糖尿病でEDになるのはなぜ?主な原因や治療方法、改善までの流れを解説 | 【公式】EMISHIA CLINIC 丨 エミシアクリニック

糖尿病でEDになるのはなぜ?主な原因や治療方法、改善までの流れを解説

糖尿病でEDになるのはなぜ?主な原因や治療方法、改善までの流れを解説

糖尿病を指摘されてから、朝立ちが減ったり、性行為中の勃起を維持できなくなったりして、ED(勃起不全)かもしれないと不安になる人もいるでしょう。

実は、糖尿病とEDには深い関係があります。糖尿病患者がEDを発症するリスクは、健常者の2〜3倍にのぼるという報告もあり、決して珍しい症状ではありません。

ただし、悲観する必要はありません。原因を正しく理解し、適切な治療と生活習慣の見直しを行えば、症状の改善は十分に見込めます

この記事では、糖尿病がEDを引き起こす主な原因や治療法、改善までの流れを解説します。

糖尿病とEDの関係性が気になる人や、自分が当てはまるかどうか知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

エミシアクリニックのオンライン診療

EDLP

糖尿病によるEDの改善には、血糖コントロールに加え、症状に応じた治療薬の活用が大切です。

エミシアクリニックでは、EDに関するオンライン診療を行っています。

たとえば、次のような悩みがある人は、医師への相談を検討しましょう。

  • 糖尿病を指摘されてから朝立ちが減った
  • 性行為の途中で勃起を維持できない
  • 糖尿病でもED治療薬を使えるか不安
  • 通院せずに自宅で診察と処方を受けたい

エミシアクリニックでは、スマートフォンやPCで完結するEDオンライン診療を提供しています。

診察から治療薬の処方、自宅への配送まで対応しているため、通院の時間がとりにくい人や対面受診に抵抗がある人は、お気軽にご相談ください。



上野 一樹先生

この記事の監修者
エミシアクリニック院長
上野 一樹先生

2020年 医師免許取得
2020年 倉敷中央病院 初期研修医
2022年 神戸市立医療センター中央市民病院 救急科
2023年 9月 エミシアクリニック 院長就任

糖尿病とEDの関係

糖尿病は、EDを招きやすい疾患のひとつです。

ED診療ガイドラインによると、糖尿病患者の35〜90%にEDがみられるとされており、発症時期も、非糖尿病患者と比べて10〜15年早いとの報告があります。

EDは原因によって、次のように分類されます。

種類主な原因
器質性ED血管・神経・内分泌などの身体的要因
心因性ED緊張・不安・ストレスなどの心理的要因
混合性ED心因性と器質性が組み合わさったもの
薬剤性ED服用中の薬が影響しているもの

糖尿病性EDは、主に器質性EDに分類されます。血糖値が高い状態が長く続くと、血管や神経が徐々に傷つき、勃起に必要な血流や神経伝達の働きが低下します。

出典:日本性機能学会・日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン 第3版」

糖尿病がEDを引き起こす原因

糖尿病によるEDには、主に次の5つの原因が関わっています。

糖尿病がEDを引き起こす原因

複数の原因が同時に重なるケースも多いため、自分にどれが当てはまるかを把握しておくと、治療方針を整理しやすくなります。

EDの原因について詳しくはこちら!
【医師監修】ED(勃起不全)の原因とは?年代や心理的・身体的に分けて解説
勃起が持続しない原因は?硬さを維持する対策とED治療薬

