ダイエットを頑張ってもなかなか脂肪が落ちないと、自分は太りやすい体質なのかと思いますよね。
実際に太りやすい体質には特徴があり、遺伝や家系も関係すると言われています。
今回は太りやすい体質になる原因や、具体的な改善方法をご紹介。
肥満体質になってしまう理由を明確にして、痩せやすい体を作りましょう。
エミシアクリニックでは食欲を抑えるGLP-1ダイエットを行っています。
痩せにくい体質の方はぜひ参考にしてくださいね。
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※最速当日発送の全国に配送が可能です。
この記事を監修した医師
上野 一樹
UENO KAZUKI
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 エミシアクリニック 院長就任
太りやすい体質の特徴は?
太りやすい体質の特徴は以下。
- 満腹まで食べる
- 間食が多い
- 食べる時間がきまってない
- ほとんど運動しない
明確なデータはありませんが、お腹いっぱいまで食べてしまったり、間食の回数が多いのは、太りやすい体質の特徴だといえます。
摂取カロリーが多くなるため、体に脂肪を溜め込みやすくなるでしょう。
またほとんど運動せず体を動かす機会が少ないと、筋肉量も低下してしまいます。
筋肉量が低下すると代謝が落ちて、運動しても疲れやすくなるため、より太りやすい体質に近づいてしまうでしょう。
太りやすい体質は言い訳ではない?遺伝との関係
太りやすさは遺伝の影響を受けやすいことが、肥満の研究で明らかになっています。
デンマークで540名を対象に行われた研究では、体重が増えやすい原因は遺伝的な影響が関係していることが分かりました。
遺伝的影響は成人の人間の肥満を決定する上で重要な役割を果たしているのに対し、家族環境だけでは明らかな影響はないと結論付けています。
このことから太りやすい体質は生活習慣だけでないといえます。
特に両親や家系で肥満体型が多い場合は、太りやすい可能性も考えられるでしょう。
太りやすくなる原因は?【肥満体質の理由】
太りやすくなる原因は以下。
- 基礎代謝が低い
- 脂肪細胞が多い
- 食生活の乱れ
基礎代謝が低いと、消費できるエネルギーが少なくなるため太りやすくなります。
それでも食生活や運動量など、日常生活でコントロールできる部分に気をつけることで、肥満体質を改善できるでしょう。
基礎代謝が低い
基礎代謝が低いと、食事で摂った栄養を体のエネルギーに変換しづらいため、太る原因になります。
基礎代謝は年齢とともに落ちますが、筋肉量によっても変化するため、運動量もポイントのひとつ。
一般的に加齢に伴って基礎代謝量は低下します。その主な理由として筋肉などの除脂肪量の低下があげられます。このことは活動時のエネルギー代謝量が低くなることにもつながります。また、活動量の低下などその他複数の要因が組み合わさり、総エネルギー消費量(24時間相当)も加齢に伴い低下していきます。
激しい運動でなくても、軽く散歩をしたり階段を使うなど、筋肉を使う意識を持つことが大切です。
脂肪細胞が多い
脂肪細胞とは、その名の通り脂肪のかたまりをもつ細胞のことで、この脂肪細胞の数が多いほど太りやすいと言われています。
肥満のメカニズムを脂肪細胞を通してとらえると、脂肪細胞が肥大することであり、 そして数を増すことである。成人普通体重者の脂肪細胞は直径 70~90 µm である。
脂肪細胞は胎児期・乳児期・思春期に増えやすく、この時期に多くの脂肪細胞をもつことで、成人後にも影響を及ぼすとされています。
成人の脂肪量を決定する要因は完全には理解されていませんが、すでに発達した脂肪細胞(脂肪細胞)の脂質貯蔵の増加が最も重要であると考えられています。ここでは、脂肪細胞数が成人の脂肪量の主要な決定要因であることを示しています。しかし、脂肪細胞の数は、著しい体重減少の後でも、痩せた人と肥満の人の成人期に一定のままであり、脂肪細胞の数が小児期と青年期に設定されていることを示しています。
※引用:Kirsty L Spalding「Dynamics of fat cell turnover in humans」
つまり小さい頃に肥満体型だった場合、脂肪細胞の数が多いため太りやすい体質になると考えられるでしょう。
脂肪細胞数自体はコントロールできませんが、代謝が上がるストレッチなどで、痩せやすい体を作ることは可能だといえます。
※参考:Kirsty L Spalding「Dynamics of fat cell turnover in humans」
食生活の乱れ
食生活の乱れも肥満体型と関係しています。
太りやすい体質を作る食生活は以下。
- 朝ごはんを食べない
- 食事時間が不規則
- 外食が多い
朝ごはんを抜くと体を動かすエネルギーが足りず、筋肉からエネルギーを利用しようとして、筋肉量が減ってしまいます。
筋肉量が減るとエネルギーの消費量も減るため、痩せにくい体になってしまうことに。
また不規則な食事時間は、間食が増える原因にもなります。
高カロリーなものが多い外食を控え、一汁一菜を心がけましょう。
※参考:厚生労働省「食生活のあり方を簡単に示した栄養3・3運動」
