膣内射精(中出し)をされてしまい、「妊娠してしまったらどうしよう」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
膣内射精をしたからといって必ず妊娠するわけではありませんが、1回の性行為でも妊娠する可能性はあります。
一般的に「安全日」と呼ばれる排卵期以外でも、妊娠確率はゼロではありません。
この記事では、膣内射精による一般的な妊娠確率をはじめ、生理中や排卵前後、低用量ピル服用中など状況別の妊娠リスクについて解説します。
膣内射精後に取るべき対処法や、外出し・膣内洗浄など避妊に関するよくある誤解についても紹介します。
なお、妊娠を望まない場合は、できるだけ早く医療機関を受診し、アフターピルの服用を検討することが大切です。
アフターピルは、性行為後の限られた時間内に服用することで妊娠を防ぐ効果が期待できるため、不安がある場合は早めに受診しましょう。
膣内射精(中出し)による妊娠確率はどのくらい?
避妊をせずに膣内射精(中出し)をした場合、排卵日前後では、1回の性行為でも20〜30%程度の確率で妊娠するとされています。
一方で、排卵日前後以外の時期であっても、妊娠する可能性がゼロになるわけではありません。
排卵日は月経開始日の約14日前が目安とされていますが、体調やストレスなどの影響で前後することがあり、月経周期が不規則な場合はさらに予測が難しくなります。
また、避妊なしの性行為は妊娠の可能性だけでなく、性感染症のリスクも伴います。
妊娠を望まない場合は、安全日に頼るのではなく、コンドームや低用量ピルなど適切な避妊方法を選びましょう。
※参照:日本生殖医学会
1回の膣内射精でも妊娠する?リスクを高める要因も解説
年齢や生活習慣などによって妊娠のしやすさは変わりますが、1回の膣内射精でも妊娠する可能性はあります。
精子は女性の体内で最大5日間生存するとされているためです。
性行為をした日が排卵日ではなくても、その後に排卵が起これば受精する可能性があります。
また、排卵日を正確に予測するのは難しいため、避妊なしの性行為には妊娠のリスクが伴うことを覚えておかなければなりません。
妊娠の可能性がある場合は、緊急避妊が可能な時間内にできるだけ早く医療機関を受診しましょう。
膣内射精(中出し)の妊娠確率【条件別】
ここでは、膣内射精(中出し)による妊娠リスクを条件別に分けて解説します。
妊娠リスクを減らすためにも正確な避妊対策を怠らず、避妊具や低用量ピルを活用しましょう。
生理中の妊娠確率
生理中の膣内射精(中出し)で妊娠する確率は比較的低いものの、ゼロではありません。
研究によると生理周期4日目に性行為を行った場合、受胎可能期にあたる確率は約2%とされています。
また精子の寿命は3~4日程度のため、膣内に残った精子により受精する可能性もあります。
生理中でも油断せず、必要に応じて避妊や緊急避妊を検討してください。
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排卵日前後の妊娠確率
排卵日に膣内射精(中出し)を行った場合、妊娠する確率は1回の性行為あたり約33%と高くなります。
排卵日はストレスや生活習慣の影響で変動するため、「安全日」と考えても実際には排卵と重なっているケースも少なくありません。
妊娠を望まない場合は、排卵日の有無に関わらず、必ず避妊を行いましょう。
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低用量ピル服用中の妊娠確率
低用量ピルを正しく服用している場合、膣内射精(中出し)による妊娠率は0.1%です。
一般的な使用(飲み忘れなどを含む)でも、妊娠率は約5%とされています。
低用量ピルは、7日間連続で服用すると排卵を抑える効果が期待できます。一方で、飲み忘れなどにより7日以上服用しない期間があると、排卵が起こる可能性が高まります。
生理5日目以降に服用を開始した場合は、7日間連続で服用するまでは別の避妊方法と併用するか性行為を控えることが推奨されます。
ただし、低用量ピルを正しく服用していても、妊娠を完全に防ぐことはできません。
緊急度が高い場合は、性行為後でも効果が期待できるアフターピルがおすすめです。
アフターピルは性行為から経過時間が短いほど効果が期待できるので、早めにご相談ください。
低用量ピルの避妊効果についてさらに詳しく知りたい方はこちら!
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中出しは危険日・安全日に関係なく妊娠のリスクがある
「安全日」や「危険日」という言葉を耳にしますが、時期に限らず中出しすれば妊娠する可能性があります。
危険日とは排卵日付近の時期を指します。危険日を把握するには、基礎体温法などで排卵時期を推測する方法が一般的です。
排卵日前日〜4日前は頸管粘液(けいかんねんえき)が変化するため、妊娠しやすい時期とされています。
※頸管粘液:子宮の下部で膣につながっている腺から分泌される粘液
しかし、どのタイミングでも妊娠の可能性はゼロではありません。
排卵期以降や生理中を「安全日」と考えても、ストレスや体調によって排卵日は変動します。
妊娠を望まない場合は、コンドームやIUD(子宮内避妊具)、低用量ピルなどを活用し、避妊を徹底しましょう。
※参照:日本産科婦人科学会
安全日の考え方についてさらに詳しくはこちら!
