併用には注意が必要です。

  • リファブチン
  • リファンピシン

上記の抗結核薬は、併用するとアフターピルの避妊効果が減弱する可能性があります。

抗結核薬を普段から服用している場合は、アフターピル処方の際に必ず医師に相談しましょう。

セイヨウオトギリソウ

アフターピルは、抗うつ剤として処方されるハーブの一種「セイヨウオトギリソウ」との飲み合わせが悪いため、併用できません。

セイヨウオトギリソウには肝臓の薬物代謝酵素を誘導する作用があるとされ、アフターピルの効果を減少させる可能性があります。

抗うつ剤だけではなく、漢方やサプリメントにセイヨウオトギリソウが含まれている場合もあるので、必ず確認しましょう。

アフターピルとの組み合わせに注意する薬【種類別】

以下では、アフターピルの種類ごとに注意すべき薬の飲み合わせを解説します。

それぞれ飲み合わせに注意すべき薬があり、相性の悪い薬と一緒に飲むと副作用が出る可能性もあるため注意しましょう。

マドンナと組み合わせが悪い薬

マドンナ(Madonna)は、レボノルゲストレル(levonorgestrel)1.5mgを主成分とした海外製のアフターピルで、以下の飲み合わせに注意が必要です。

  • 抗てんかん薬
  • 抗結核薬
  • セイヨウオトギリソウ(サプリ含む)
  • メトクロプラミド(プリンペラン)などの吐き気止め

カロナール(アセトアミノフェン)やロキソニンとの併用は原則可能です。

ただし、服用タイミングをずらす・空腹時を避けるなど、副作用が強く出ないように工夫しましょう。

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ノルレボと組み合わせが悪い薬

ノルレボ(NorLevo)は、マドンナと同じくレボノルゲストレルを有効成分とする国内承認薬のアフターピルです。

飲み合わせが悪い薬はマドンナと同様なので、併用しないように気をつけてください。

ただし飲み合わせが悪くない薬でも、嘔吐を引き起こす薬や症状がある場合は、医師に相談しましょう。

また、消化不良や腸の手術歴がある人は吸収不良のリスクがあるため、あらかじめかかりつけ医に相談するのがおすすめです。

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エラと組み合わせが悪い薬

エラ(Ella)は、レボノルゲストレル系とは異なる作用機序を持つアフターピルで、最大120時間(5日)以内の服用が可能です。

飲み合わせ面では特に注意が必要で、特有のリスクは以下の通りです。

  • レボノルゲストレル含有ピル
    →効果が相殺されるおそれ
  • 黄体ホルモン系薬
    →効果を減弱させる可能性
  • 制酸薬(マグネシウム含有)
    →吸収が遅れる可能性

他にも、エラにはバルビツール酸塩やボセンタンなど、薬効を減弱させる可能性のある医薬品やサプリメントがあります。

日頃から服用している薬やサプリメントがある場合は、エラの処方を受ける際に、医師に報告して指示を受けてください。

アフターピルと他の薬の組み合わせはいつまで注意すべき?

アフターピルの飲み合わせは、服用後1週間程度気をつけましょう。

アフターピルによって異なりますが、効果があるとされるのは性交渉後最大120時間までです。

服用後は平均5日間、最長約7日間排卵が止まるなどの影響があるので、1週間程度は飲み合わせの悪い薬の服用は控えてください。

詳しくは処方を受ける際、医師に相談するのがおすすめです。

アフターピルと組み合わせNG・併用してはいけないサプリはある?

アフターピルとサプリメントは、多くの場合併用しても問題ありません

ただし、以下のサプリメントは、アフターピルと飲み合わせが悪いとされています。

サプリメント併用できない理由
セイヨウオトギリソウが含まれたものアフターピルの効果を弱めてしまう可能性がある
プラセンタ病院で処方されたものは、アフターピルの効果を弱めてしまう可能性がある
チェストベリーアフターピルの効果を減弱させる可能性がある
大豆イソフラボン過剰に摂取すると、アフターピルの効果に影響する可能性がある
バストアップサプリ作用が重なり、アフターピルの効果に影響を及ぼす可能性がある

セイヨウオトギリソウは英語名で「セント・ジョーンズ・ワート」と呼ばれ、同名のサプリメントも販売されています。

セイヨウオトギリソウを使用した食品やサプリメントには表示義務があるので、必ず成分を確認しましょう。

アフターピル服用前後に食べてはいけないもの・飲んではいけないもの

アフターピル服用前後に食べてはいけないもの・飲んではいけないもの

アフターピルの服用前後に食べてはいけないもの・飲んではいけないものを以下にまとめました。

食べ物・飲み物名摂取してはいけない理由
グレープフルーツ成分のフラノクマリン類がアフターピルの分解を阻害して血中濃度を高め、効果が減少したり、副作用が強く出たりする可能性がある
カフェイン入りの飲み物アフターピルの成分の吸収を阻害し、避妊効果を低下させる可能性がある
セイヨウオトギリソウが含まれた食品肝臓の薬物代謝酵素を誘導する作用があり、避妊効果を減弱させる可能性がある
アルコールアフターピルの副作用が強く出てしまい、嘔吐する可能性などがある

