アフターピルと低用量ピルの違いについて疑問に思っている方も多いでしょう。
当ページではアフターピルと低用量ピルの特徴を比較しながらそれぞれの違いを解説。
ネットで目にする「低用量ピルとアフターピルは併用していい?」「低用量ピルで代用できる?」といった質問にもお答えします。
普段から低用量ピルを服用している場合でも、緊急避妊が必要になったときや、低用量ピルを飲み忘れたときの避妊方法としておすすめです。
本記事を最後まで読めば、それぞれのピルの違いが分かるので適切に使い分けることができるでしょう。
アフターピル・低用量ピルの服用を検討している方は、以下の強みがあるエミシアクリニックがおすすめです。
エミシアクリニックのアフターピル
- オンライン診療で24時間受付
- 最短1時間で発送
- 72時間以内・120時間以内両方の薬剤を取り扱い
- 土日祝でも発送可能
- キャンセル可能
(カード決済後及びカード・代引き決済にて発送完了後は対象外となります)
日常的に低用量ピルを服用している場合でも、緊急避妊が必要になった際はアフターピルを服用できます。
※参照:「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)」
少しでもご不安を取り除けるようつとめておりますので、必要だと感じましたらご相談ください。
この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任
アフターピルと低用量ピル(OC)の違いは?
アフターピルと低用量ピルの違いは以下の通りです。
- アフターピル
┗避妊失敗時に服用する一時的な避妊のために使用されるもの - 低用量ピル(OC)
┗習慣的に服用する継続的な避妊に使用されるもの
両方とも避妊目的で処方されていますが、服用のタイミングや使用方法が異なるものとお考えください。
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アフターピルと低用量ピルの特徴比較
アフターピルと低用量ピルの特徴は以下。
アフターピル | 低用量ピル(OC) | |
服用の タイミング | 避妊に失敗時 | 毎日1錠 (21・28錠) |
避妊の 仕組み | ①排卵を抑制 ②着床を阻害 | ①排卵を抑制 ②着床を防ぐ ③精子の侵入を阻害 |
効果 | 避妊失敗から72~120時間以内に服用することで、避妊効果を発揮する。 | 服用から約8日目以降に避妊効果が期待できる。 生理不順・生理痛の改善といった副効用あり。 |
副作用 | 吐き気・下腹部痛・頭痛など 服用から24時間続く。 ※個人差あり | 吐き気・不正出血・頭痛など 服用から1~3ヶ月ほど続く。 ※個人差あり |
参照:日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)」
「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)」
MSD「避妊情報サイトあなたが選ぶ避妊スタイル OC(低用量経口避妊薬)」
避妊に失敗してしまった時の一時的な避妊を望んでいる場合は、アフターピルを服用しましょう。
対して継続的な避妊効果を望んでいる場合は、低用量ピルが適しています。
ただし以下に当てはまる方は、低用量ピルの服用ができません。
【低用量ピルの服用が出来ない方】
- 血栓症の方
- 35歳以上で1日15本以上喫煙する方
- 乳がん・子宮頸がん・子宮体がんの方
- 妊娠中・授乳中の方
- 偏頭痛持ちの方
低用量ピルは、稀に血栓症を引き起こす可能性があります。
※血栓症:血液の塊(血栓)によって血管がつまること
低用量ピルをご希望の際は、服用可能か確認してから使用しましょう。
アフターピルと低用量ピルの併用はできる?
アフターピルと低用量ピルは、併用しても特に問題ありません。
ただし低用量ピルの効果が正しく発揮されている場合は、基本的にアフターピルを併用する必要はないでしょう。
低用量ピルを使用している方で、避妊失敗時にアフターピルを服用した方がいい状況は以下。
- 低用量ピル服用から1~7日以内に3錠以上の飲み忘れがあった
- 避妊効果を減退させる薬やサプリメントを服用していた
- 低用量ピルを3日以上の飲み忘れていた
上記は低用量ピルの避妊効果が正しく発揮されていない可能性があるため、アフターピルを使用してください。
※参照:日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)」
NPO法人ピルコン「緊急避妊薬・アフターピル」
アフターピル服用後の低用量ピルの再開はいつから?
基本的にはアフターピル服用後、生理が始まったタイミングで再開する場合が多いです。
服用状況によっては、翌日や12時間以内に飲み始めを推奨されることもあります。
ただし低用量ピルを飲むことで消退出血が遅れる可能性も留意しましょう。
例えば、“OC の飲み忘れ”のために LNG-ECPを処方した場合には、LNG-ECP 服用後 12 時間以内にホルモン避妊法を再開するように勧める 14)。その際には、消退出血が遅れることを十分に説明する。
(引用:日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)」)
低用量ピルを服用中の方は、医師に再開時期を確認すると安心です。
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低用量ピル再開時の注意点
低用量ピル再開時には、万が一の体調不良を考慮して医療機関へすぐに相談できるよう準備しておきましょう。
またアフターピルの服用日と低用量ピルの最終服用日を記録しておくのがおすすめです。
それぞれの最終服用日を記録しておくことで、低用量ピルを再開する日にちを決める際に役立ちます。
自己判断で勝手に服用を再開しないようにしましょう。
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アフターピルは低用量ピルで代用できる?
