心因性EDとは?起こる仕組みや原因、改善する方法を解説

心因性EDとは?起こる仕組みや原因、改善する方法を解説

心因性EDとは?起こる仕組みや原因、改善する方法を解説

心因性EDとは、体にとくに異常がないにもかかわらず、心理的な原因によって十分に勃起できなかったり、維持できなかったりする状態を指します。

一人でいるときや朝は問題がなくても、実際に性行為の場面になると勃たないといったケースも少なくありません。

心因性EDは原因がメンタル面にあるため、自然に改善しにくいこともありますが、適切な方法で対処すれば改善が期待できます。

この記事では、心因性EDが起こる仕組みや主な原因、具体的な対処法、医師への相談の目安を解説します。

自分に当てはまるか確認したい人や、何から始めればよいのか迷っている人は、ぜひ最後までご覧ください。

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心因性EDは、緊張や不安などの心理的要因によって、性行為の場面でだけ勃起が維持できなくなる状態です。

原因が気持ちの部分にあるため、ひとりで抱え込みやすいのも特徴のひとつです。

たとえば、次のような状態が続いている場合は、医師への相談を検討しましょう。

  • 朝立ちや自慰では問題ないのに、性行為の場面だけ勃たない
  • 過去の失敗体験が頭をよぎり、緊張してしまう
  • 3か月以上、勃起の維持が難しい状態が続いている
  • 性行為そのものを避けるようになっている

エミシアクリニックでは、スマートフォンやPCで完結するEDオンライン診療を提供しています。

通院の時間がとりにくい人や、人目が気になる人は、ぜひオンライン診療をご利用ください。



上野 一樹先生

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生

2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任

心因性EDとは|性行為のときだけ勃起できない状態

心因性EDとは、身体的には勃起を起こす機能が保たれているにもかかわらず、心理的な要因によって性行為の場面でのみ勃起が得られない、または維持できない状態です。

ED(勃起不全)は「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態」と定義されており、原因によって次のように分類されます。

心因性ED緊張・不安・ストレスなどの心理的要因
器質性ED血管・神経・内分泌など身体的要因
混合性ED心因性と器質性が組み合わさったもの
薬剤性ED服用中の薬が影響しているもの

心因性EDはこのうち、血管や神経などの身体的な異常が主因ではなく、緊張・不安・ストレスといった心理的要因が強く関わります。

年齢を問わず起こり得る悩みで、20代や30代の若い世代にも見られます。

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心因性EDが起こる仕組み

心因性EDでは、「失敗するかもしれない」という不安が交感神経を刺激し、勃起しにくい状態を引き起こします。

勃起は、性的な刺激を受けた脳が神経を介して陰茎の血管を広げ、海綿体に血液が流れ込むことで起こります。

しかし、強い緊張や不安を感じると、交感神経が優位になります。交感神経とは、ストレスや緊張状態に反応して身体を活動的にする自律神経のひとつです。

交感神経が優位になると、血管が収縮して血流が十分に行き渡らず、勃起が難しくなります。

心因性EDの主な特徴|セルフチェック

心因性EDには、以下のような特徴があります。

心因性EDの主な特徴|セルフチェック
  • 朝や起床時に勃起していることがある(朝立ちがある)
  • 自慰のときは問題なく勃起・射精ができる
  • 特定のパートナー、特定の場面でだけ勃ちにくい
  • 性行為の際に過去の失敗体験が頭をよぎる
  • 仕事や人間関係でストレスが続いている
  • 持病や服薬中の薬がない