血流障害

糖尿病によるEDの原因のひとつは陰茎への血流低下です。

勃起は性的な刺激を受けると、脳からの指令が神経を通じて陰茎に伝わり、血管が広がって海綿体に血液が送り込まれることで起こる現象です。

しかし、糖尿病により高血糖の状態が続くと、血管の内側が傷つき、動脈硬化が進行します。

その結果、陰茎に十分な血液が届きにくくなり、うまく勃起を維持できなくなります。

性行為中の勃起に関する悩みについてはこちら!
中折れの原因を解説!改善方法や年齢別の対策法も紹介

神経障害

糖尿病によって生じる神経障害も、EDを引き起こす原因のひとつです。

勃起は、脳が受け取った性的刺激を神経を通じて陰茎に伝えることで始まります。

糖尿病が長期化すると、自律神経や末梢神経がダメージを受け、勃起の指令がうまく伝わらなくなることがあります。

足のしびれや感覚の低下、立ちくらみといった症状が出ている人は、神経への影響がすでに現れているサインかもしれません。

血糖コントロールが不十分な期間が長いほど、神経障害は進みやすいとされています。

テストステロンの低下

糖尿病やインスリン抵抗性のある人は、テストステロン値が低くなりやすいとの報告があります。

テストステロンは、性欲や勃起機能、筋肉量、気分の安定など、男性の心身に幅広く影響するホルモンです。

さらに、加齢による男性更年期(LOH症候群)が重なると、テストステロンの低下が加速しやすくなります。

「最近、朝立ちがなくなった」「やる気が出にくい」と感じる場合は、テストステロンが低下している可能性も考えられます。

テストステロン値の改善のために、サプリメントを検討している人はこちら!
テストステロンを増やすサプリはある?効果や副作用、飲むタイミングも解説

参考:一般社団法人日本内分泌学会「男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH症候群)」

服用している薬の副作用

糖尿病の人は、高血圧や脂質異常症などを併発し、複数の薬を服用しているケースも少なくありません。

なかでも次のような薬は、勃起機能に影響を与える可能性があります。

  • 一部の抗うつ薬
  • 循環器系(高血圧など)に関わる薬
  • AGA治療薬や前立腺肥大症の治療薬

薬を服用し始めてから「勃起しにくくなった」と感じたときは、自己判断で服用を中止せず、必ず処方した医師に相談してください。

医師の判断によっては、薬の切り替えや量の調整ができる場合もあります。

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AGA治療薬とED治療薬は併用できる?副作用や飲み合わせの注意点を解説
ED治療薬は高血圧でも服用できる?降圧剤との併用や注意点・安全な治療法を解説

糖尿病に伴うストレス・抑うつ

糖尿病を抱えることによる心理的な負担も、EDに影響する可能性があります。

たとえば、次のようなストレスが重なることで、心理的要因による心因性EDのリスクが高まります。

  • 日常的な食事制限
  • 血糖値管理のプレッシャー
  • 将来的な合併症への不安
  • 性機能の低下がもたらす自信喪失

勃起しにくい経験が続くと、「またうまくいかないかも」と不安が強まり、悪循環に陥る場合も少なくありません。

悪循環が続けば、EDの問題がさらに深刻化するおそれもあるため、一人で抱え込まず、医師に相談しましょう。

糖尿病性EDの主な症状【セルフチェック】

糖尿病性EDの代表的なサインは、次のとおりです。

  • 朝立ち(夜間勃起)の頻度が減った
  • 勃起の硬さが以前より弱くなった
  • 性行為の途中で勃起を維持できない(中折れ)
  • 健康診断で血糖値・HbA1cが高いと指摘されたことがある
  • 足のしびれや感覚の鈍さがある
  • 性欲そのものが落ちてきた

