以前は問題なく性行為ができていたのに、あるとき勃起できなくなり、「また失敗したらどうしよう」と不安を抱えていませんか?
一人で行う際は問題がない場合、「精神的なものが原因なのでは」と悩む方もいるでしょう。
心因性EDへの対処には、性行為に対するプレッシャーやストレスなど、心理的な要因に目を向けることが大切です。
ただし、自慰行為や朝立ちがあるからといって、必ずしも心因性EDだとは判断できません。身体的な要因が関係している可能性もあるため、医師に相談して原因を確認しましょう。
本記事では、EDを自覚した経験がある20〜60代の男性100名へのアンケート結果も踏まえながら、心因性EDの対処法を詳しく解説します。
自分で試せる方法から医療機関で受けられる治療まで、心因性EDへの向き合い方を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
調査概要
- 実施期間:2026年8月17日~2026年8月18日
- 調査対象:EDの症状を経験したことがある20~60代の男性100名
- 調査方法:インターネットアンケート調査

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任
心因性EDの治し方を考えるうえで知っておきたい主な原因

心因性EDに関わる代表的な心理的要因の一つが、過去の失敗経験などから生じる予期不安です。
たまたま勃起できなかったり、途中で中折れしてしまったりした経験が、強いプレッシャーを生み出すことがあります。
また、以下のような心理的・環境的な要因も心因性EDを引き起こすきっかけになります。
- 仕事や人間関係による日常的な強いストレス
- 過去の性的なトラウマ
- パートナーとの関係性の変化やプレッシャー
性行為の場面で緊張や不安が高まると、交感神経の活動などを介して勃起に必要な神経・血管反応が抑えられ、勃起しにくくなることがあります。
心因性EDを疑う特徴
心因性EDでは、以下のような特徴がみられることがあります。
- 自慰時には勃起できる
- 朝立ちが保たれている
- 特定のパートナーや場面でのみ症状が起こる
心理的な要因が関係しているケースでは、自慰時や朝の勃起が保たれている場合があります。
また、性行為に対するプレッシャーやストレスなどが関係するため、若い世代でも発症する可能性があります。
実際に、EDを自覚した年齢についてのアンケートでは、30〜40代が中心ではあるものの、「20代」と答えた方も19%いました。

ただし、これらの特徴に当てはまるからといって、必ずしも心因性EDだとは判断できません。身体的な疾患が隠れているケースもあるため、原因が分からない場合は医師に相談しましょう。
エミシアクリニックのオンライン診療では、自宅からLINEを使って医師に相談できます。EDの原因や治療について知りたい方は、まずはお気軽にご相談ください。
心因性EDの主な治し方・克服方法
以下では、日常生活で取り入れやすい3つの克服方法について詳しく解説します。

| アプローチの方向性 | 具体的な方法の例 |
|---|---|
| 心理的負担の軽減 | 性行為に対するプレッシャーを減らす、スキンシップを重視する |
| パートナーとの協力 | 不安や悩みを共有する、コミュニケーションの機会を増やす |
| 生活習慣の見直し | 睡眠の質を高める、ストレスを発散する、過度な飲酒を控える |
パートナーとの協力や生活習慣の見直しも含め、取り入れやすい方法から試してみましょう。
性行為への緊張やプレッシャーを減らす
心因性EDを克服するためには、性行為に対する過度なプレッシャーを和らげましょう。
「必ず勃起しなければならない」「最後まで挿入を成功させなければいけない」と強く意識しすぎると、かえって大きなプレッシャーとなり、勃起を妨げる要因になります。
勃起や挿入といった結果にとらわれすぎず、パートナーとのスキンシップや心地よい感覚そのものに意識を向けるのがおすすめです。
リラックスした雰囲気のなかで触れ合いを楽しむことで、自然と不安が和らぎやすくなります。
パートナーと協力して心理的な負担を減らす
心因性EDに向き合う際は、パートナーと不安や悩みを共有することも大切です。
勃起できないことへの不安を素直に伝え、お互いの理解を深めることで、心理的な負担が軽減する可能性があります。
実際に、EDを経験された方へのアンケートでも、「パートナーの言葉に救われた」という声が寄せられました。

私の場合、以前中折れして失敗した経験から来る心理ストレスによるものが大きかったと思います。上手く行わなきゃと思えば思うほど集中出来ず自信を失いましたが、相手から上手く出来なくてもいいと言われた事で少しずつ回復するようになりました。
※個人の感想であり、症状の改善や治療効果には個人差があります。
言葉を交わして安心感を得ることが回復につながるケースも少なくありません。
ストレスや睡眠などの生活習慣を見直す
日常的な疲労やストレスに対処するために、生活習慣を見直すのも一つの方法です。
睡眠不足や慢性的な疲労、過度な飲酒、強いストレスなどは、性機能や勃起に影響する要因となる場合があります。
実際に、生活習慣を見直したことで状態の変化を感じたというアンケートの声も寄せられています。