なお、糖尿病・高血圧・心疾患などの持病がある人や服薬中の人は、心因性以外の原因が関わっている場合もあります。

セルフチェックはあくまで目安であり、最終的な判断は医師が行います。

これらの項目に当てはまり、勃起困難が続いている場合、または性行為を避けるようになった場合は、医療機関の受診も検討しましょう。

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心因性EDの主な原因

心因性EDの代表的な原因は次の4つです。

性行為に対するプレッシャーや日常生活で感じるストレスなど、さまざまな要因が重なって生じます。

原因を把握しておくことで、自分に合った対策や治療方法を見つけやすくなります。

性行為へのプレッシャー・緊張

「相手を満足させなければ」「失敗できない」という気持ちが強いほど、勃起は維持しにくくなります

プレッシャーを感じると交感神経が優位になり、身体がリラックスできなくなるためです。

交感神経とは、緊張したり興奮したりしているときに働く神経で、優位になると血管が収縮して血流が悪くなります。

勃起には、副交感神経が優位なリラックス状態で、陰茎へのスムーズな血流が必要です。

たとえば、新しいパートナーと初めて関係を持つときや、子作りを意識した場面では、「うまくやらなければ」という思いが強まり、EDの症状が出やすくなります。

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過去の失敗体験

過去の性行為における失敗体験は、EDの発症につながることがあります。

とくに、性行為中に一度でも勃起できなかった経験があると、「次も失敗するのではないか」という不安が強まる傾向があります。

自覚がなくても、心のどこかに不安が残っていると、次のような悪循環に陥りがちです。

  1. 性行為で勃起しにくい
  2. 「またうまくいかないかもしれない」と不安が強まる
  3. 緊張が高まり、さらに勃起しにくくなる

失敗体験に対して過度にとらわれないよう注意し、必要に応じて心のケアを検討しましょう。

パートナーとの関係の変化

パートナーとの関係の変化は、性行為時の勃起に影響を与えることがあります。

関係性や相手に対する気持ちが変化すると、性的な興奮につながる感情も揺らぎやすくなるためです。

たとえば、次のような時期には、身体の反応にも現れやすくなります。

  • 関係が長くなり、恋愛感情が薄れている
  • マンネリを感じ、新鮮さが薄れている
  • 会話やスキンシップが減り、心の距離を感じている

関係そのものが背景にあるケースでは、身体の反応だけを変えようとしても改善が困難です。

会話やスキンシップの時間を意識的に増やす、一緒に外出する機会を作るなど、日常の関わり方を少しずつ見直してみましょう。

日常のストレス・疲労

日々の疲労やストレスが蓄積すると、性行為への意欲そのものが湧きにくくなり、性行為時の勃起に影響することがあります。

たとえば、次のような状況が重なると、身体の反応に影響が出やすくなります。

  • 仕事のプレッシャーや人間関係の悩み
  • 経済的な不安
  • 睡眠不足や慢性的な疲れ
  • 生活リズムの乱れ

心当たりがある人は、まずは生活習慣の見直しや休息をとることを優先しましょう。

睡眠不足とEDの関係について詳しくはこちら!
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心因性EDが自然に改善しにくい理由

心因性EDの主な原因は、心理的な要因にあります。

次のような思考の悪循環に陥ると、不安な考えが繰り返し浮かび、症状が改善しにくくなります。

  1. 一度の失敗で「また失敗するのでは」という不安が生まれる
  2. 次の機会で緊張が強まり、実際にうまくいかない
  3. その経験がさらに次の不安を強める

失敗を恐れて性行為そのものから距離をとるようになると、成功体験を積み直す機会も減ってしまいます。

また、悩みをひとりで抱え込むほど、気持ちの負担やストレスが大きくなります。

セルフケアを続けても変化が見えない場合は、パートナーに共有することや治療薬の活用、心理療法など、別のアプローチも検討してみましょう。

心因性EDを改善する方法

心因性EDを改善するには、いくつかの方法を同時に行うことが効果的です。

代表的な改善方法は、次の4つです。

心因性EDを改善する方法

治療を始める際は医師に相談しながら、自分の状態や生活環境に合った方法を組み合わせていくと、回復を目指しやすくなります。

心因性EDの治療方法について詳しくはこちら
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パートナーに現状を共有する

心因性EDの改善では、パートナーと状況を共有することが大切です。

ひとりで悩みを抱え込むと、「また失敗したらどうしよう」という不安が大きくなり、悪循環から抜け出せなくなります。

たとえば「最近、性行為がうまくいかないことがあるけれど、少しずつ良くしていきたい」と伝えるだけでも、十分に効果があります。

必ずしも無理に説明する必要はありません。

しかし、現状を共有することで気持ちが軽くなり、パートナーとの関係性も保ちやすくなります。

ED治療薬の活用を検討する

ED治療薬(PDE5阻害薬)には、陰茎の血流を促す働きがあります。

薬を使用しながら成功体験を積み、「失敗するかもしれない」という不安を弱めていく方法も選択肢のひとつです。

自信が戻れば、最終的には薬なしでも性行為できる状態を目指せます

なお、ED治療薬は処方薬であり、持病や服用中の薬との相性を確認する必要があります。

インターネット個人輸入の薬は偽造品のリスクがあるため、医療機関を通じた処方が安全です。

ストレスを減らし自律神経を整える

心因性EDの背景にあるストレスや疲労を和らげる取り組みも、並行して進めましょう。

具体的には、次のような対処法がおすすめです。

  • 睡眠時間を確保する(目安として1日6〜7時間)
  • 適度な運動を習慣にする(ウォーキング・軽い筋トレなど)
  • 過度な飲酒や喫煙を見直す
  • 呼吸法や入浴でリラックスする時間を作る

自律神経のバランスが整うと、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、リラックスした状態を保ちやすくなります。

日々のコンディションを整える取り組みは、ほかの改善方法に取り組む際の支えにもなります。

喫煙とEDの関係について詳しくはこちら!
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心理療法で根本的な原因に向き合う