セルフチェックはあくまで目安であり、最終的な判断は医師が行います

これら複数の項目に当てはまる場合や、勃起に関する不安がある場合は、医師への相談を検討しましょう。

エミシアクリニックではオンライン診療に対応しており、自宅にいながら医師に相談できます。通院に負担を感じる人は、お気軽にご相談ください。

EDの症状について詳しくはこちら!
EDの症状とは?20代・30代でも起こる原因やメカニズム・受診タイミングを解説

糖尿病性EDの治療法

糖尿病性EDの治療では、原因に応じて次の4つの方法を組み合わせるのが一般的です。

症状の改善を目指すには、医師と相談しながら自分の状態に合わせて治療法を選ぶことが大切です。

EDの診断方法について詳しくはこちら!
ED診断の方法と対処法ガイド!セルフチェックの基準を医師が解説

血糖のコントロール

糖尿病性EDの治療の基本は、血糖のコントロールです。

糖尿病診療ガイドラインでは、合併症を予防するためにHbA1cの目標値を7.0%未満とすることが推奨されています。

血糖値を目標範囲内に保つことで、血管や神経へのダメージを防ぎやすくなり、動脈硬化や神経障害の進行を抑えられるでしょう。

糖尿病全体を適切に管理することが、最終的にEDの改善にもつながります。

生活習慣の改善

糖尿病治療の基本となる血糖コントロールには、生活習慣の改善が欠かせません。

具体的には、次のような取り組みがあります。

  • 適度に運動する(ウォーキングや軽いジョギングなど)
  • バランスのよい食事を摂る
  • 糖質、脂質、アルコールの摂りすぎを避ける
  • 禁煙する
  • 十分な睡眠をとる

できることから段階的に取り組み、継続することが大切です。

血糖値が安定していくと、性機能にもよい傾向がみられるでしょう。

EDと生活習慣の関係について詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせてご覧ください。
EDが治るきっかけとは?自然に回復する可能性と改善方法を解説
EDは筋トレで本当に治る?改善が期待できるメニューと注意点についても解説
食事でEDは治る?意識して摂りたい食べ物や改善に役立つ生活習慣

ED治療薬の併用

糖尿病によるEDの治療として、ED治療薬を使用する場合もあります。

ED治療薬(PDE5阻害薬)は、陰茎の血管を広げて血流を促し、勃起をサポートする薬です。

糖尿病によるEDでも、改善が期待できる場合があります。

ただし、効果には個人差があり、糖尿病の状態や他の薬との組み合わせによっては使用できないケースもあります。

ED治療薬の使用を検討する際は、必ず医師に相談しましょう。

各ED治療薬の違いについて詳しくはこちら!
ED治療薬を比較!硬さや勃起力の違いと目的別に使い分けるコツを解説

その他の治療

代表的な治療で十分な効果が得られない場合は、次のような選択肢が検討されることもあります。

治療法概要
陰茎海綿体注射(ICI)海綿体に直接注射し、血流を促す方法
ホルモン補充療法(TRT)テストステロン低値と判断された場合の選択肢(注射・ジェル製剤)
心因的要因へのアプローチカウンセリング・認知行動療法など
陰圧式勃起補助具器具を使って物理的に勃起を補助する方法

ホルモン補充療法は、前立腺や心血管リスクとの兼ね合いを慎重に判断する必要があります。

いずれの治療も医師の診断のもと、適応を確認したうえで、治療方針を決定します。

糖尿病性EDから改善するまでの流れ

糖尿病によるEDは、段階的に改善を目指していくのが一般的です。

おおまかな流れは、次のとおりです。

糖尿病性EDから改善するまでの流れ
  1. 受診・診断
  2. 生活習慣の見直しと血糖コントロール
  3. ED治療薬の検討
  4. 専門的な治療の検討

改善までにかかる期間には個人差があり、原因や糖尿病の進行状況、体質によっても異なります。

早い段階で対策を始め、適切な治療ステップを踏むことが、改善に向けて重要です。気になった段階で、一度医師に相談してみるとよいでしょう。

糖尿病の人はED治療薬を使えるのか

糖尿病の人でも、医師の診断のもとであればED治療薬を使用できるケースはあります。

実際、糖尿病性EDの治療において、ED治療薬(PDE5阻害薬)は代表的な選択肢のひとつです。

また、併用してはいけない薬や、注意が必要な薬・状態があります。

とくに、インターネットでの個人輸入には偽造品のリスクもあり、命に関わる副作用につながるおそれがあります。自己判断や個人輸入での使用は避けましょう。

使用できない人

ED治療薬を使用できない代表的なケースは、次のとおりです。

  • 硝酸薬(ニトログリセリンなど、狭心症・心筋梗塞の発作時に用いられる薬)を服用している人
  • sGC刺激薬(リオシグアトなど)を服用している人
  • 重度の心血管疾患を抱える人
  • 最近、心筋梗塞や脳卒中を起こした人
  • 重度の肝障害がある人

