40代・50代であっても、閉経していなければ避妊が必要です。
年齢が上がれば避妊しにくくはなりますが、妊娠する可能性はゼロではありません。
また女性が閉経するまでには、最後の生理が来てから約1年経過しなくてはなりません。
そのため完全に閉経するまで、妊娠を望まないのであれば、年齢に関係なく避妊する必要があります。
もし避妊に失敗してしまったら、意図しない妊娠を避けるためにもアフターピルの服用をおすすめします。
アフターピルは性行為後72時間~120時間内に服用することで、避妊効果を得られます。
エミシアクリニックのアフターピルは24時間いつでもスマホから申し込みが可能。
バレない梱包で即日発送されるため、緊急時にも利用しやすいアフターピルになります。
※アフターピルだとバレないようにご自宅へ発送しております。
この記事を監修した医師
上野 一樹
UENO KAZUKI
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 エミシアクリニック 院長就任
年齢問わず閉経していなければ避妊が必要
閉経していないかぎり、絶対に妊娠しないとは断言できませんので避妊は必要です。
確かに女性の妊娠のしやすさは、年齢と共に低下すると言われています。
女性の繁殖力は徐々に減少しますが、およそ32歳で始まり、37歳以降はより急速に減少します。
引用(日本語訳):Fertil Steril . 2014 Mar;101(3):633-4.「Female age-related fertility decline. Committee Opinion No. 589」
しかし妊娠しにくいといっても、可能性はゼロではありません。
厚生労働省の報告によると、40~50代の人工中絶数は15,909件。(2018年度)
さらに45~49歳の中絶選択率は48%(2017年度)と、望まない妊娠を経験している方が多いのです。※
妊娠する可能性がある以上、40代・50代でも必ず避妊してください。
また閉経は生理が1年間こなくなった時点で確定となります。
最後の生理だと思っても、1年間は避妊しましょう。
最終的には月経と排卵が永久に停止し、以降は自然な妊娠はできなくなります。少なくとも1年間月経が起こらなかった後で初めて、最後の月経であったことが確定できます。(妊娠を望まない場合は最終月経の後も1年間は避妊を行うべきです。)
引用:MSD「MSDマニュアル家庭版 閉経」
※引用:厚生労働省「平成30年度 衛生行政報告例の概況」
日本産婦人科学会 常務理事 安達知子「性教育の現状と問題点」
こちらの記事でも詳しく解説しています。
避妊の失敗例や対処法
⇒避妊に失敗したかも…心配しすぎ?洗うのはダメ?よくある例と対処法をお話します
避妊したのに生理がこない
⇒避妊したのに生理がこない…考えられる原因は?正常周期や対処法を紹介
閉経後は避妊する必要はもうない?妊娠することはあるのか
閉経後したあとの性行為で、避妊する必要は100%ないとは言い切れません。
理由としては、「実は閉経していなく自然妊娠してしまった」という可能性があるためです。
確実に閉経したのかが分からない状態で、コンドームを付けず性行為に及ぶと、妊娠する可能性も考えられるでしょう。
また40歳未満の早期閉経後でも医師のサポートにより、妊娠して出産の成功へ導いたという事例があります。
2013年に産婦人科医である河村和宏医師が、世界初となる卵胞活性化療法を開発しました。
※参考::民間医局HP
年齢による妊娠率の低下はありますが可能性がゼロではないため、妊娠を望まないのであれば避妊した方が良いと言えるでしょう。
40代・50代に適した避妊方法3つ
40代・50代の方は以下の避妊方法を検討してみてください。
- 低用量ピル(OC)
- IUS/IUD
- 避妊手術
更年期に伴う身体の変化によって、向いていない方法もあります。
ご自身の体質や生活習慣に合った避妊法を選択してください。
また避妊法を組み合わせることで、より失敗を防ぐことができます。
性感染症を防ぐ目的も兼ねて、コンドームを併用すると良いでしょう。
低用量ピル(OC)
低用量ピル(OC)は、ホルモン剤を服用することで排卵を抑制する避妊法。
原則として閉経まで使用できると言われています。
ただし年齢や体質によっては慎重投与になることも。
いずれにしろ低用量ピル(OC)を服用するときは、病院で診察を受けましょう。
低用量ピル(OC)は何歳まで飲んでいい?