失敗の記憶やパートナーとの関係性が深く関わっている場合は、心理療法も選択肢のひとつです。

考え方のクセや、不安を生み出す思考パターンは、薬だけでは改善しにくいことが多いです。

代表的な心理療法には、悩みを言葉にして整理するカウンセリングや、思考パターンを少しずつ変えていく認知行動療法などがあります。

たとえば認知行動療法では、「また失敗するのではないか」という不安が頭に浮かんだとき、別の見方で捉え直す練習を重ねます。

医療機関や臨床心理士のもとで受けられるほか、最近はオンラインで対応する窓口も増えています。

自分の生活スタイルに合った形で取り入れてみましょう。

心因性EDで受診を考えるタイミング

セルフケアで効果が感じられないときや、悩みが日常生活に影響し始めた場合は、医療機関の受診を考えるタイミングです。

具体的には、次のような状況に心当たりがあるか確認しましょう。

  • 3か月以上、性行為時の勃起困難が続いている
  • 不安が強く、性行為そのものを避けるようになっている
  • パートナーとの関係に影響が出始めている
  • 糖尿病・高血圧・心疾患などの持病がある
  • 服薬中の薬があり、副作用の可能性を確認したい
  • 自己判断でED治療薬を使ってみたが効かなかった

受診を後回しにしていると、失敗の記憶やプレッシャーが積み重なり、より改善しにくくなることもあります。

早めに医療機関に相談することで、ご自身の状態に合った対処法を見つけやすくなります。

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心因性EDの受診先

心因性EDの相談先選びは、症状や背景に合わせて判断しましょう。

相談先には目的や状況によって、次のような選択肢があります。

泌尿器科身体的要因の有無を含めて総合的に評価できる
ED専門クリニックED診療に特化しており、相談しやすい雰囲気の医療機関が多い
心療内科抑うつ症状や強い不安が伴う場合に適している
オンライン診療通院の手間や対面の心理的ハードルを下げたい場合におすすめ

どこに相談するか迷ったときは、まず泌尿器科やED専門クリニック、あるいはオンライン診療で相談してみるとよいでしょう。

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エミシアクリニックでは、EDに関するオンライン診療を行っています。

オンライン診療の予約は公式LINEから24時間受け付けており、仕事や日常生活で忙しい人でもご自身のペースで利用できます。

EDは相談しにくい悩みのため、通院そのものがハードルになる人もいるでしょう。

オンライン診療なら、診察から処方まで人目を気にせず受けられます

気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。



心因性EDに関するよくある質問

心因性EDに関して、よく寄せられる質問は次のとおりです。

これらの疑問を理解しておくことで、医師との診察がスムーズになり、より具体的なアドバイスを受けられるでしょう。

心因性EDで射精はできなくなりますか?

心因性EDによって、必ずしも射精ができなくなるわけではありません

心因性EDは主に心理的な要因で勃起の維持が難しくなる状態であり、勃起と射精の問題は別々に現れます。

勃起が十分でなくても射精できるケースもあれば、緊張や不安が強くて射精まで至らないケースもあります。

射精に関する悩みがある場合は、射精障害が起こっている可能性も考えられるため、泌尿器科やED専門クリニックにご相談ください。

心因性EDはサプリ・精力剤・市販薬で改善しますか?

市販のサプリメントや精力剤、健康食品には、ED治療薬と同等の有効性は認められていません

たとえば、マカや亜鉛などの注目されている成分も、あくまで栄養補助の位置づけにとどまります。

EDの改善を目指すなら、医療機関を受診して、医師による診察と治療薬の処方を受けるのが適切です。

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心因性EDの治療薬を飲んでも効かないのはなぜですか?

ED治療薬が効かない主な理由は、次の3つです。

  • 服用のタイミングや食事の影響(空腹時でない・脂質の多い食事の直後など)
  • 過度な緊張や不安で交感神経が優位になっている
  • 性的刺激が十分でない

ED治療薬は、陰茎への血流を助ける働きがありますが、十分な効果を得るには性的刺激が必要です。

リラックスできずに緊張した状態だと、勃起に必要な指令が脳から身体にうまく伝わりません。

服用後しばらくたっても効果を感じられない場合は、自分で薬の量を増やさず、必ず処方した医師に相談してください。

心因性EDの原因を理解して適切に対処しよう

心因性EDは、緊張や不安などの心理的要因によって、性行為の場面でのみ勃起が維持できなくなる状態です。

改善を目指すには、原因をしっかり理解したうえで、次のような複数の方法を組み合わせて対処していきましょう。

  • パートナーへの共有
  • ED治療薬の活用
  • ストレスケアと自律神経の調整
  • 心理療法

心因性EDの主な原因は心の問題にあり、悩み始めると自力で抜け出すのが難しくなります。

ひとりで悩まず、パートナーや医師に協力してもらいながら、自分に合った形で改善を目指しましょう。

エミシアクリニックではEDに関するオンライン診療を提供しています。

ED治療薬の処方から自宅への配送まで対応していますので、副作用が気になる人や自分に合う薬を相談したい人は、お気軽にご相談ください。



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