「避妊をせずに性交渉をしてしまった。アフターピルを服用したいけどいつまでに飲めば間に合うのかな？」
避妊に失敗もしくは避妊をしないで性交渉をし、望まない妊娠を避けるためにこの記事にたどり着いた方もいるはずです。
アフターピルは望まない妊娠を避ける手段の一つですが、服用のタイミングが極めて重要で遅れるほど効果は低下してしまいます。
本記事ではアフターピルの効果が期待できる時間や、ピル服用の注意点について解説しています。
最後まで読めば冷静かつ適切な判断ができ、アフターピルの正しい使用方法も理解できるでしょう。
望まない妊娠のリスクを抑え、自分の健康と将来を守るためにも正しい知識を身につけてください。
この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任
アフターピルの効果が期待できるのは性行為後120時間以内
アフターピルの効果が期待できるのは性行為後120時間以内です。
ピルの服用は望まない妊娠を防ぐための重要な選択肢ですが、その効果はタイミングに大きく左右されます。
性行為直後～12時間以内に服用した場合、避妊率は99.5%と高めです。
しかし時間が経過するにつれてその効果は徐々に低下していき、72時間～120時間が経過すると、避妊率は85%まで下がってしまいます。
以下では考えられる3つの要因をまとめました。
- 排卵のタイミング
- 受精と着床のプロセス
- 薬剤の作用時間
「アフターピルはいつまで飲めるのか」「いつまで間に合うのか」という疑問に対しては、遅くとも120時間以内の服用が重要と回答できます。
また「72時間以降は意味がない」という考えは正確ではありません。
確かに性行為直後～12時間以内の服用よりも数値は下がりますが、85%という避妊率はまだ高めといえます。
とはいえより確かな効果を得るためには、できるだけ早く服用することが望ましいです。
エミシアクリニックではオンライン診療を行っており、超特急便を利用することで最短1時間でアフターピルを発送できます。
予約不要・来院無しで24時間いつでも受診できるので、まずはLINE友達登録をしてみてください。
アフターピル服用後は副作用に注意
アフターピル服用後は、以下のように様々な副作用が起こる可能性があるため注意が必要です。
- 月経周期の変化
- 吐き気
- 頭痛
- 腹痛
- 乳房圧痛
- めまい
- 疲労感
副作用はピルに含まれるホルモンによって、体内のホルモンバランスが一時的に変化することで起こります。
複数の副作用を経験する方もいれば、まったく症状が現れない方もいて個人差があるものです。
症状が持続したり悪化したりする場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
副作用に関して詳しくはこちら
>>低用量ピルの副作用は怖い？デメリットと各対策を徹底解説
副作用が起こる期間｜頭痛・吐き気はいつまで続く？
上記の副作用は、通常24時間以内に治まるとされています。
多くの方が心配される頭痛や吐き気の症状は一時的なものであり、長期間続くことはありません。
これらの副作用は服用後すぐに現れ徐々に軽減していくことがほとんどで、翌日には症状が改善されるでしょう。
ただし個人の体質や状況によって症状の現れ方や持続時間に差があるため、自身の体調変化に注意を払うことが大切です。
エミシアクリニックでは、無料で吐き気止めを処方しています。
アフターピルと合わせて発送されるため、吐き気が心配な方も不安なく服用できるでしょう。
アフターピルを服用する時の注意点
アフターピル服用時の注意点は、以下の4つです。
万が一誤った服用をしてしまうと、副作用が出るなど体へ悪影響を及ぼす恐れもあります。
そういった事態を避けるためにも服用前に、注意事項を理解しておきましょう。
服用のタイミングや用法・用量を守る
アフターピル服用の注意点として、服用のタイミングや用法・用量をしっかり守ることが挙げられます。
アフターピルの効果が期待できるのは性行為後120時間以内なので、この期間に決められた錠数を守り服用しましょう。
薬の種類にもよりますが、基本的に1回1～2錠の服用となります。
アルコールは薬の効果を低下させる可能性があるため、服用の前後は飲酒を避け必ず水で服用してください。
またアフターピルは通常の避妊薬ではないため定期的な使用は避け、緊急時のみの使用に限定しましょう。
普段から避妊したい方は、低用量ピルがおすすめです。
低用量ピルは、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンを含む経口避妊薬です。
排卵を抑制することで、避妊だけでなく生理痛の軽減・月経周期の調整効果も期待できます。
エミシアクリニックではオンライン診療にて、低用量ピルも取り扱っているので気になる方はお気軽にご相談ください。
服用後2～3時間以内に嘔吐した場合は追加で服用する
アフターピルを服用後2～3時間以内に嘔吐した場合は、戻したことで薬の効果が十分に発揮されない可能性があるため、再度内服してください。
緊急避妊薬には主に以下2種類があり、いずれも服用後に吐き気や嘔吐が生じる場合があります。
- LNG（レボノルゲストレル）：20％未満
