コンドームが破れたり、避妊できていないと気づいたりした際、不安や焦りを感じる方は少なくありません。
実際、避妊に失敗した場合の妊娠確率は約24%と高く、望まない妊娠を防ぐためにも早めの対応が重要です。
妊娠を避けたい方は性交後できるだけ早くアフターピルを服用しましょう。
アフターピルは、性交後72時間以内〜120時間以内の服用で避妊が期待できる薬です。服用が早いほど効果が高まるとされています。
本記事では、避妊に失敗しやすいケースや具体的な対処法を詳しく解説します。
アフターピルの種類や服用時の注意点についても紹介するため、「どう対応すればいいかわからない」と不安を感じている方も参考にしてください。
最後まで読むことで、避妊失敗後に取るべき行動がわかり、落ち着いて対処しやすくなるでしょう。

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任
避妊方法別の避妊率

前提としてコンドーム等で避妊しても、絶対に妊娠しないとは言い切れません。
避妊方法ごとの妊娠率は以下の通りです。
| 避妊方法 | 避妊方法を使用した 性行為の妊娠率 |
|---|---|
| コンドーム | 18% |
| 低用量ピル(OC) | 9% (飲み忘れを含む) |
| リズム法 | 24% |
| 避妊手術 | 女性:0.5% 男性0.15% |
| 避妊なし | 85% |
妊娠率は使用状況によって変わるため一概には言えませんが、避妊をしていても予期せぬ妊娠につながる可能性があります。
また、コンドームが破れる・外れるといったトラブルが起こるケースも少なくありません。
「避妊に失敗したかもしれない」「きちんと避妊できたか不安」という方は、自己判断で様子を見ず、できるだけ早くアフターピルを服用してください。
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避妊に失敗したときに今すぐやるべき対処法
避妊に失敗した場合は、できるだけ早く医療機関へ相談し、アフターピルを服用しましょう。
アフターピルは、性交後から服用までの時間が短いほど妊娠を防げる可能性が高まる緊急避妊薬です。
主に排卵を抑えたり遅らせたりすることで妊娠を防ぐと考えられています。
LNG 緊急避妊薬(以下「LNG-ECP」という)の作用機序は十分に解明されていないが、
その効果は主に着床の阻害よりも排卵の抑制あるいは排卵の遅延によるものと考えられて
いる 5)。引用:日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)」
アフターピルには、性交後72時間以内に服用するタイプと、120時間以内に対応できるタイプがあります。時間が経過するほど避妊効果は低下するため早めの服用が重要です。
また、アフターピルに年齢制限はなく、高校生を含む未成年でも処方を受けられます。
※エミシアクリニックでは18歳未満のアフターピル処方をしておりません
なお、アフターピルの服用には医師・処方が必要です。「避妊に失敗したかもしれない」と感じた時点で、できるだけ早く産婦人科や婦人科クリニックを受診してください。
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エミシアクリニックのアフターピルオンライン診療
アフターピルの効果は服用が早ければ早いほど高くなるため、できるだけ早い対応が重要です。
エミシアクリニックではオンライン診療を行っており、緊急性の高い状況に対応するため、以下のようなサービスを提供しています。
- LINEで24時間申し込み受付
- 最短1時間でアフターピルをお届け
- 土日祝でも発送
- 避妊失敗から72時間・120時間に服用する薬剤をご用意
- アフターピルと分からないように梱包
オンライン診療なので土日祝日関係なく、遠方にお住まいの方でも受診可能です。
| アフターピル | 値段 |
|---|---|
| 72時間用アフターピル | 税込8,778円 |
| 120時間用アフターピル | 税込15,950円 |
※お申し込み後のキャンセルも可能です。
※但しカード決済後やカード・代引き決済にて発送が完了した場合は、キャンセルできかねますのでご了承ください。
また吐き気止めを無料でお届けしているほか、不安な点をLINEですぐに相談していただけるなどアフターフォローも行っています。
患者様が安心して受診していただける環境を整えていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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避妊失敗後にアフターピルを服用するときの注意点
避妊に失敗した際に、アフターピルを服用する際の注意点は以下の通りです。
服用のタイミングや方法を誤ると、効果が十分に得られない可能性があり、また副作用のリスクも考慮する必要があります。
「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、しっかりと読んで参考にしてください。
副作用が生じる場合がある
避妊の失敗後にアフターピルを服用する際は、吐き気やめまいなどの副作用に注意が必要です。
服用後24時間以内に約半数の方が何らかの副作用を経験するとされており、特に以下の症状が報告されています。
- 悪心
- 下腹部痛
- 頭痛
- 嘔吐
※参照:日本産婦人科学会
一般的に24時間以内に消失するケースがほとんどですが、症状が出ると不安に感じる方も多いでしょう。
万が一副作用が辛い場合も、オンライン診療なら医師との相談から処方・服用後のフォローアップまで、すべてをスマートフォンひとつで完結できます。
従来の対面診療では、副作用に苦しみながら通院しなければならないという負担がありましたが、オンライン診療ではその心配がありません。
生理が早まる・遅れることがある
アフターピルを服用すると、生理予定日が早まったり遅れたりすることがあります。
薬に含まれる高用量のホルモンによって、一時的にホルモンバランスが変化するためです。
服用後は数日〜3週間ほどで「消退出血」と呼ばれる出血が起こることがあり、生理が来たと感じる方もいます。
ごく少量の出血で、薬の作用で子宮内膜が剥がれ落ちたときの出血で、生理とは異なるケースが多いです。
また、本来の生理が予定より数日〜1週間程度ずれることも珍しくありません。
過度に不安になる必要はありませんが、予定日を大きく過ぎても生理が来ない場合は、妊娠検査薬の使用や医療機関への相談を検討しましょう。
100%妊娠を回避できる訳ではない
アフターピルは、100%妊娠を回避できる訳ではありません。
| 服用時間 | 避妊成功率 | 妊娠率 |
|---|---|---|
| 行為直後~ 12時間 | 99.5% | 0.5% |
| 12~24時間 | 98.5% | 1.5% |
| 25~36時間 | 98.3% | 1.7% |
| 37~48時間 | 97.4% | 2.6% |
| 49~60時間 | 96.9% | 3.1% |
| 61~72時間 | 95.9% | 4.1% |
| 72~120時間 | 85.0% | 15% |
性行為から服用時間までの間が短ければ短いほど、高い避妊効果が期待できる点が特徴です。
飲むタイミングによっては、99%以上と高い確率で避妊を狙えます。
もしアフターピル服用後に陽性が出た場合は、以下の記事をご確認ください。
【医師監修】アフターピルを飲んだのに陽性?妊娠確率と確認方法を解説
よくある避妊の失敗例と対策