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中出しされた後、妊娠を望まない場合の対処法
行為後の対処法として、アフターピルや子宮内避妊器具があります。
それぞれの緊急避妊法の特徴は以下です。

後述しますが、シャワー洗浄に避妊の効果はありません。
また子宮内避妊器具の場合は、病院で医師による装着が必要です。
子宮内に装着する避妊具なので、出産経験のある方に向いている避妊方法と言えます。
いずれにしろ、避妊に失敗したときは速やかに対処することが大切です。
避妊に失敗した際の対処法について詳しくはこちら!
避妊失敗後の対処法は?アフターピルの注意点も解説
アフターピルによる緊急避妊
アフターピルは、避妊失敗から72時間以内または120時間以内に服用する薬です。
性行為後、所定の時間内に服用することで、以下の妊娠阻止率が期待できます。
- 48時間以内:84%
- 72時間以内:58%
薬に含まれるホルモンの作用により、排卵を遅らせたり阻止する効果が期待できるためです。
服用のタイミングが早ければ早いほど、効果が高いとされています。
ただしアフターピルは医療用医薬品であり医師による処方が必要なため、服用したい場合は医療機関を受診しましょう。
※参照:愛知県薬剤師会
エミシアクリニックのオンライン診療では、24時間365日受け付けており、スピーディーな処方と配送に対応しています。配送目安は以下のとおりです。
- 通常発送(最短翌日)
平日17時・土日祝16時半までに手続きをした方 - 超特急便(最短1時間以内)
平日・土日祝18時半までに手続きをした方
※超特急便(バイク便)は別途料金5,500円(税込)がかかります。対応エリアは東京・埼玉・神奈川・千葉です。
アフターピルは服用までの時間が短いほど効果が期待できます。
不安を感じている方は、時間が過ぎてしまう前にまずはエミシアクリニックのLINE無料相談をご活用ください。
※LINEでのご相談は無料ですが、アフターピルの処方やお薬代には所定の費用(自由診療)がかかります。
銅付加IUDの装着による避妊
銅付加IUD(子宮内避妊具)は、性行為後5日以内に装着することで避妊効果が期待できます。
精子の活動を妨げ、受精卵が子宮内に着床するのを防ぐ仕組みです。
5年有効ですが、30,000円~50,000円ほどの費用がかかり、月経量が増える場合もあります。
長期的な避妊手段としても使用できるため、妊娠を避けたい場合に良いでしょう。
女性自身が日常的に避妊方法を気にせずに生活できるので有益な選択肢です。
ただしIUDの装着は医療機関での手続きが必要なため、医師の指導の下で正しく使用しましょう。
※参照:公益社団法人 日本産科婦人科学会
エミシアクリニックのオンライン診療|アフターピルの料金
エミシアクリニックで取り扱っているアフターピルの種類と料金は以下のとおりです。
- 72時間以内用(3日以内用):8,778円(税込)
- 120時間以内用(5日以内用):8,800円(税込)
性行為からの経過時間に合わせて、適切なアフターピルをご案内します。なお、当院でのアフターピル処方は保険適用外の自由診療です。
「自分の状況だとどちらの薬を選べばいいかわからない」「今からでも間に合うか不安」という方も、医師が状況に合わせて提案いたします。
少しでも気がかりなことがあれば、まずはLINEからお気軽にご相談ください。
※対面での診察や処置が必要と医師が判断した場合は、対面受診をご案内する場合があります。
オンライン診療でアフターピルを受け取るまでの流れ
エミシアクリニックのオンライン診療を利用して、アフターピルを受け取るまでの手順は非常にシンプルです。
ご来院いただく必要はなく、以下のステップで完了します。
- ボタンをタップしてLINE友だちを追加
- LINEに届いた問診票を記入し、医師が確認
- バレない梱包でご自宅にお届け
スマートフォンで手続きが完了するため早めの対処が可能です。
膣内射精があり、妊娠への不安を抱えている方はまずはエミシアクリニックにご相談ください。
よくある誤解|誤った避妊方法による妊娠のリスク
避妊や緊急避妊の方法を誤ると妊娠リスクが高まります。以下の方法で妊娠を防ぐことはできません。
少しでも不安な場合は早めにアフターピルを服用するか、日頃から低用量ピルを服用することが重要です。
自己判断やネットの情報を鵜呑みにせず、正しい処置を取りましょう。
「膣外射精(外出し)なら妊娠しない」という誤解
膣外射精(外出し)をしても妊娠する可能性はあり、妊娠率は22%と言われています。
※前提として、膣外射精(外出し)は正しい避妊法とは言えません。
男性器から分泌されるカウパー腺液(我慢汁)には精子が含まれている場合があり、膣外射精でも膣内に精子が侵入する可能性があります。
27人を対象とした研究では、約4割の人の我慢汁(尿道球腺液)に精子が含まれ、その多くは動く精子でした。