太りやすい・痩せにくい体質の改善方法
太りやすい体質を改善する方法は以下。
- 食習慣の見直し
- 軽い運動
- 医師に相談(メディカルダイエット)
脂肪細胞を増やさないためにも、食事や運動を見直していきましょう。
簡単な運動だけでも、痩せにくい体質を改善することに繋がります。
また忙しくてダイエットを行う時間がない場合は、医師に相談するのも手段の一つ。
医師から的確な指導を受けられるため、ダイエット方法が合っているのか相談もしやすいですよ。
※エミシアでも痩身治療でGLP-1ダイエットを行っています。
食習慣の見直し
食習慣を見直して、太りやすい体質を改善しましょう。
ポイントは以下の3つです。
- 栄養バランスを整える
- ゆっくりよく噛んで食べる
- 食物繊維を先に食べる
※参考:厚生労働省「食事バランスガイド」
栄養バランスを整え、食物繊維を先に食べるのがポイントです。
早食いは肥満に繋がるため、一口30回を目安に噛む習慣を作れば満腹感を感じやすくなります。※
間食が好きで辞められないという方は、脂質の多いものを控え、果物やナッツ類を選ぶといいでしょう。
※参考:厚生労働省「速食いと肥満の関係」
軽い運動
軽い運動を取り入れて、太りやすい体質を改善することが可能です。
厚生労働省の調査では、日本で運動習慣のある人の割合が減少傾向にあることが分かっています。
運動する男女の割合は以下の通り。
運動する男性の割合 | 女性する男性の割合 | |
平成20年 | 33.3% | 27.5% |
平成30年 | 31.8% | 25.5% |
※1回30分以上の運動を、週2回行い1年以上継続している者の割合
※引用:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動分野の取組」
運動習慣が身についている人は2~3割程度なので、今の生活に少し運動を取り入れるだけで、体の変化を感じられるかもしれません。
歩くときに速歩きしてみたり、座りながらできる筋トレを取り入れてみたり、短時間で行える運動をしてみましょう。
医師に相談(メディカルダイエット)
ダイエットが続かないと思ったら、医師に相談してみるのも一つ。
医療機関で行うダイエットはメディカルダイエットとも言われ、医療に基づいたアドバイスをもらえます。
太りやすい体質を改善するために、どのような治療を受けると良いか明確になるはずです。
もし食欲を我慢するのが辛く、ダイエットが上手くいかないという方は、一度相談してみましょう。
エミシアクリニックのダイエット注射と内服薬治療
当院のダイエット療法は、痩身治療に携わってきた専門医師が担当致します。
自然にダイエットできリバウンドの可能性も低いため、無理せず痩せたい方に選ばれる治療です。
エミシアクリニックがおこなう治療は、リベルサス(内服薬)とサクセンダ(注射薬)の2種類
【エミシアクリニックのGLP-1ダイエットのポイント】
- 内服薬は1日1回お水で飲むだけなので続けやすい
- サクセンダは一日一回注射するだけで痩身を目指せる
- オンライン遠隔診療が可能
- 術後のアフターサポートが充実
- 医療ローンを利用した分割払いも対応※当社指定の基準あり
※1週間に1回注射するタイプもありますが、副作用のリスクが高いため推奨していません。
当院では便利な『オンライン診療』を導入しております。
いつどこからでも診察を受けられるため、忙しい方・近くに病院がない方も受診可能です。
さらに処方後も医師や看護師が患者様のダイエットをサポートいたします。
医療ローンにも対応しておりますので、クレジットカードがない方でも分割価格でご利用いただけます。※当社指定の基準あり
さらに国民生活センターの規定に従い、8日間のクーリング・オフにも対応しています。
【特記事項】
※本施術は、痩身治療としては未承認の糖尿病治療薬(GLP-1 受容体作動薬)を使用した自由診療です。
※薬機法に基づき、医師による個人輸入にて導入・治療を行っております。
※同一の成分・性能を有する、他の国内承認医薬品等として、糖尿病治療薬(GLP-1 受容体作動薬)があります。 ※GLP-1は、アメリカのFDA(食品医薬品局)や韓国の食品医薬品安全処、欧州連合加盟28ヶ国で肥満症の適応で承認を取得しています。
▼エミシアクリニックのGLP-1オンライン診療は最短5分で完了
※最速当日発送の全国に配送が可能です。
GLP-1については詳しくはこちらで解説しています。
太りやすい体質の方は食習慣を見直してみよう
太りやすい体質の方は食習慣を見直し、軽い運動をとりいれてみましょう。
また運動が苦手で、食欲を抑えるのが苦手ならGLP-1ダイエットも一つの手段です。
エミシアクリニックでもGLP-1ダイエットをオンラインで受診可能ですので、気になる方はお気軽にご相談ください。
この記事を監修した医師
上野 一樹
UENO KAZUKI
2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 エミシアクリニック 院長就任
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