代表的な避妊失敗の事例は以下の通りです。
- コンドームが外れた・破れた・中に残った
- 低用量ピル(OC)を飲み忘れた
- 避妊せずに膣外射精(外だし)をした
- 避妊リング(IUS/IUD)を正しく装着しなかった
- 性行為から8時間以内に避妊用ペッサリーを除去した
避妊は確実に行うことが重要ですが、膣外射精への過信など、一つの判断ミスが望まない妊娠につながる可能性があります。
また「安全日だから」「40歳以上は妊娠しにくいから」といった誤った認識で避妊を怠るケースも少なくありません。
本章では失敗例を挙げた上で、対策についても解説していきます。
コンドームが外れた・破れた・中に残った
性行為中にコンドームが破れるなど、バリア法の失敗はよく聞く失敗例の一つです。
意識していても、気づかないうちに失敗している可能性も考えられます。
以下に、具体的な事例やその対策をまとめました。
| 事例 | 対策 |
|---|---|
| 適切に使用できていない (性行為の途中からつける) | 挿入前からコンドームを着用する |
| 破損 (破れた・穴が開いた) | ・使用期限を確認して使う ・適切に保管する (高温多湿を避ける・ケースに入れる等) ・使用前に爪を切る |
| 外れる (中に残った) | 正しいサイズを使用する |
「性行為中にコンドームが破れた」「膣内で抜けてしまった」という話は、ネット上でもよく見受けられます。
より確実な避妊対策をするなら、コンドームの使用と共に低用量ピルを服用しましょう。
コンドームの避妊効果や破れた場合の避妊確率を詳しく知りたい方はこちら
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ゴムをしてたのに妊娠した?よくある原因や避妊失敗時の対処法を解説
低用量ピル(OC)を飲み忘れた

