「たたないことが増えて、自信がなくなってきた…」
「最近、途中で萎えてしまうけど、もしかしてこれがEDの症状?」
彼女や奥さんのことは好きなのに、いざという時にたたなかったり萎えてしまうと不安になってしまうでしょう。
ED(勃起不全)は日本国内で推定1,130万人が該当し、40歳以上の男性では3人に1人が経験するとされている一般的な症状です。
※参照:日本臨床内科医会
たたないときの対処法としては、ライフスタイルの改善やED治療薬の服用、専門医への相談など様々な選択肢があります。
そこで本記事では、性行為の際にたたなかったり途中で萎えてしまう原因や即効性のある対処法などについて詳しく解説します。
また病院を受診する目安やED治療についてもお伝えするので、まずは不安を解消するところから始めましょう。

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任
好きなのにたたないケースは珍しくない
「パートナーのことは好きなのに勃たない」という悩みは、珍しいものではありません。
ED(勃起不全)は心理的要因と身体的要因の両面から起こるため、恋愛感情の有無とは別のところで起こることが多いです。
たとえば、以下のような状況は誰にでも起こりうるものです。
- 緊張やプレッシャーで「うまくやらなきゃ」と意識しすぎる
- 初めての相手で気持ちが高ぶりすぎ、逆に勃たない
- 仕事や人間関係でストレスを抱えている
- 睡眠不足や生活習慣の乱れで体がついてこない
- 一時的にホルモンバランスや自律神経が乱れている
恋人や妻を心から愛していても、メンタル面や体調の影響で勃起がうまくいかなくなることは誰にでも起こります。
「自分だけがおかしいのでは?」「好意が足りないのか?」と不安に思う必要はありません。
改善を目指したい場合、まずは原因を明確にしましょう。
妻にだけたたない悩みがある人は、以下の記事もご覧ください。
妻だけEDになるのはなぜ?悩む男性の割合や原因・治し方を解説
まずは性行為の際にたたない原因をセルフチェック
たたない状況には、複数の原因が重なっていることがあります。
まず自分がどのタイプに当てはまりやすいのかを簡単にチェックしてみましょう。
| 身体的な要因 | ・年齢とともに勃起力が弱くなってきた ・生活習慣が乱れがち ・疲労がたまっている、体調が不安定 ・持病や服薬の影響が気になる |
| 心理的な要因 | ・緊張や不安で気持ちが落ち着かない ・性行為中に「うまくできるか」気になってしまう ・過去の失敗が頭に残っている ・パートナーへのプレッシャーを感じる |
| 環境や状況による可能性 | ・落ち着ける雰囲気や時間が確保できていない ・前戯が少なく性的興奮が十分に高まっていない ・コンドームをつけるタイミングで集中が途切れる ・雑音や人の気配が気になりやすい |
一つでも当てはまるものがあれば、そこが改善のヒントになります。
たたない原因は主に身体的・心因的の2つ
性行為の際にたたない原因には、主に以下の2つがあります。

性行為の際の勃起不全を解決するためには、まず自分のたたない原因が何なのかを知ることが大切です。
以下でそれぞれの原因について詳しく解説するので、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
身体的原因(血流・生活習慣・加齢)
身体的な理由でたたなくなる場合の原因には、以下のものがあります。
- 血管や神経の病気
- 加齢で血管や神経の機能が劣化している
- 糖尿病
- 高血圧で血管が硬くなり、血流が悪くなっている
- 肥満
- 喫煙で血流が悪くなっている
- 男性ホルモンのテストステロンの低下
- 睡眠時無呼吸症候群
- EDを引き起こす副作用のある薬の影響
身体的な理由の場合は、生活習慣や喫煙・加齢といったことが関わっている場合が多いです。
中にはたたないことが病気の前触れや症状である場合もあるので、長く続く場合は病院を受診しましょう。
心因的原因(緊張・プレッシャー・過去の失敗)
心因的なものがたたない理由の場合の原因には、以下のものがあります。
- ストレスがたまっている
- 性行為に対する不安や緊張がある
- 性的経験のトラウマがある
- うつ病や不安神経症などの精神疾患がある
心因的な原因の特徴として、パートナーとの性行為の際にだけ勃起しないという症状が見られることがあり、デリケートな対応が必要になってくる場合が多いです。
また、身体的原因と心因的原因が混在してたたない場合もあるため、メンタルだけではなくフィジカルの状態も確認してみると良いでしょう。
さらに詳しく知りたい人はこちら!