※引用(日本語訳):アメリカ国立衛生研究所
また、射精のタイミングを完全にコントロールすることは難しく、不完全な膣外射精が妊娠につながるケースもあります。
妊娠を望まない場合は、コンドームの使用や低用量ピルの服用など適切な方法で避妊を行いましょう。
※参照:WHO「Selected practice recommendations for contraceptive use Third edition 2016」
「オギノ式は避妊になる」という誤解
オギノ式は月経周期から排卵日を推測し、妊娠しやすい時期を避ける方法ですが、確実な避妊法ではありません。
排卵日はストレスや体調の変化で前後するため、「安全日だから」と安心するのは危険です。
卵子は排卵から1~2日程度で受精能力を失いますが、排卵日予測の誤差により妊娠する可能性があります。
避妊を行いたい場合は、オギノ式に頼らず避妊具やピルを使用しましょう。
「中出ししてすぐ洗えば妊娠しない」という誤解
膣内射精後の緊急避妊措置として膣内洗浄しても避妊にはなりません。
膣内洗浄とは、中出し後に精製水やビデなどの専用の洗浄液を用いて膣内を洗うことを指します。
しかし、精液には1~3億個の精子が含まれており、膣内洗浄で完全に洗い流すことは不可能です。
また、精子は泳ぐのが速く、射精すれば数分以内に子宮頸管まで到達するため、膣内洗浄を行ったとしても間に合いません。
むしろ膣内洗浄によって精子が子宮内に押し込まれ、逆に妊娠リスクが高まる場合もあります。
よく耳にする「コーラ」や「酢」などの民間の膣洗浄も避妊効果はありません。
中出し後は、アフターピルなどの緊急避妊法を用いることが重要です。
妊娠を防ぐために知っておきたい正しい避妊方法
膣内射精後の緊急避妊として、アフターピルは有効ですが、服用後も避妊効果が持続するわけではありません。
日常的に避妊をしたい場合は、以下の方法を取り入れましょう。

- コンドーム
- 低用量ピル
- IUD(子宮内避妊具)
コンドームは、適切に使用すれば妊娠だけでなく性病予防にも有効な方法です。
ただし、破損や装着ミスによる失敗リスクもあるため、使用前に確認しておきましょう。
また、女性ホルモンを利用して排卵を抑制する低用量ピルの服用もおすすめです。
飲み忘れや服用開始タイミングのズレがあると避妊効果が低下するため注意が必要ですが、生理周期の安定にも役立ちます。
妊娠を望まない場合は、性行為の前後で適切な避妊法を選びましょう。
さらに詳しくはこちら!
▼コンドーム
コンドームの避妊効果はどのくらい?正しい使用方法や選び方のポイント、ほかの避妊方法も解説
コンドームの避妊率とは?避妊失敗を防ぐ正しい使い方を詳しく解説
▼低用量ピル
ピルとはどんな薬?避妊効果や飲む意味・副作用・安全性についてわかりやすく解説
低用量ピルの副作用は怖い?デメリットと各対策を徹底解説
膣内射精(中出し)と妊娠に関してよくある質問

性行為において膣内射精が行われた場合の妊娠リスクやその後の対処法について、よくある質問を基に解説します。
膣内射精に関連する誤解や、妊娠のリスクを減らすための正しい知識を得ることが大切です。
アフターピルを飲めば中出ししても大丈夫?
たとえアフターピルの服用後であっても、妊娠しないという保証はありません。
排卵が遅れることもあり、服用後の性行為が排卵日付近(妊娠しやすい時期)にあたってしまう可能性もあります。
避妊が成功しているとわかるまで、性行為は控えた方が良いでしょう。
ゴムが途中で破れた場合は膣内射精になる?
行為中にコンドームが破れていた場合、膣内射精と同じ状況になっている可能性が高いでしょう。
避妊に失敗している可能性もあるため、妊娠を望んでいない場合は婦人科へ相談・アフターピルの服用など緊急避妊を検討しましょう。
またコンドームを使用する際には、包装の傷みや穴・保存状況などを事前にしっかり確認することも大切です。
生で少し入れただけでも妊娠する可能性はある?
膣内に精子が少量しか入っていなくても、妊娠の可能性はゼロではありません。
精子は小さく、1回の射精で数億個が膣内に放出されます。
膣内に少量でも精子が入れば、排卵とタイミングが合った場合に受精が起こる可能性があります。
妊娠を避けたい場合は、早めに医療機関で相談し、必要に応じてアフターピルなどの緊急避妊法を使用することが重要です。
膣内射精後に不安がある場合は早めに医師へ相談しましょう
膣内射精(中出し)をしたからといって必ず妊娠するわけではありませんが、妊娠を完全に否定することもできません。
妊娠を望まない場合は、性交後72時間以内であればアフターピルによる緊急避妊が期待できます。
アフターピルは、服用できる時間に制限があるため、「もう少し様子を見よう」と迷っている間にも、効果が期待できる時間は過ぎてしまいます。
エミシアクリニックでは、24時間申し込み可能なオンライン診療を実施しています。妊娠が不安な場合は、できるだけ早めにご相談ください。