低用量ピル(OC)を飲み忘れた場合や、服用後すぐに下痢・嘔吐した場合は、避妊効果が担保されていない可能性があります。
緊急避妊薬の服用が必要なケースは、以下の通りです。
- 服用1週目(1~7日目)に3錠以上飲み忘れた
- 飲み始めが3日以上遅れている間に避妊せず性行為をした
※参考:日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)」
また服用後に下痢や嘔吐が24時間以上続いた場合も、薬の成分が吸収できていない可能性があります。
24時間以上続く嘔吐または重度の下痢が続いている場合は,吸収されていないか不完全
な吸収のため,十分な避妊効果が担保されていないと考えられるので一旦,OC 服用を中止する.引用:日本産婦人科学会「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン(案)」
ケースごとの対策は以下の通りです。
| 事例 | 対策 |
|---|---|
| 低用量ピルを2錠以上 飲み忘れた | 飲み忘れた錠剤に近いものをすぐに服用。 7錠連続で服用するまでは、コンドームによる避妊対策を行う |
| 低用量ピルの服用後2時間以内に 下痢・嘔吐があった | 再度低用量ピルを服用 |
| 連続して下痢・嘔吐があった | 一旦服用を中止 回復後は7錠以上服用するまで、コンドームによる避妊対策を行う |
飲み忘れや下痢等で2錠以上服用できていないときは、必ずコンドームを使用してください。
ピルを飲み忘れた状態で性行為があった場合の対処法はこちら!
性行為後にピルの飲み忘れに気づいたときの対処法|妊娠リスクとアフターピル服用の判断基準
避妊せずに膣外射精(外だし)をした
コンドームの使用や低用量ピルを服用せずに膣外射精すると、避妊失敗のリスクが高くなるでしょう。
精子は精液だけでなく、カウパー腺液にも混入している場合があります。
※カウパー腺液:男性器から分泌する無色透明な液体。
つまり射精していなくても、膣内に精子が入ることは十分考えられるのです。
膣外射精は避妊法ではありません。
妊娠を望んでいない場合は、コンドームや低用量ピルを服用で避妊対策しましょう。
オンライン診療で受け取れるエミシアクリニックの低用量ピルについてはこちらをご覧ください。
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避妊リング(IUS/IUD)を正しく装着しなかった
避妊リングとも呼ばれている、IUS/IUDが正しく装着できていない場合も緊急避妊法を推奨します。
避妊リングによる、避妊失敗例は以下の通りです。
- 脱落する
- 部分的に脱出した
- 除去前7日の間に避妊せず性行為をした
避妊具は正しく装着できているか、定期的に医師が確認する必要があります。
きちんと検査を受けて、脱落や脱出を防ぎましょう。
性行為から8時間以内に避妊用ペッサリーを除去した
性行為から8時間以内に、避妊用ペッサリーを除去した場合も注意が必要です。
ペッサリーは性交前に挿入し性交後少なくとも6時間、できれば8時間はそのままにします。ただし、24時間以内に外すようにします。
引用:MSDマニュアル家庭版「バリア法による避妊」
上記の通り、除去は性行為後8時間が望ましいとされています。
ペッサリーは習慣的に破れていないか確認しましょう。
また連続して性行為をおこなう場合は、殺精子剤を膣内に入れて対策してください。
避妊失敗に関するQ&A
避妊失敗に関するQ&Aを以下にまとめました。
特に若い世代では、避妊に関する正しい知識が不足していたり、誤った情報に惑わされたりすることも少なくありません。
また避妊具の使用方法を誤ったり、緊急時の対応に戸惑ったりする場合もあります。
避妊失敗に疑問・不安がある方は、最後までチェックしてください。
妊娠検査薬はいつから使う?
妊娠検査薬は、妊娠の可能性がある性行為から3週間後を目安に使用しましょう。
妊娠検査薬は妊娠によって分泌される「hCGホルモン」を検出する仕組みですが、性交後すぐは分泌量が少ないため正確な判定ができません。
受精卵は、受精後すぐに妊娠が成立するわけではなく、子宮内膜へ着床して初めて妊娠が成立します。
一般的に着床までは約1週間かかり、その後hCGホルモンが徐々に増えていきます。
そのため、検査のタイミングが早すぎると、妊娠していても陰性になる場合があるため注意が必要です。
生理予定日が不明な場合でも、性交から3週間後を目安に検査すると、より正確な結果を確認しやすくなるでしょう。
安全日なら避妊しなくても妊娠しない?
生理中や排卵日から生理までの期間を「安全日」と呼ぶ方もいますが、避妊せず性行為をすれば妊娠する可能性があります。
そもそも排卵日の予想は難しく、確実に排卵しない保証はありません。
また膣内に入った精子の寿命は3〜5日間といわれており、生きのびた精子が受精する可能性も考えられます。
基本的に安全日はないと考えてください。
低用量ピルはアフターピルの代わりになる?

アフターピルを低用量ピルで代用することは、確実な効果が実証できないので推奨できません。
確かに中用量ピルを使用した緊急避妊法(ヤッペ法)もありますが、処方は医師が判断するものです。
また複数錠飲めばいいという話ではないの、個人の判断で服用するのはやめましょう。
なお日頃から生理不順でお悩みの方、確実な避妊を継続的に行いたい方は低用量ピルの服用がおすすめです。
低用量ピルは正しく服用すれば、95%以上の避妊効果を目指せるほか、以下の効果も期待できます。
- 生理日のコントロール
- 生理痛の緩和
- PMS症状の緩和
- ニキビの改善
ただしアフターピル同様に、服用は医師の診察が必要です。
エミシアクリニックでは低用量ピルの処方もオンラインで行っているので、お気軽にご相談ください。
避妊に失敗したかもと思ったらできるだけ早く相談しましょう
「避妊に失敗したかも…」と思ったらまず医師に相談しましょう。
不安や怖い気持ちで過ごすのは、精神的にも良くないですよね。
エミシアクリニックでは、あなたの状況に合わせてアフターピルを処方しますので安心してください。
アフターピルは避妊失敗から72時間・120時間以内に服用する必要があります。
避妊失敗に気づいたら速やかに対処しましょう。
| 【アフターピルの個人輸入は推奨できません】 アフターピルを海外の通販サイトや輸入代行業者から個人輸入する方もいますが、リスクが高く推奨できません。 不衛生な環境で製造された粗悪品や偽薬の可能性もあります。 また副作用が起きた場合、適切な対処ができません。 アフターピルは医師の指導下で服用しましょう。 【関連:厚生労働省「個人輸入において注意すべき医薬品等について」】 |