基本的には閉経まで服用可能ですが、服用できない・慎重投与になる方もいます。
慎重投与の方 |
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服用できない方 |
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40歳以下で慎重投与に該当していた方も、場合によっては投与不可となります。
また50歳以上は閉経に限らず服用しないことが望ましいとされています。
体質によって服用できないこともあるので、まずは医師に相談してください。
IUS/IUD(避妊リング)
IUS/IUDはどちらも子宮内に装着する子宮内避妊器具で、女性が主体となっておこなえる避妊法です。
病院で装着する必要がありますが、その後は3~5年ほど避妊効果が続きます。
デメリットとして、避妊具の脱落によって失敗する可能性が。
また子宮内に装着するため、出産経験のない方は医師の相談が必要です。
使用制限はありませんが、出産経験のある女性に向いている避妊法と言えるでしょう。
※引用:MSD「MSDマニュアル家庭版 子宮内避妊器具(IUD)」
避妊手術
女性の場合は卵管を糸で縛るか切断して受精を妨ぐ避妊法です。
避妊失敗率は0.5%程度※と、一度の手術で高い避妊効果が期待できます。
毎回避妊する必要がないので、飲み忘れや破れるといった失敗がありません。
ただし入院を伴う手術が必要となり、術後は妊娠機能の回復が難しいでしょう。
今後妊娠を望まない方に向いている避妊法といえます。
避妊に失敗したときの緊急避妊方法2つ
もし避妊に失敗してしまった場合の緊急避妊法は以下。
- アフターピル(緊急避妊薬)
- 銅付加IUD(子宮内避妊具)
アフターピルは避妊に失敗した72時間(薬剤によっては120時間)以内に服用する緊急避妊薬です。
排卵の抑制・着床の阻害効果によって妊娠を防ぎます。
銅付加IUDは避妊に失敗した120時間以内に膣内に装着する子宮内避妊具。
避妊でも挙げましたが、緊急避妊法としても使用されています。
主に精子の運動能力を減退させて、受精を防ぐ効果が期待できるでしょう。
どちらも避妊失敗から120時間以内におこなう必要があるため、速やかに行動してください。
※参考:日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)」
アフターピルの効果と副作用についてはこちら
⇒アフターピルの効果は?避妊の仕組みや副作用について詳しく解説します。
エミシアクリニックのアフターピル
エミシアクリニックのアフターピルは以下の取り組みをしています。
- オンライン診療に対応
- LINEで24時間受付
- 最短1時間で発送
- 土日祝でも発送可能
- 72時間・120時間用アフターピルをご用意
- クレジットカード・代引き決済可能
※お申し込み後のキャンセルも可能です。
但しカード決済後やカード・代引き決済にて発送が完了した場合は、キャンセルできかねますのでご了承ください。
オンライン診療なら、仕事や家事で病院に行けない方でも受診可能です。
さらにLINEで24時間受け付けしているので、深夜や早朝でも対応いたします。
最短1時間で発送、アフターピルと明記せずに梱包するため家族にバレる心配もありません。
少しでも不安に感じたらぜひご相談ください。
※アフターピルだとバレないようにご自宅へ発送しております。
【特記事項】
・本施術は、未承認医薬品を使用した自由診療です。(マドンナ(Madonna))
・薬機法に基づき、医師による個人輸入にて導入・治療を行っております。
・同一の成分・性能を有する国内承認医薬品等で、「ノルレボ」が承認されています。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
オンライン診療の手順や詳しい説明はこちら
⇒アフターピルをネットで安全に購入するならオンライン診療を推奨!メリットを解説
妊娠する可能性があるかぎり、必ず避妊しましょう
40代、50代でも閉経していなければ、妊娠する可能性があります。
妊娠を望んでいない方は必ず避妊してください。
もし避妊に失敗した時は、速やかに対処することが大切です。
エミシアクリニックではアフターピルの処方をおこなっています。
心配なことがあれば、お気軽にご相談ください。
この記事を監修した医師
上野 一樹
UENO KAZUKI
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 エミシアクリニック 院長就任