トラウマが原因の心因性EDは治せる?勃たない原因や克服方法を解説
たたないときにその場でできる対処法【即効性重視】
性行為の途中で勃たない、あるいは途中で萎えてしまうと焦りを感じやすいものです。
しかし、多くの場合は緊張やプレッシャーによる一時的な反応 であり、少しの工夫で勃起が戻るケースも少なくありません。
特に即効性が期待できる方法として、次のような対処があります。
性行為の場面で勃たないときほど焦りは逆効果になりがちです。
まずは落ち着いて対処し、自分のペースを取り戻しましょう。
深呼吸をして緊張を和らげる
深くゆっくりとした呼吸は、勃起を妨げる過度な緊張を和らげる効果に期待できます。
勃起するにはリラックス状態で働く「副交感神経」が重要ですが、焦りや不安が強くなると「交感神経」が優位になり、興奮していてもたちにくい状態になりがちです。
以下のように呼吸を整えるだけで、身体は落ち着きを取り戻しやすくなります。
- 4秒かけて鼻から吸う
- 6秒かけて口からゆっくり吐く
体勢を変える瞬間や抱き寄せているタイミングなど、自然に取り入れられる場面は多くあります。
呼吸からリセットすることで、勃起が戻りやすい状態をつくれるでしょう。
※参考:厚生労働省
前戯やスキンシップに時間をかける
挿入を急がず、前戯に時間をかけるほど勃起は安定しやすくなります。
興奮が十分に高まっていない状態で挿入しようとすると、勃起が弱まったり途中で萎えたりしやすくなります。
まずは身体の感覚をゆっくり引き上げる時間を意識的につくりましょう。
効果的なアプローチの例は以下の通りです。
- キスやハグなど気持ちを高める行為を増やす
- 相手の体に触れながら会話を交える
- 互いのペースを合わせ、急がない雰囲気をつくる
触れ合う時間が増えるほど、心理的なプレッシャーがほどけて血流も高まり、自然な勃起が戻りやすい状態に整います。
マッサージで刺激や血行をサポートする
性的な集中が高まらないときや興奮が途切れた直後は、血流を整えるだけでも回復のきっかけになります。
性器そのものを刺激しなくても、周辺の筋肉をほぐすことでペニスへの血流が促されやすくなるためです。
具体的には以下のようなタッチが取り入れやすいでしょう。
- 太もも内側をやさしくなでる
- 鼠径部〜下腹部を手のひらで温めるように触れる
相手と一緒に行っても自然な流れになり、落ち着いた空気づくりにもつながります。
一度中断してプレッシャーを切り離す
うまくいかないと感じたときは、一度行為を中断する方が回復が早いこともあります。
「萎えたらどうしよう」という焦りは勃起を妨げる要因の一つです。
行為を無理に続けると緊張が強まり、さらにたちにくい状態へ傾いてしまいます。
中断といっても特別な行動は必要ありません。
以下のような間をつくるだけでも緊張が抜け、自然と勃起が戻るケースもあります。
- 軽く姿勢を変える
- 水をひと口飲む
- 少し会話を挟む
- スキンシップだけの状態に戻す
「続けなければならない」という意識を手放すこと自体が一つの対処法になるでしょう。
日常的にできるたたない状況を避ける対処法
性行為の際にたたない状態が続いているとき、日常的にできる対処法には以下のものがあります。
たたない状態をなるべく自分で解決したいと思うときは、上記の方法を試してみると良いでしょう。
具体的にどのようにすれば良いのかについてお伝えしていくので、ぜひ参考にしてください。
勃起に関わる栄養素を含む食べ物を取り入れる
たたない時には、以下のような精力の付く食べ物を試してみるのもおすすめです。
| 期待できる効果 | 食べ物 |
|---|---|
| 精力アップ | 牡蠣・牛肉・カボチャの種・アーモンド・ほうれん草・うなぎ |
| スタミナアップ | 山芋・ニンニク・鶏肉・大豆・エビ |
精力をアップさせたい場合には、テストステロンという男性ホルモンの生成を助ける働きがある亜鉛を多く含む食品を摂りましょう。
アーモンドやほうれん草などのビタミンEが豊富な食品も、血管を広げ、勃起機能の改善が期待できる食材です。
スタミナが足りないと感じる場合は、アルギニンを多く含む山芋やニンニク・鶏肉・大豆などを摂るようにしてみましょう。
アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進するという研究結果(※)もあり、男性機能のサポートが期待できます。
※参照:協和発酵バイオ健康成分研究所
精力剤やドリンクを補助的に取り入れる
たたない時には、精力剤などのドリンクを飲んでみるのもおすすめです。
精力剤には、滋養強壮や疲労回復に効果が期待できる成分が含まれているため、男性機能の回復のために利用する人も少なくありません。
コンビニや薬局で手軽に購入できるため、たたない時に試してみるのも1つの手です。
ただし精力剤は栄養補助食品としての側面も強いため、あまり過信せず、あくまでもサポートとして利用するのが良いでしょう。
精力剤の効果について詳しくはこちら!