上記の食べ物・飲み物をアフターピルの服用前後に摂取すると、避妊効果が弱まったり副作用が強く出たりする可能性があります。

また、加工食品の場合は成分を確認し、上記が含まれていないかをチェックしてから摂取しましょう。

アフターピルと併用可能な市販薬 | アセトアミノフェンには注意

アフターピルと併用可能な薬

アフターピルと併用可能な薬は以下の通りです。

上記の薬は基本的にアフターピルと併用できます。

ただし、飲み方によっては、避妊率を下げたり副作用が強く出たりする可能性もあるので注意しましょう。

風邪薬

アフターピルと市販の風邪薬の飲み合わせは、基本的に問題ありません。

ただし、病院で処方された風邪薬で、アセトアミノフェンが含まれたものは注意が必要です。

アセトアミノフェンは「カロナール」とも呼ばれる解熱鎮痛剤で、風邪薬に配合されている場合もあります。

アセトアミノフェン入りの風邪薬をアフターピルと併用すると、避妊率が低くなったり、副作用が強く出たりする可能性もあります。

アフターピルの処方を受ける際に、医師に風邪薬の成分を伝えて併用できるかどうかを確認しておきましょう。

頭痛薬・解熱鎮痛剤(ロキソニン・イブ・カロナールなど)

ロキソニン・イブ・カロナールなどの解熱鎮痛剤は、アフターピルと併用しても問題ありません。

ただし、アセトアミノフェン(カロナール)が含まれた解熱鎮痛剤に関しては、効果の減弱や副作用が強く出る可能性もあるので併用は控えましょう。

不安な場合は、アフターピルを処方してもらう際に医師に確認するのがおすすめです。

抗アレルギー剤(花粉症の薬など)