生活リズムを整えて十分睡眠をとる事には一定効果があったと感じている。
※個人の感想であり、症状の改善や治療効果には個人差があります。

日頃の睡眠不足を解消するために、早寝を心がけてしっかり体を休めるようにしたところ、少しずつですが朝立ちの頻度が戻り、途中で萎えてしまうことも減ったように感じています。
※個人の感想であり、症状の改善や治療効果には個人差があります。
心と体を休めることは大切ですが、生活習慣を整えるだけで心因性EDが必ず治るとは限りません。
セルフケアを試しても改善が見られない場合や、不安が強く残る場合は、無理をせず医師に相談しましょう。
心因性EDが治らないときの治療法
医療機関で提案される治療法は主に以下の通りです。
生活習慣の見直しやパートナーとのコミュニケーションといったセルフケアだけで改善が見られない場合は、医療的治療が選択肢となります。
ED治療薬で勃起をサポートする
心因性EDの治療において、性的刺激に伴う勃起をサポートする目的で「ED治療薬」が選択されるケースがあります。
ED治療薬自体は、心理的な原因を直接取り除く薬ではありません。
しかし、勃起をサポートすることで、性行為への不安が和らぎ、自信の回復につながる可能性があります。
心因性EDでは、必要に応じて心理・行動療法と薬物療法を組み合わせることも検討されます。
エミシアクリニックのオンライン診療でも、状態やライフスタイルに合わせたED治療薬の処方を行っています。
LINEから手軽に相談でき、薬は中身がわからないように配慮して発送されるため、初めての方にもおすすめです。
ED治療薬について詳しく知りたい方はこちら!
カウンセリング・心理療法で不安の原因に向き合う
性行為に対する強いトラウマがある場合や、根深い精神的ストレスを抱えている場合は、専門家によるカウンセリングや心理療法が選択肢になります。
医師やカウンセラーとの対話を通じて、以下のような心理的要因への対処を行います。
- 無意識に抱えている不安やプレッシャーの言語化
- 性行為への不安を強める考え方や思考パターンへの働きかけ
- パートナーとの関係性に関する悩みへの助言
状況によっては、複数のアプローチを組み合わせて改善を目指すケースもあります。
どちらのアプローチが合っているかも含めて、まずは医師に状況を相談してみましょう。
心因性EDは何科?病院での受診を検討するケース
心因性EDの疑いがある場合、まずは「泌尿器科」やED治療を専門とするクリニックを受診しましょう。
心理的要因が強い場合には、必要に応じて精神科・心療内科や心理職などへの相談・連携が検討されます。
受診を検討する際の目安は以下のようなケースです。
- 一人での自慰行為や朝立ちはあるのに、いざという時に勃起しない・中折れする
- 何度か性行為を試しても症状を繰り返してしまう
- EDの症状によって、パートナーとの関係に悪影響が出ていると感じる
- 「また失敗したらどうしよう」という不安が強く、性行為自体が苦痛になっている
原因が分からない場合や、症状を何度も繰り返してしまう場合は、一人で抱え込まずに医師へ相談するのがおすすめです。
対面で相談しづらい場合はオンライン診療も選択肢
EDはデリケートな悩みのため、対面での受診に抵抗を感じる方もいるでしょう。
実際に、EDを自覚した経験がある男性100名へのアンケートでは、医療機関を受診していない83名から、「恥ずかしかった」「自然に治ると思った」といった理由が挙げられました。
病院へ行くのが恥ずかしいと感じる方には、自宅などからスマートフォンで医師に相談できるオンライン診療の活用がおすすめです。
エミシアクリニックでは初診から来院不要で、LINEで申し込み・問診から診察、薬の処方までオンラインで対応しています。
「病院へ行く勇気が出ないけれど、医師に相談したい」「自分に合った治し方を知りたい」という方は、LINEからお気軽にご相談ください。
※対面での診察や検査が必要と医師が判断した場合は、対面受診をご案内する場合があります。
EDのオンライン診療について詳しくはこちら!
心因性EDの治し方に関するよくある質問
心因性EDの治し方や原因について、よくある質問とその回答をまとめました。
心因性EDは自然に治ることもある?
症状に関係する心理的な負担が軽減されることで、自然に症状が改善する可能性はあります。
例えば、仕事の繁忙期が過ぎて心身の余裕を取り戻したり、パートナーとの関係性が良好になったりすることで、性行為に対する不安が和らぐケースも考えられます。
しかし、「いつか治るだろう」と放置していると、失敗経験が積み重なってさらに不安が強まるという悪循環に陥るケースも少なくありません。
生活習慣を見直しても状況が変わらない場合や、症状が長引いている場合は、放置せず医師に相談しましょう。
EDを放置するリスクについてはこちら!
心因性EDの原因はトラウマ?
過去の性的な失敗経験や不快な出来事などのトラウマが原因になることはあります。
ただし、トラウマだけが原因とは限らず、仕事のプレッシャーや人間関係の悩み、パートナーとの性行為に対する緊張など、さまざまな心理的要因が関係します。
また、睡眠不足などの生活上・身体的な要因が重なることもあります。
特定のトラウマに心当たりがない場合でも、日々の心理的な負担が関係している可能性もあるため、自己判断せず医師に相談するのがおすすめです。
心因性EDの治し方を知り、自分に合った対処を始めよう
心因性EDへの対処では、プレッシャーやストレスなどの心理的な負担に目を向け、自分に合った方法を見つけることが大切です。
対処法としては、性行為に対する過度なプレッシャーを減らすセルフケアや、パートナーと悩みを共有して協力する方法があります。
また、ED治療薬による勃起のサポートやカウンセリングなど、医療機関で相談できる選択肢もあるため、原因や症状に応じて医師と治療方針を検討しましょう。
原因が分からず一人で悩んでいる場合は、無理をせず医師に相談してください。エミシアクリニックのオンライン診療なら、自宅からLINEで相談が可能です。
現在の状況を正しく把握し、自信を取り戻すためにも、ぜひお気軽にご相談ください。