とくに硝酸薬との併用は絶対禁忌です。併用すると、急激な血圧低下を引き起こす危険があります。

過去に狭心症の発作を経験したことがある人や、発作時に備えてニトログリセリンを携帯している人は、受診時に必ず申告しましょう。

注意が必要な人

絶対禁忌ではありませんが、次のようなケースでは慎重な判断が必要です。

  • α遮断薬や複数の降圧薬を服用している人
  • 肝機能・腎機能に問題がある人
  • 不整脈や心不全の既往がある人
  • 視覚異常の既往がある人

糖尿病の人は、高血圧や脂質異常症などの合併症があり、複数の薬を服用している場合があります。

服用中の薬は、処方薬や市販薬、サプリメントまで含めて、医師に伝えておきましょう。

エミシアクリニックのEDオンライン診療

エミシアクリニックでは、EDに関するオンライン診療を行っています。

糖尿病が原因のEDは適切な治療によって改善が期待できる一方で、ED治療薬には併用できない薬や注意が必要なケースもあります。

自己判断ではなく、医師の診断をうけたうえで治療を進めることが重要です。

オンライン診療を利用すれば、スマートフォンやPCから医師に相談でき、ED治療薬の処方から自宅への配送まで対応しています。

公式LINEから24時間予約を受け付けているため、忙しくて通院が難しい人や対面での診察に抵抗がある人にも利用しやすい方法です。

「糖尿病が原因かもしれない」「まずは相談だけしてみたい」という人は、お気軽にご相談ください。



EDオンライン診療についてはこちら!
ED(勃起不全)のオンライン診療!治療の流れや処方薬を医師が紹介

糖尿病とEDに関してよくある質問

糖尿病とEDに関して、よく寄せられる質問は次のとおりです。

事前に疑問を整理しておくことで、診察や治療がスムーズに進むでしょう。

糖尿病性EDは治りますか?

糖尿病性EDは、ED治療薬の使用や血糖コントロール、生活習慣の改善によって、症状の改善が見込めます

ただし、完全に治すのは難しいとされています。

糖尿病による血管や神経のダメージは蓄積していくため、完全に元の状態へ戻すのは容易ではありません。

「糖尿病だから仕方ない」と諦めず、早い段階で専門的な治療を受けることが大切です。

糖尿病で性行為ができなくなりますか?

糖尿病でも、性行為は可能です。

血糖値のコントロールが安定していれば、性行為に問題なく取り組めることも多いでしょう。

一方で、血糖値のコントロールがうまくいかなかったり、糖尿病の合併症が進んだりすると、性欲や勃起機能が低下することがあります。

気になる変化があれば、糖尿病の診察の際に医師へ相談しておくと安心です。

性行為がうまくできないときの対処法はこちら!
たたないときの対処法は?原因別に今すぐできる対策と病院に相談すべき目安を解説

糖尿病性EDの治療は保険適用されますか?

ED治療薬は、原則として保険適用外(自費診療)です。

一方、糖尿病そのものの治療や、糖尿病性神経障害・血管障害に対する治療は、保険適用の対象となります。

費用については、受診時にED治療薬の種類・用量と診察費用をあわせて確認しておきましょう。

糖尿病によるED症状に悩んだら医師に相談しよう

糖尿病によるEDは、血流障害や神経障害、テストステロンの低下、薬の副作用、心理的な負担など、さまざまな原因によって起こります

ガイドラインによると、糖尿病患者の35〜90%がEDを発症し、その発症時期は非糖尿病患者よりも10〜15年早いとされています。

症状の改善を目指すには、次の4つの対策が大切です。

  • 血糖のコントロール
  • 生活習慣の改善
  • ED治療薬の活用
  • 必要に応じた専門的な治療

ED治療薬は、医師の診断を受けることで安全に使用できます。

ただし、糖尿病のある人は、他の薬剤との併用や注意が必要な薬もあるため、必ず医師の指示に従いましょう

エミシアクリニックではEDオンライン診療を提供しています。

ED治療薬の処方から自宅への配送まで対応しているため、気になる症状がある人はお気軽にご相談ください。



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