アフターピルと併用してはいけない薬に、花粉症などの抗アレルギー剤は含まれていません。

花粉症などで抗アレルギー剤を服用している場合は、アフターピルと併用できます。

ただし、黄体ホルモンのアレルギーがある人は、服用に注意が必要です。

アフターピルには黄体ホルモンが含まれているので、黄体ホルモンアレルギーの人は服用できません

漢方薬

防風通聖散などの漢方薬とアフターピルの飲み合わせは、基本的に問題ありません。

ただし、セイヨウオトギリソウが含まれた漢方薬はアフターピルとの飲み合わせが悪く、避妊効果が低くなる可能性があります。

セイヨウオトギリソウは全草を乾燥させ、「貫葉連翹(カンヨウレンギョウ)」という名称の漢方薬として使用されることもあります。

アフターピルと漢方薬を併用する際には、使用されている成分を確認しておきましょう。

睡眠薬・精神安定剤

アフターピルと睡眠薬や精神安定剤は併用できます。

ただし、薬の代謝酵素(CYP3A4)に関与する一部の安定剤・抗うつ薬では注意が必要です。

アフターピルの種類によっても服用の際の注意事項が異なる可能性があるため、事前に医師に確認しておきましょう。

低用量ピル

アフターピルは、低用量ピルとの併用が可能です。

低用量ピルは女性ホルモンの卵胞ホルモンと黄体ホルモンを配合した経口避妊薬です。

毎日同じ時間に1錠を服用することで、99.7%の避妊効果が期待できます。

※参照:日本産婦人科学会編 OC・LEPガイドライン 2020年度版

低用量ピルを飲み忘れて性交渉を行ってしまった場合には、妊娠率を下げるためにアフターピルを一緒に服用できます。

アフターピルと低用量ピルの関係性について詳しくはこちら!
アフターピルと低用量ピルの併用は可能?注意点や代用できるのかも解説

アフターピルとの飲み合わせが悪く副作用が強いときの対処法

アフターピルとの飲み合わせが悪く、副作用が強く出てしまったときは、まず医師に相談しましょう。

医師に相談する際には以下の内容をまとめておくと、スムーズに対処してもらえます。

  • 飲んだ薬の種類
  • 飲んだ薬の量
  • 薬を飲んだ日時・期間
  • どんな症状が出ているか

医師に相談するには医療機関を受診するのも良いですが、夜間や早朝の場合はオンライン診察を受けるのも一つの手です。

オンライン診察ならWebで簡単に申し込みが可能で、自宅にいながら診察が受けられます。

エミシアクリニックでも、LINEによる診療が24時間可能です。

また、アフターピル処方の際には、副作用対策として吐き気止めの同封サービスも行っています。

アフターピルの飲み合わせが悪く副作用が辛い場合は、オンライン診察を利用しましょう。



アフターピルを飲むとき・飲んだ後に気をつけること

アフターピル服用時には、以下の禁忌・注意点があります。

アフターピルの効果を減弱させず、副作用を強く出さないためには、禁忌・注意点を踏まえておくことが必要です。

性交渉後120時間以内のなるべく早い段階で服用する

アフターピルは、性交渉後のなるべく早い段階で服用する必要があります。

種類ごとの服用時間の目安は以下の通りです。

アフターピルの種類服用時間
エラ120時間
マドンナ72時間以内
ノルレボ72時間以内

エラなら性交渉後120時間以内に服用すれば、約85%の確率で妊娠を防ぐ効果が期待できます。

時間がたつと避妊効果が減少してしまうので、なるべく早い段階で服用しましょう。

アフターピルを飲むタイミングについて詳しくはこちら!
アフターピルはいつまでに飲むべき?効果のある期限やすぐに手に入れる方法も解説

避妊効果は100%ではないことを理解しておく

アフターピルは妊娠を防ぐための薬ですが、避妊効果は以下のように100%ではない点は理解しておきましょう。

服用時間避妊効果の目安
性交渉後24時間以内約95%以上
性交渉後24~48時間以内約85%

※参照:日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)

アフターピルは性交渉後、できるだけ早く飲む方が避妊効果は高いとされています。

ただし100%ではないので、アフターピルを服用して3週間経っても生理が来ない場合は、妊娠検査薬で妊娠の有無を確認しましょう。

アフターピルの避妊率について詳しくはこちら!
アフターピル(緊急避妊薬)で避妊できる確率は?服用までの時間による効果や副作用も解説

次の生理が来るまでは避妊を継続する

アフターピルを飲んだ後も性交渉をすれば妊娠する可能性があるので、避妊を継続する必要があります。

服用から時間が経てば避妊効果も下がるので、性交渉を行う際には必ず避妊しましょう。

もし避妊に失敗した場合は、再度アフターピルを服用する必要があります。

アフターピル服用後の性行為や避妊に成功したか確認する方法はこちら!
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副作用の嘔吐に注意する

アフターピルを服用した後は、嘔吐に注意が必要です。

副作用には吐き気や嘔吐などがありますが、服用後に嘔吐すると、避妊効果が減弱する可能性があります。

特に服用後2時間以内に嘔吐した場合は、再度アフターピルの服用が必要です。

嘔吐が心配な場合は、アフターピル服用時に吐き気止めを一緒に飲みましょう。

アフターピル(緊急避妊薬)の禁忌事項

アフターピルは多くの人が安全に使用できる薬ですが、いくつかのケースでは服用を避ける必要があります。

主な禁忌事項は以下の通りです。

  • 妊娠している場合
  • ピル成分に対するアレルギーがある場合
  • 重度の肝機能障害がある場合
  • 過去に血栓症や心血管疾患の既往がある場合

すでに妊娠が成立している場合は、アフターピルを服用しても妊娠中絶の効果はありません

レボノルゲストレルやエチニルエストラジオールなど、アフターピルに含まれる成分に過敏症がある方は服用を避けてください。

また、アフターピルは肝臓で代謝されるため、重度の肝疾患がある人は体内での分解が遅れ、副作用リスクが高まる可能性があります。

服用前に自分の体の状態や既往歴を確認し、疑問があれば必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

アフターピルに関するよくある質問と回答

アフターピルの飲み合わせに関しては、以下の疑問を持つ人が多いです。

アフターピルの処方を希望する際には、疑問に思っていることはできるだけ解消しておきましょう。

アフターピルと併用できる吐き気止めはどこで購入できる?

アフターピルと併用できる吐き気止めは、ドラッグストアや薬局で購入できます。

嘔吐による薬の効果の減弱を防ぐため、心配なときは服用するのがおすすめです。

服用する吐き気止めは、基本的にドラッグストアなどで販売されているもので問題ありません。

当院では、アフターピルと一緒に吐き気止めを同封しているため、市販のものを準備せずに副作用対策が可能です。



吐き気以外にどんな副作用がある?いつまで続く?

アフターピルは比較的安全な薬ですが、吐き気以外にも体にさまざまな変化が現れることがあります。

主な副作用には以下のものがあります。

  • 頭痛・めまい
  • 胸の張りや乳房の痛み
  • 下腹部痛や軽い腹部の違和感
  • 月経周期の変化

多くの副作用は一時的で軽度ですが、強い腹痛や異常な出血、発疹などが現れた場合は医師に相談してください。

また、副作用の期間や程度には個人差があるため、体調の変化を記録しておくと安心です。

アフターピルの副作用について詳しくはこちら!
アフターピルの副作用はいつからいつまで?不妊に繋がる説や吐いた時の対処法なども解説!

アフターピル服用前には、飲み合わせを医師に確認しておこう!

アフターピルには、飲み合わせが悪い薬やサプリメント・食べ物などがあるため、事前に医師に確認しておきましょう。

エミシアクリニックでは、24時間365日オンライン診療を受けられます。

いつでもどこからでもLINEで相談でき、最速数時間〜翌日にはアフターピルを自宅までお届けします。

アフターピルは性交渉後、120時間以内に服用すれば約85%の確率で避妊できるとされています。

早い段階で飲む方が避妊率も高まるので、できるだけ速やかに服用しましょう。

アフターピルの服用や飲み合わせに不安がある場合は、まずエミシアクリニックまでご連絡ください。



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