精力剤の効果は?種類や飲むタイミング・ED治療薬の違いも解説
自慰や性行為のペースを見直す
刺激の頻度をコントロールするだけでも、勃起力が回復しやすくなる可能性があります。
過度な自慰や無理なペースの性行為が続くと、神経が慣れて興奮が高まりにくくなるためです。
強く握る・刺激の強い動画を長時間見るなど、強い刺激に頼った自慰が習慣化している場合、実際の性行為との刺激差が大きくなります。
まずは、以下のような調整から始めると負担が少なく取り組みやすいです。
- 自慰の回数を数日おきにする
- 軽いタッチでの刺激に切り替える
こうした小さな見直しによって体の反応が整い、自然な興奮が戻りやすくなります。
無理のない範囲で調整し、自分のリズムをつかんでいきましょう。
自宅でもできるたたないときの生活改善方法
たたないときには、自宅でもできる以下の生活改善方法も試してみましょう。

たたない理由には、睡眠不足や不規則な生活など、日常の過ごし方が影響している場合もあります。
以下で改善した方が良い日常生活の習慣を確認して、日頃から意識してみましょう。
十分な睡眠時間を確保する
たたない状態を改善するためには、しっかり睡眠をとって規則正しい生活をすることも大切です。
睡眠不足は男性ホルモンのテストステロンの分泌量が減ってしまうため、たたない原因となってしまうことがあります。
また睡眠不足は自律神経にも影響を及ぼすので、交感神経が優位になってしまって血管が収縮し、陰茎に血液が行き渡りにくくなることも。
厚労省は「成人では6~9時間が適切な睡眠時間(※)」としているので、それを目安に睡眠時間を確保するようにしましょう。
※参照:厚生労働省
栄養バランスを意識した食生活にする
たたない状態が気になっているなら、バランスのとれた食事を意識することも大切です。
【バランスのとれた食事の例】
- 朝食:ごはん・卵焼き・オレンジ・ほうれん草の味噌汁・ヨーグルト
- 昼食:ごはん・煮魚・小松菜と油揚げの煮浸し・野菜サラダ・牛乳
- 夕食:ごはん・鶏の唐揚げ・ほうれん草のお浸し・カボチャのスープ・大根の漬物
食生活の乱れからEDを発症することも多いため、食事の見直しにより勃起不全が改善する場合もあります。
逆にラーメンやハンバーガーなどのファストフードは、生活習慣病のリスクがあるだけではなく、ED発症の原因となることも。
食生活の乱れは血流の悪化に繋がりやすいため、普段から意識して体に良い食べ物を選ぶようにしましょう。
軽い運動や筋トレを習慣にする
軽い運動や筋トレを毎日のルーティンに取り入れることも、たたない状態を改善するきっかけになる場合があります。
たとえば、以下のような筋トレや運動は、勃起不全の改善への効果が期待できるでしょう。
ケーゲル体操は骨盤底筋を鍛える運動で、勃起不全だけではなく、尿漏れや姿勢改善などの効果も期待できます。
ケーゲル体操のやり方は、以下の通りです。
【やり方】
- 排尿を途中で止めるようなイメージで、骨盤底筋(尿道・肛門周辺の筋肉)に力を入れる
- 骨盤底筋をぎゅっと締めたまま10秒キープする
- 骨盤底筋を10秒ゆるめる
- これを20回行う
- 1〜4を1セットとして1日に数セット行う
ケーゲル体操は立ったままでもできますが、仰向け状態でもできるので、やりやすいほうで行いましょう
上記の運動や筋トレは効果が出るまで時間がかかることがあるため、毎日持続して行うのが大切です。
喫煙習慣を見直す
喫煙をしている人の場合、禁煙をすることでたたない状態が改善する場合があります。
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させ血流を悪化させるため、EDの発症に繋がることも。
また喫煙は男性ホルモンのバランスを乱し、性欲を減退させたり勃起不全のリスクに繋がる可能性が指摘されています。
タバコを吸う人のED発症率は吸わない人よりも高いという調査結果(※)もあるので、可能なら禁煙するのがおすすめです。
※参照:ファイザー
飲酒量を控えめにする
アルコールを大量に摂取することも、たたない原因となる場合があるので気をつけましょう。
深酒をすると、男性ホルモンの分泌が低下し、性欲が減退したり勃起不全となることがあります。
さらに勃起に必要な神経の働きを抑制し、血流が悪化してしまうことによりたたない状態になることも。
ただし適度な飲酒の場合はリラックス効果により、勃起を助けてくれることもあるため、適量を心がけることが大切です。
たたない症状が改善しない場合は病院への相談を検討しよう
勃起不全は全身疾患の前触れの可能性もあるため、これまで紹介してきた対処法や改善法を試してもたたない場合は、病院での受診がおすすめです。
具体的には、以下の症状がある場合に、病院に行ったほうが良いでしょう。
- たたない状態が2週間以上続く
- 性行為の際にたたないことが頻繁に続く
- たっても持続しない
- 性行為が満足にできていないという自覚がある
病院を受診することで、勃起不全が改善するだけではなく、隠れている病気を早期発見できる可能性もあります。
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オンライン診療が気になる人は以下の記事もご覧ください。
ED(勃起不全)のオンライン診療!治療の流れや処方薬を医師が紹介
ED治療では何をする?治療の流れや注意点を解説
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