アフターピルを低用量ピルで代用することは、確実な効果が実証されていないため推奨できません。
ただし緊急避妊薬として処方されている中には、「ヤッペ法」と呼ばれる中用量ピルを使用した避妊法もあります。
ヤッペ法は避妊失敗から72時間以内に2錠・12時間後に2錠服用することで、57%の妊娠阻害率(約3%前後の妊娠率)が確認されています。
欧米での報告(1998)3)によれば、Yuzpe 法を用いた 979 人のうち 31 人が妊娠した(妊娠率 3.2%)。また、北村の報告では 17)、Yuzpe 法での妊娠率は425 人中 11 人で 2.6%であった。
(引用:日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)」)
ヤッペ法にしろ、どの薬剤を使用するかは医師の判断によって決められるものです。
個人で低用量ピルを代用するのはやめましょう。
低用量ピルとアフターピルの入手方法
低用量ピルとアフターピルを入手するためには2つの方法があります。
医療機関 | オンライン診療 | |
方法 | 医師が直接診療 | ビデオ通話を通じて医師が診療 |
診療時間 | ・病院の最終診療時間まで ・土日祝日は休診の場合が多い | ・24時間対応しているところが多い ・土日祝日も対応している場合が多い |
待ち時間 | 待ち時間が長い | 待ち時間・移動時間がかからない |
受け取り方法 | 薬局で受け取り | 自宅に配送 |
向いている方 | 初めてピルを服用する方 | ・近くに病院がない方 ・産婦人科に行くのが抵抗ある方 ・忙しい方 |
産婦人科などの医療機関を受診し、医師の診察後ピルを処方してもらう方法があります。
直接医師に相談できるので、初めて処方してもらう場合は安心できるでしょう。
しかし、通院に手間がかかる点や病院での待ち時間が生じる点がデメリットです。
一方のオンライン診療では、スマートフォンやパソコンを使用し、ビデオ通話で医師の診察を受けてピルを処方してもらえます。
オンライン診療は以下のような方におすすめです。
- 近所に病院がない
- 周りの視線が気になる
- 忙しくて病院に行く時間が取れない
また最近では海外のネット通販や個人販売のピルもあります。
しかし、有効成分が適切に含まれていない場合や、身体に有害な成分が含まれている可能性があるので避けるのが無難でしょう。
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アフターピルの処方ならエミシアクリニックのオンライン診療
エミシアクリニックでは、以下のような取り組みをしています。
- オンライン診療で全国どこでも受診可能
※18歳以上が対象です - 最短1時間で配送
- カード・代引き決済対応
※お申し込み後のキャンセルも可能です。
ただしカード決済後やカード・代引き決済にて発送が完了した場合は、キャンセルできかねますのでご了承ください。
LINEを使用したオンライン診療で受診から処方まで自宅ですべて完結。
クリニックに行く必要がないため、待ち時間もなく周囲にバレる心配もありません。
ご予約は24時間受け付けておりますので、お急ぎの場合でも安心です。
またオンライン診療の後、医師が最短1時間でアフターピルを配送いたします。
レターパックや封筒でポスト投函となりますので、ご不在でも受け取り可能です。
※お荷物はアフターピルとわからないように配送いたします。
さらにエミシアクリニックはアフターフォローが充実している点も強みです。
低用量ピルと併用した際の副作用などに不安がある場合は、オンラインですぐにご相談ください。
エミシアクリニックでは、避妊失敗から72時間と120時間以内に服用するアフターピルをご用意しています。
72時間 | ¥8,778(税込) |
120時間 | ¥15,950(税込) |
※自由診療のため保険適用外です。
配送をご希望の場合は、別途配送料が発生いたします。
ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
※アフターピルだとバレないようにご自宅へ発送しております。
【特記事項】
・本施術は、未承認医薬品を使用した自由診療です。(マドンナ(Madonna))
・薬機法に基づき、医師による個人輸入にて導入・治療を行っております。 (ご参考:個人輸入に関する厚生労働省の案内)
・同一の成分・性能を有する国内承認医薬品等で、「ノルレボ」が承認されています。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
ピルを服用するときは違いや注意点を理解して正しく服用しましょう
アフターピルと低用量ピル(OC)は、どちらも避妊を目的に使用されているものですが、服用タイミングが大きく異なります。
アフターピルは避妊に失敗してしまった場合の緊急処置として処方されるものです。
エミシアクリニックでは、オンライン診療後から最短1時間で発送いたします。
緊急性の高い場合はまずご相談ください。