- UPA（ウリプリスタル酢酸エステル）：12％未満
参照：厚生労働省
とはいえ自己判断は危険なので、できるだけ速やかに医療機関に相談し追加の服用について指示を仰ぎましょう。
避妊方法目的で日常的には使用しない
アフターピルは避妊方法目的で使用する薬なので、日常的には使用しないでください。
日常的に服用することで、以下のようなリスクが起こる可能性も。
- ホルモンバランスの乱れ・生理周期の異常
- 不正出血
- 将来的な妊娠計画への支障
- 血栓症のリスクが高まる
生理周期のほかアフターピルに含まれる高用量のホルモンを繰り返し摂取することで、血栓症のリスクが高まる可能性も指摘されています。
緊急避妊以外の目的で避妊を行う場合は、代替方法を選択しましょう。
- 低用量ピル
- コンドーム
- 子宮内避妊具（IUC）など
妊娠を望まない場合、性交渉の際には必ず何らかの避妊方法を用いることが重要です。
自分の体と将来の健康を考慮し、適切な避妊方法を選択しましょう。
自己判断で服用しない
アフターピルは自己判断で服用せず、必ず医療専門家の指導を仰いでください。
個人の健康状態や体質によっても、アフターピルの適切な使用方法や時期が異なる可能性があります。
以下に当てはまる条件はないか確認しておきましょう。
| 使用できない方 | ・本剤成分に対して過敏症の既往歴がある女性 ・重篤な肝障害のある患者 ・妊婦 |
| 慎重投与が必要な方 | ・肝障害のある患者 ・心疾患・腎疾患またはその既往歴のある患者 |
| 併用薬に関する注意点 | ・肝酵素誘導作用のある薬剤 ・抗凝固剤 （フェニンジオンおよびワルファリン） |
併用薬に上記薬剤を使用していると、緊急避妊薬の効果が減弱したり抗凝固剤の効果が変化する可能性があるため、注意が必要とされています。
※血液凝固を阻害する薬物
万が一緊急でアフターピルを使用しなければいけない状況の場合、オンライン診療で医師に相談しましょう。
エミシアクリニックでは、LINEで24時間オンライン診療に対応しており誰にもバレずに相談可能です。
予約不要ですぐに診療できるので、アフターピルの服用で悩んでいる方は以下ボタンから友達追加してご相談ください。
アフターピルの服用についてよくある質問と回答
アフターピルの服用についてよくある質問・回答は以下の通りです。
アフターピルの使用は、正確な情報に基づいて服用することが重要なポイント。
「ピルを飲んだけれど妊娠していないか不安」「誰にもバレずに購入したい」といった悩みを抱える方はチェックしてください。
服用後に高温期がいつまで続いたら、妊娠の可能性がありますか？
アフターピル服用後、高温期の長さだけで妊娠の可能性を判断することは困難です。
ピルの効果は通常、服用後約5～7日間持続しこの期間中は基礎体温が高めに維持される傾向にあります。
妊娠の可能性は高温期の持続だけでなく、以下の要因も考慮し総合的に判断してください。
- 生理予定日から1カ月近く遅れている
- アフターピル服用後1カ月経過しても生理が来ない
これらの症状が見られる場合、医療機関や市販のもので妊娠検査を行うことをおすすめします。
また不安や疑問は、迷わず医療機関に相談することが賢明です。
服用後の体調変化や妊娠の可能性は個人差が大きいため、専門家のアドバイスを受けることが重要な方法となります。
正確な情報と適切なケアを受け、心身ともに健康を維持しましょう。
周りにバレずにすぐにピルを手に入れる方法はありますか？
誰にもバレずにアフターピルを購入する方法として、オンライン診療が挙げられます。
2023年11月より一部薬局でも試験的に販売開始（※）していますが、オンライン診療なら時間・手間の節約が可能です。
薬局に出向く必要がなく自宅にいながら診察～購入までの全プロセスを完結できるため、その利便性が大きなメリット。
また薬局で知人に会う可能性や店員との対面でのやりとりを避けられるため、周囲の目を気にせずに購入できます。
エミシアクリニックも、アフターピルのオンライン診療を行っており初診であっても来院不要です。
予約も無しですぐに医師の診察ができ、最短当日にアフターピルのお受け取りもできます。
またアフターピルと分からないように配送するため、家族に見られる心配もありません。
| 72時間以内用 アフターピル | 9,350円（税込） |
| 120時間以内用 アフターピル | 15,950円（税込） |
自宅にいながら医師の診断を受け薬の入手も可能なので、アフターピルを検討していて周囲の目が気になる方はお気軽にご相談ください。
アフターピルはできるだけ早く服用しよう！
アフターピルの効果を発揮するには、できるだけ早く服用することが重要です。
性交渉後120時間以内に服用すれば、約85%の確率で妊娠を防げるものの、服用が早ければ早いほどさらに高い避妊効果が期待できます。
周囲の目を気にして行動が遅れてしまうことがありますが、妊娠の可能性が高まってしまうため迅速な行動をしてください。
エミシアクリニックでは24時間365日オンライン診療を提供しているため、営業日や時間を気にすることなく、いつでもその場で相談が可能です。
不安・疑問がある方や、すぐにアフターピルが欲しい方はエミシアクリニックにご連絡ください。
